閑話4の2、マスクの神様登場2
人混みは怖い!
そんな時に急用で浅草橋まで行くことになった。
浅草橋まで書類を届けなくてはならない。
南大沢からは京王相模原線で新宿に行き、総武線で浅草橋へというのがオーソドックスなルートだ。
正直に言って、この時期に人混みには行きたくはない。
特に乗り換えの新宿駅は嫌だな。
電車の中も嫌だよ。コロナウイスがいそうだよ。
行かない訳にはいかないので午後3時半過ぎに南大沢駅に向かった。
乗車したのは新宿行きの準特急。
車両は後ろから2両目。この時間なら少しは空いているだろうと考えた。
案の定、大変に空いていて座席につくことができた。車内も空いて座席も多く空いていた。
そんなときのアナウンス。厚労省や国交通省からの要請で新型コロナウイルスの対策をしていてその一環で空調を切っているとのことだ。
空調で拡散するのも怖いけどそれ以上に手すりやつり革から感染するのが怖い。
だから車内ではできるだけ手すりやつり革に触らないようにした。
そうこうするうちに新宿に到着。できるだけ人の少ないところを通って甲州街道に出るとする。
甲州街道に出る前にトイレに寄ったけどね。手をしっかりとあらう癖もついてきた。
う、人が多い。
きっと新型コロナウイルスだけでなく多くの病原体がこの人混みの隙間の宙に浮かんでいるのだろう。
どこにコロナウイルスがいるかわかったらすごいよね。
『見えるようにしてあげるわよ』
「え、女神様?」
『ピンポン、あたりー。さあ、スキルの覚醒を行うわよ』
「は、はい」
次の瞬間、再び目の奥に痛みを感じた。
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