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突発的進行形  作者: くらくら海月
14/20

14話

 川原で石を拾いながら歩く。最近は飛行も移動手段の一つとして活用しているし、投石で石は使いまくりなので拾える所で拾っておきたい。


 とりあえず得たスキルポイントで使えそうなスキルはLv10を目標に上げてみた。あとは面制圧のためのスキルを何か欲しいかもなのだけど…育てていない息系くらいしかないと思う。伸ばしてたらそのうち臭い息とか覚えてキスティス先生みたいになりかねない…。まぁないとは思うけど。


 なので息系もLv5までは上げてみた。ぶっちゃけ一度も吐いた事ない息系だけど、ここらで試してみる事にした。火炎の息。普通に口から炎が吹き出す。次に酸の息。うわぁ…吹きつけられた木々が酸によってシューシュー音を立てているよ。そんでもって溶けている。これ生物に向けて放つのはかなり勇気がいるなぁ。そして最後に石化の息。…うわぁぁ!?ピキピキいって植物が石化していくよ…これ解除方法あるのだろうか?どれも射程10メートル程。使い勝手は状況によりけりだね。


〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜

<ヒナタ> 種族:亜人 状態:平常 スキルポイント=105

筋力=756 敏捷=147 器用=171 体力=167 精神=228


スキル=剣術15、盾術10、健康な身体10、状態異常耐性10、異世界言語3、収納3、気配察知10、暗視10、怪力15、硬化15、逃走10、偽装3、温度感知10、解体5、脱皮2、突進10、爪撃10、毒霧1、投擲10、魔法感知10、酸の息5、石化の息5、火炎の息5、飛行15、属性耐性10、潜伏10


未取得スキル=噛み付き、鍵足

〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜


 石拾いはこんなもんでいいかな。息の確認も出来たし、いざ出発!連邦首都へ!と、思ってたんだけど…3日後、あれ? 海が見えてきた。そして運河が見える大きな街へと到着した。


 ここルタオ王国はサーポロス連邦のお隣さんらしく、魔族の侵攻もここまでは及んでいないらしい。潮の香りのする漁業と海運で活気のある街並み。ここまで大きな街はこっちの世界に来てから初めてだなぁ。


 折角だからこの街で今まで貯め込んでいた武具を売ろう。その後は食材調達だね。海鮮海鮮♪ その日の食事も海鮮三昧だった。魚の煮付けや蟹の甲羅焼きに海老の塩焼き。刺身で食べる風習は漁師達の間にはあるものの、一般的ではないらしくお店で出しているメニューの中にはなかった。残念。


 次の日、わたしは漁師のもとを訪ねていた。狩りたい獲物がいるのだ。


「何ぃ?蛸を狩りたいだぁ?」

「そうなの!報酬も出しますから船を出してもらえませんか?」

「ダメだダメだ!大体他所もんを船に乗せるわけにいかねぇ!」

「そこを何とかお願いしますよ~報酬は金貨5枚だしますから!」

「金貨だとぉ………し、仕方ねぇな。特別に、だぞ?」

「わぁ♪ありがとうございます!それじゃ蛸壺用意してきますね」



「な、なんでぃ!そのデカイ壺は?!」

「焼き物屋で一番大きい物を買ってきました」


 わたしの身長近くある壺を3壺買ってきたのだ。これを船に積んで蛸の居そうな適当なところへ沈める。


「あんな壺に入るサイズの蛸なんて、ジャイアントオクトパスくらいだぞ…俺の手には負えねぇゾ!」

「大丈夫です。わたし結構強いので。任せてください!」

「ホント頼むゾ…」


 翌日。


 壺を回収に向かう。一壺目…スカ。二壺目…スカ。三壺目…入ってないよー!次は壺の中に蟹を餌として入れて見た。少し場所も変えて再び壺を沈める。


 翌日。


 快晴なれど波やや高し。一壺目…スカ。二壺目…キタ!足の長さを入れたら3~4メートルはありそうな蛸!ジャイアントオクトパスだ!漁師は慌てて大丈夫なのか?!と叫んでいるが、蛸の弱点は知っているのよねぇ。活け〆の方法をテレビで見た事がある。足の付け根だ。そこを銛で突く!


 あれ?上手くいかないな…。えぃ!やぁ!とぉ!四突き目で上手くいった。蛸が忽ち白く染まってゆく。やったー!蛸獲ったどー!そして三壺目にもジャイアントオクトパスが!いやぁ大漁大漁♪


 蛸食べ放題!じゃなくて!狙っていたのは―あったあった。未取得スキルに『光学迷彩』あとついでに『墨吐き』これはいらない…。


 ジャイアントオクトパスのスキルポイントは1ポイントだった。ま、動物だし仕方ないよね。光学迷彩スキル取得後Lv14まで上げた。残りスキルポイントは2ポイント。


 壺と蛸を乗せた船は沈みそうな程狭かった。約束通り金貨5枚支払うと漁師さんはホクホク顔で去っていった。


 街外れにてスキル発動実験を始める。発動!光学迷彩!おお、ジワーっと周囲に溶け込むようにして数瞬に姿が消える。消えるけど走ったり素早く移動していると違和感を感じられるかもしれない。じっとしていれば気配を読まれない限り発見は困難だと思われる。まーこれで人目のあるところで空飛んでも平気でしょ。纏った衣服なども一緒に消えるのはスキルの恩恵かねぇ。謎だけど!


 スキルポイントも空だけど、お金もぶっ飛んだね…。蛸は自分で食べるけど。大壺3個と一緒に収納に入っている。折角の大きい街なのに素寒貧で何もできない。狩りにいかなきゃだねぇ。

すごく面白い小説見つけました。


【続刊決定】腹ペコ要塞は異世界で大戦艦が作りたい - World of Sandbox -


です。読みふけるので更新止まります。

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