【裏話】 中の人ネタは封印!?本編15話、ボツネタ大公開〜(笑)
闇堕ち配信者、リヒトが初登場する第15話ですが……。
実は、最初はこんなネタも考えてましたw
個人的には、こういうノリは大好きなのですが……流石にふざけ過ぎかなぁと思って、封印しました(笑)
供養と思って、こちらにアップさせて頂きます!
……では、どうぞ!
やがて——。
「……おい、見ろ!」
バルガンが顎をしゃくった先……
岩陰に、黒いローブをまとった人影が倒れていた。
「人間……? 冒険者かしら?」
ノエルが小さく呟く。
「う、うぅ……たすけてください……」
倒れていた青年は、私たちに気がつくと弱々しく顔を上げた。
掠れた声で苦しそうに腹部を押さえ、どうやら瀕死の怪我を負っているようだ。
みきぽんが心配そうに一歩踏み出す。
「おねーたん……このひと、かわいそうでち」
「……待って、みきぽん!」
私は慌ててみきぽんの腕を掴んだ。
——なに、この感じ。
確かに声は弱っているのに、耳にまとわりつくような嫌な響きが混ざっている。
背筋をなぞる寒気。息が詰まるような違和感。
(……ッ、この声……どこかで……)
聞いたことがある。これは……。
「……石⚪︎彰だわ……この人、信じちゃダメ!」
【ちょwww】
【中の人ネタやめろww】
【あー……(察し)】
【もうコイツ絶対裏切るキャラじゃんwww】
「待て」
リゼは歩み寄ると、青年に剣の切先を向けた。
「本当に弱い冒険者なら、こんな洞窟の奥深くまで生きて辿り着けるはずがない……そうだな?」
青年はそれを聞くとゆっくりと立ち上がり、フードを取った。
そこに現れたのは——鋭く光る眼と不適な笑み、ブリーチし過ぎた金髪。
そして大きなヘッドセット。
「フッ……バレちゃしょうがねーな……」
彼は不気味に口角を吊り上げた。
「俺の名は——リヒト。バロール様の“腹心”だ!」
【早速裏切ってるーーーっ!?】
【あああやっぱコイツ石⚪︎ボイス枠だわwww】
「おねーたん……こえだけでわるいひとってわかったの、すごいでち!」
。*❅┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈❅*。
……いかがでしたでしょうか?
うーん、やっぱりいろいろ怒られそうだから、本編こっちにしなくてよかったですよね( ̄▽ ̄;)
本編と読み比べていただきますと、私がどのようにネタを取捨選択しているか、あるいはどこを追加してブラッシュアップしているか……そんな所も垣間見えて面白いかもしれませんね。
ちなみに石⚪︎彰さんは、非常に優れた演技力をお持ちで、心から尊敬しています。
最近では『昭和元禄落語心中』が素晴らしいと思いました。
老成した落語家の、背筋がゾクリとするような噺をされていて、うわぁすごいなぁと思っていたら……。
同じキャラの若い頃を描くシーンでは、
「一生懸命やってはいるんだけど、なんか面白みに欠ける落語」
を、見事に演じ分けられていたのがとても印象的でした。
もちろん若い頃とはいえ、その段階でも何年も話芸を磨いているわけですから、たどたどしい「下手」ではないんです。
話術はあるんだけど「心に響いてこない」という……
「内面の未成熟さ」や、「まだまだ伸び代のある落語」とでもいいますか、そういう微妙な演技をされていたのが、キャラを掴んでいるなぁと、とても印象的でした。
最後までお読みいただいてありがとうございます。
↓↓↓15話の本編はこちらからお楽しみください
『異世界で待ってた妹は、モーニングスターで戦う魔法少女(物理)だった件』
本編はこちら → https://ncode.syosetu.com/n5538ky/




