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『いもモー裏話』.....おねーたんたちの秘密、知りたいでち?  作者: 未知(いまだ・とも)


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18/19

【設定資料集】怒れる京女!?シナリオ班チーフ・小林琴葉のキャラ設定とその秘密

今回は、ティルナノのキャラたちに命を吹き込む、シナリオ班チーフの小林さんのプロフィールです。

本編には未登場ですが、エッセイの方で登場したので先にご紹介させていただく形になりました。

挿絵(By みてみん)


【基本情報】


名前:小林琴葉こばやし ことは

年齢:31歳

性別:女性

所属/肩書き:株式会社 IsotopeGene シナリオ班チーフ

職業:リードシナリオライター/世界観・キャラクター設定統括


【外見】


髪:やや長めの黒髪ボブ。後ろでゆるく一つ結びにしていることが多い

瞳:黒に近い焦げ茶。ふだんは穏やかで、じっと人の話を聞くときだけ少し細くなる

服装:白シャツにカーディガン、細身のパンツ、ローヒール。地味に見えるが清潔感と知性を感じさせるオフィスカジュアル

特徴:

・メガネをかけたり外したりするクセがある(考え込むとレンズを指でつつく)

・笑うと目尻が柔らかく下がり、いかにも人の良さそうな雰囲気になる

・怒ったときだけ、抑えていた京ことばがじわっとにじむ


【性格】


一言でいうと:静かに火力の高い、現場のブレーキ兼アクセル


主な性格:

・基本は穏やかで理性的

・感情より構造で物事を整理するタイプ

・しかし、キャラとプレイヤーの幸せに関わると途端に頑固になる


長所:

・キャラクターの心理と成長ラインを立体的に組むのがうまい

・人の話を最後まで遮らずに聞き、要点だけをすっと抜き出せる

・感情的になりすぎた会議を、落ち着いた一言で着地させる調整力がある


短所:

・嫌なことをすぐには表に出さないため、溜め込みがち

・納得していない時に出る薄い笑顔が、周囲には逆に怖がられている

・締切前は自分の原稿に集中しすぎて、食事と睡眠を削りがち


怒ると京ことばになるスイッチ:

・キャラの性格に反する安直な展開を押し付けられた時

・現場の苦労を知らないまま数字だけで物を言われた時

・シナリオ班のメンバーが理不尽に責められた時


【能力・スキル】


得意分野:

・長期運営を前提とした世界観と設定の構造設計

・キャラクター同士の関係性を軸にした物語ラインの構築

・イベントシナリオの山場と余韻のコントロール


使用武器/魔法:

・赤ペン、テキストエディタ、社内シナリオ管理ツール

・ホワイトボードと付箋を使った構造化会議


必殺技:

・一見ふつうの一行に見えるのに、プレイヤーの心に刺さるセリフを書き足して、イベント全体の印象をガラッと変える

・会議で意見が割れている時に、全員の要望を整理した一枚のメモを出して「これでどうでしょうか」と静かに提示し、空気を一瞬でまとめる


・『よろしおすなぁ』

一見ほめているようでいて、実は「その案、本気で止めてます」の合図。張り付いた笑顔が会議の空気を一瞬で引き締める

・『それ、どなたが喜ばはるんです?』

やんわりしているのに、企画の存在意義を急所から刺してくる質問

・『ほう……おもろいこと言わはりますねぇ』

ニコニコしつつ実質「その発想は無いです」の婉曲却下

・『うちの子ら(キャラ)、そないな扱いされたら泣きますえ』

キャラ保護モード全開。ここまで言われた案はだいたい二度と出てこない


弱点:

・グラフィック班の3D専門用語にはやや弱く、ミーティング中に知らない単語が出ると、メモしてあとでこっそり検索する

・ラフ画を見てテンションが上がりすぎ、予定よりイベントを盛り込み過ぎることがある


【人間関係】


主人公(瑛士)との関係:

・初期ティルナノ企画段階から一緒に走ってきた、ほぼ戦友ポジション

・仕事上はチーフディレクターとチーフライターとして、遠慮なく意見をぶつけ合える相手

・瑛士のことは表向きは「サカキくん」と呼ぶが、本気で心配した時だけ「榊原さん」と苗字で呼ぶ


新堂との関係:

・ノリと勢いでシステムを動かす新堂に、よく頭を抱えさせられている

・ただしプレイヤー視点の鋭さを誰よりも評価しており、バトルの気持ちよさに関しては全幅の信頼を置いている

・新堂がやらかした時に一番最初に説教するのは小林だが、その後にフォローするのも小林


敵対者との関係:

・決算や数字しか見ない上層部とは、しばしば静かな攻防を繰り広げている

・ユーザーの信頼を軽視した打ち手を提案されると、穏やかな笑顔のまま論理でねじ伏せる


【背景】


生い立ち:

