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『いもモー裏話』.....おねーたんたちの秘密、知りたいでち?  作者: 未知(いまだ・とも)


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【設定資料集】ティルナノでいちばん温かいギルド——『白銀の角笛団』の秘密

挿絵(By みてみん)


◆ 名称:『白銀の角笛団』(はくぎんのつのぶえだん)


角笛は仲間を導き、闇を祓い、帰るべき場所へ呼び戻す——

そんなケルトの象徴性をまとうギルド。


エリアスはこの名に、

「迷った者がきちんと還る道を示してやりたい」

という願いを込めた。


◆ ギルドの理念


『白銀の角笛団』は、王都リアンナハでも珍しい「初心者のためのギルド」。

その成立理念は、ギルドマスター・エリアスが掲げた次の一文に集約される。


「どんな冒険者にも、最初の一歩を踏み出す場所を」


数多のギルドが実力主義で即戦力のプレイヤーのみを求める中、角笛団は異彩を放つ。

ゲームを始めたばかりでも、

忙しくてなかなかログインできなくても、

やる気と情熱と仲間への愛情さえあればそれでかまわない。


「まずはうちで経験を積めばいい」

「帰る場所があるだけで、人は強くなれる」


そんな思想を貫き、ティルナノのリリース以来、多くの冒険者を育て、巣立たせてきた。

エリアスは、かつて自分が救われた優しさを、この場所に再現しようとしている。

(この原体験は後日単体の作品として描かれる予定)


基本的にGvG戦、PvP戦には注力しない。

そしてエリアスは、戦い方は教えるが、パワーレベリングなどの特定のプレイヤーに有利になるような行為は行わない。


エリアスが初心者に与えてくれるのは、「知恵」と「経験」、そして「優しさ」のみである。


◆ ギルドハウス


角笛団は単なるバトル時だけ協力するパーティーではなく、共同生活を行う集団でもある。

メンバーは主にギルドハウスで暮らし、食事時には

新人もベテランも同じテーブルを囲み、日々の出来事を語り合う。


こうして、孤独に冒険を始めた者たちに、ティルナノでの

「最初の居場所」を作ってほしいと、エリアスは考えた。


◆ ギルドハウスの構造


一階:

・広い食堂と談話スペース

・大きな暖炉

・共同キッチン

・薬草の棚(ノエル専用)


二階:

・団員の個室

・書斎(エリアスの私室でもある)

・簡易の治療室

・客用の小部屋(新人や、団員以外の冒険者用の部屋)


屋根裏:

・武器、防具の保管

・巣立った仲間の記念品など


庭:

・井戸

・剣技の練習場と木製のダミー人形など


新人が寝泊まりするための部屋が多く作られており、

「成長したら巣立つ」ことを前提に造られた、温かく居心地のよい家となっている。


◆現在の主力メンバー


今ギルドに残っているのは、以下の五名(プラス一名)。


・エリアス(宮廷ドルイド/ギルドマスター)

・バルガン(戦士/料理長)

・ノエル(薬師/吟遊詩人)

・リゼ(剣士/黒翼団長)

・まきぽん&みきぽん(新人冒険者)


◆メンバーの生活


ギルドでは先輩後輩、役職の区別なく、家事は全員で分担する。


・栄養管理:バルガン(団員の胃袋を支える存在)

・薪割り:バルガンとリゼ

・薬草管理:ノエル

・剣術指南:リゼ

・魔法・戦術指南:エリアス

・掃除、洗濯、雑用:まきぽん、みきぽんが担当するが、基本的にみんなでやる


肩書きや戦闘力とは無関係に、皆が一緒に生きている家族のようなギルド。


【おまけ】ケルト文化における「角笛」とは——


1. 戦いの始まりを告げる号令の象徴


ケルトの戦士たちは、戦場に赴く際、獣角のホルンを鳴らして仲間を鼓舞した。

・戦の開幕

・士気の高揚

・軍団の統率

・部族の威厳の誇示

戦士たちは、角笛の音に祖先の力が集うと信じていた。


2. 境界を守る魔除けの象徴


角笛は、音そのものに魔を払う力が宿るとされていた。

ケルトでは「大きく澄んだ音は、異界の影を退ける」という信仰がある。

だから角笛は

・祭りの始まり

・儀式の区切り

・霊的な侵入を防ぐ「境界線」の知らせ

にも使われた。


ギルドハウスの壁にかけられた角笛の紋章には、

「ここは守られた場所」という結界的な意味も込められている。


3. 王権・英雄の象徴


古代アイルランドの叙事詩では、勇者の帰還のときに角笛を鳴らして迎える描写が多い。

角笛は

・英雄を称える

・王に忠誠を誓う

・部族の誇り

などの重要なシンボルでもある。


4. 異界との通信・霊的感応


ケルト神話では、角笛は異界との境界を震わせる道具としても扱われた。

角笛の音が「道」を開き、

・英霊

・精霊

・神々

へ祈りを届ける媒体になるという信仰がある。

巣立って新たな道を見つけた者にとっても

ここに残ると決めた者にとっても

いつの日も変わらない温かな我が家——


それが『白銀の角笛団』です。

皆さんにも、そんなあたたかい「居場所」が見つかりますように……。

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