表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/18

── ダンジョン 未踏査 領域 ──


「──で?」


「この隠し部屋に封印されていた古代文明の遺産、 "魔粒子" がダンジョン外部に流出。

モンスターに取り憑いて変異させているものと思われます。」


「その "魔粒子" とやらだが、なにか対策はあるのか?」


「取り憑いた対象が死亡すると魔力を失いますが、すぐさま他の対象に取り憑いて魔力をチャージする性質があります。

現在、特殊な容器に封印する他に有効な対策は見つかっておりません。」


「……その特殊な容器は、すぐ手に入るのか?」


「すでに学都に使いをやって協力を要請中ですが、容器を使うことの出来る人材と共に到着するのは、早くて一月後(ヒトツキゴ)かと……」


「長いな……

このところの騒ぎを見るに、暴走してるようにしか見えん……。古代文明では一体 どうやって制御していたのだ?」


「この部屋に安置されている "(ヒツギ)" に眠る本体が遠隔 操作していたようです。」


「では棺を破壊して、その本体とやらを倒せば いいのではないか?」


「それなのですが……

すでに棺の生命 維持 装置は機能しておりません。」


「つまり、本体は──死んでいる?」


「はい──変異体 発生の不規則性、近くにいた者を襲うだけと言う行動の単純さから、おそらくは……」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