・京都市内の古い商店街の近くで育つ

・祖母に連れられて歌舞伎や文楽を観に行くうちに、物語と芝居に強く惹かれるようになる

・高校時代は演劇部で脚本と演出を担当し、地方大会で賞を取ったこともある


学生時代:

・関西の国立大学文学部に進学。専攻は日本近代文学と脚本論

・在学中から地元の小劇団の脚本を手伝い、夜行バスで東京に観劇に行く生活を送る

・ゲームシナリオとの出会いは、大学2回生の時に遊んだ、とあるRPGのイベントシーン

 エンディング後、エンドロールのシナリオ担当欄を初めて真剣に見て

 「こういう物語の作り方もあるんや」と進路を決める


IsotopeGeneに入るまで:

・卒業後、最初は広告代理店のコピーライターとして就職

・企画書とキャッチコピーに追われる日々の中で、「人の人生に長く寄り添う物語を書きたい」という気持ちが強くなり転職を決意

・ゲームシナリオの募集を探し、東京の小さな開発会社を経て、物語性の高いオンラインタイトルを企画していた IsotopeGene に合流


過去の出来事:

・以前担当していたタイトルで、シナリオイベントの結末がユーザーの期待と大きくズレて炎上した経験がある

・その時に「プレイヤーの積み重ねを軽く扱ってはいけない」と強く自戒し、それ以降、キャラが積み上げてきた時間と関係性を何より大事にするようになった


動機・目的:

・ティルナノという世界を、ただの消費コンテンツではなく「誰かの居場所」にしたい

・現実でしんどい日を過ごした人が、ログインした先で少しだけ呼吸をしやすくなるような物語を書きたい

・瑛士や新堂をはじめとした開発メンバーの「想い」を、シナリオとしてちゃんと受け止めて形にしたい


【物語での役割】


初登場:

・「ティルナノ開発秘話」シリーズ、ティルナノ生放送回(今後公開するかも?)


物語上の立ち位置:

・開発現場の中で、プレイヤーとキャラの代弁者となる存在

・暴走しがちな現場のテンションに、物語的な視点からブレーキとアクセルを同時に踏む役目

・ときどき京ことばが漏れることで、読者に「これは本気で怒っている」と伝えるサイン


見せ場/転機:

・マーケ会議で、キャラ改変案を出された際に、静かな京ことばで上層部を論破するシーン

・瑛士が責任の重さに押し潰されそうになった夜、誰もいない会議室で彼にだけ本音をこぼすシーン

・新堂の暴走案を一度は却下しつつも、プレイヤーの楽しさを信じて、条件付きで採用へと導くシーン


【裏話・メタ情報】


名前の由来:

・一般的な苗字をあえて選び、親近感を出してみた


デザインの元ネタ:

・外見は、作者が過去に一緒に仕事をしたゲーム会社社員のイメージ、性格や仕事への姿勢は……私自身!?

・京言葉は、作者が過去にどハマりしたゲームキャラクターが使っていたので。当時はめっちゃ京ことばの勉強をしました……(笑)


作者メモ:

・瑛士や新堂が「前線で戦う人」だとしたら、小林は「戦場の地図を管理している人」

・ティルナノ世界の裏側で、物語の骨組みを支えている存在なので、本編に出す量は少なめでも印象に残るようにしたい

・怒った時だけ京ことばになるのは、感情を抑えきれなくなった瞬間に本来の地が出るという演出


【現実での設定】


配信・ゲーム内での扱い:

・ゲーム内には直接キャラクターとしては登場しないが、ティルナノの主要NPCのセリフやイベントの多くを担当している

・重要キャラのイベントにも深く関わっており、まきぽんが泣かされたシーンの多くは小林の台本だったりする


現実世界でのイメージ/モデル:

・プレイヤーからすると、スタッフロールのシナリオ欄にちらっと名前が載っているだけの人

・だが、本編や裏話を読んだ読者には「ティルナノの母」として認識されるポジション


その他:

・休憩時間にコンビニおにぎりと緑茶だけで原稿を進めている姿を、新堂に「燃費のいいハイブリッド車」と言われたことがある

・怒った時の京ことばは、社内チャットでは出ないが、対面の会議だと時々こぼれる

・本人は方言を出すのが少し恥ずかしいと思っているが、瑛士はその時が一番「本音で話してくれている」と感じている

小林さんが登場するお話は、まだ未発表ですが、プロットや作品自体はすでにいくつか書かれています。

いつの日か、発表される日を楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。


ティルナノのゲーム作りをしている、アイソジーンのみんなの活躍はこちら!


【ゲーム開発の裏側】孤独に寄り添う賢者 〜100時間の残業と1000日の徹夜を越えて〜

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