2の5、マスク洗浄大作戦 ~マスクの洗濯を実践~
マスクを洗いました。
さあ、実際にマスクを洗濯する。
洗濯するマスクは使い捨てマスク。フィルターはポリプロピレン。
道具と洗剤と漂白剤を準備した。
台所用の洗い桶と洗濯ネットとゴム手袋。
洗剤は食器洗い用の洗剤。漂白剤はキッチン用塩素系漂白剤。
まず洗い桶にお湯を張って洗剤と漂白剤を入れてもみ洗い。洗剤と漂白剤の濃度は未だに模索中だ。
漂白剤製品の使い方に書いてある漬け洗いの割合を参考にした。
しっかりと手袋をつけてゆっくりと押し洗いを行った。
そのまま15分ほど漬けておいて洗濯ネットに入れ多めの水で洗濯。
洗濯の方法は『念入り』を選んだ。
洗剤と漂白剤で十分に細菌や花粉やウイルスや口の中から供給された栄養分は除去・滅菌されるだろう。
一番心配なのは残留する洗剤や漂白剤の成分だ。これらは当然人体に有害なものだからしっかりと除去だ。
洗剤は界面活性剤だから細胞を壊す。細胞膜と破壊には界面活性剤が有効なのは知られている。細胞の脂質成分を除去するのに使われる。
以前研究を行っていた時には細胞内から核酸を取り出すのによく使った。どんな界面活性剤を使うかが核酸をうまく取り出すポイントになった。
もちろんたんぱく質の除去もポイントだったけどね。
漂白剤はたんぱく質を壊したりする成分も含まれている。水酸化ナトリウムがそうだ。だから汚れもよく落とせるよね。
まあ、『念入り』で濯げば大丈夫だろう。
洗ったあと臭いを嗅いだ。
「大丈夫みたいだね」
「塩素臭はないみたいね」
「じゃあ干そうか」
「天日の方がいいんじゃないの?殺菌の利くよ」
「却下。何のためにマスクを使うか忘れた?」
「ああ、花粉だわね」
「室内でほこりの少ないところで乾燥だ!」
乾燥は速やかにできた。
その後消毒用アルコールをスプレーしてもう一度乾燥。
「完成!」
「おめでとう」
さて試着。
「フィルターが薄くなったような。空気の通りがいいね。耳ゴムも弱くなったような感じがする」
※個人の感想です。
「ガーゼや脱脂綿を使う?」
「ティッシュでいいんじゃないの?」
「それでいいかな」
ティッシュは食事などで外すときにはティシュを交換した。
これで使用方法を検証だな。何回まで選択可能化も検証したほうがいいかな。
マスクの二重使用もいいかな。マスクの間には脱脂綿やティシュを使用するといいかも。
息苦しくないか?
私は大丈夫だよ。
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