13話
飛行かぁ、空を飛べるの?とりあえずスキル発動!お?肩甲骨のあたりから羽が生えた…2対で4枚…って、これ蜂とか虫系の羽じゃない!?やっぱり虫なのか!!まぁコウモリの羽よりはいいかもだけど…。
服の上から生えているので、羽に触れようとしてみても触ることは出来なかった。羽自体は擬似的なエフェクトらしい。
羽ばたいてみる。むむ、懸命に羽ばたいても身体が1メートルほど浮いたところで停止してしまう。Lv1ではこんなものらしい。マンティコアから得られたスキルポイントを消費してLv7まで上げる事が出来た。
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<ヒナタ> 種族:亜人 状態:平常 スキルポイント=7
筋力=756 敏捷=107 器用=141 体力=142 精神=128
スキル=剣術15、盾術6、健康な身体10、状態異常耐性10、異世界言語3、収納3、気配察知10、暗視5、怪力15、硬化15、酸の息1、逃走6、偽装3、温度感知5、解体5、脱皮2、突進5、爪撃5、石化の息1、毒霧1、投擲6、魔法感知8、火炎の息1、飛行7
未取得スキル=噛み付き、鍵足
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これでどうだ!おぉ?3メートルくらい浮いた位置でホバリングしている。立ったような姿勢で維持するのはかなり体力とコツが必要だねぇ。ではでは、飛行練習と行ってみよう♪
まだ慣れないのでスピードはあまり出さないで10メートルくらいの高さを飛んでゆく。ホバリングするより飛んでいる方が楽かな?しかし相応に体力を消耗するね。
ふぅ、しばし休憩。練習した結果、歩くのよりも飛ぶほうが早く全力ダッシュよりは飛行は遅かった。継続飛行は今の体力的に言って10時間は飛んでいられると思う。ただ飛んでいるとフライングヒューマノイドよろしく目立つと思われる。もっと速度が出せたらなぁ。そこはLv次第になりそうかな?
となると、スキルポイントが必要になる。どこかで戦闘はないだろうか…。ゴブリン3人に遭遇したけど、最初の対面のときの印象が強くて狩る気にならない。彼らに聞いてみよう。
「ねぇ。聞きたい事があるのだけど、いいかないいかな?」
「なんだべ。人間の娘っ子がこんなところに一人とは珍しいだなぁ」
おや?異世界言語スキルを伸ばした成果か、以前より言葉が大分聞き取りやすくなってる。
「この辺に何か強い敵とかいないかな?」
「強い敵だかぁ?だれか知っとるか?」
「そだな。この辺だとオークの集落があっただな」
「あれさ、まだあっただぎゃ?人間と戦闘になってなかったぎゃねぇ?」
ふむふむ。オークかー…オーク、令和日本では姫騎士とセットだったオークさんかー。
「オークは肉がうめぇさね」
「え?オークを食べるの?」
「ああ。人間達も食料調達も兼ねてオークさ襲撃するべ」
「腹へったぎゃ…おめさ、何か食い物持っていないだぎゃ?」
「んー…っと、鶏肉でもいいかな?」(ジャイアントコカトリスだけどね!)
「おおーおめさ、この肉どこからだしただ?持ってはいなかっただよな」
「えへへ、禁則事項です♪」
「よくさわからねぇだぎゃ、肉さありがとうだぎゃ」
「こっから北東に半日程言ってみるといいべ。オークの集落があっただよ」
「北東ね?ありがとう。行ってみるわ」
ゴブリンは付き合いが楽だわぁ。収納見せても詮索されないしね。よく解らないものとして理解している節がある。しかし、オークね。人間とお互いに食べ合っているとは…業が深い。
歩きで半日なら飛んでいけば2時間くらいで行けるかな?
高度30メートルほどで飛んでいるとゴブリン達の言っていたオークの集落を発見。オークは豚というより猪に似た感じで体中毛皮で覆われている。その上に原始人のような服を纏っていてる。丸太で住居を立てていて数は80人程度だろうか。老若男女合わせてだけど。住居に燃えた跡とかあるし人間との戦いは続いているのだろう。
という事は人間の町ないし村も近くにあったりするのかな?
老人、子供は殺してもポイントにならなさそうだしパス!狙うは戦士風の個体。狩り過ぎても集落を維持できなくなって全滅だろうから程よく狩る。目標が固まって行動しているところを上空からの投石!着地して死体を収納。20体程狩った所で撤収。
オークはスキルポイント1~3だった。今回得たポイントは46。飛行にポイントを消費してLvを12まで伸ばした。
人間側の集落は―っと。お!戦闘してる!魔族とやり合っているね、野戦だ。魔族150人くらいに対して人間側は300人くらい集まっているかな。
戦い合っているところに見境なく投石を敢行。一石三鳥にも四鳥にもなるこのボーナスタイム感!ポイントがザクザクと入って行く。やっぱり人間はポイント1にしかならないな。スキルも入らないし。魔族は3~5ポイントになるし、お?属性耐性なんていうスキルまで手にはいったよ。優先して狙うは魔族かなー。
何で人間まで狙ってるんだー!という人もいるかもだけど、というかそういう人のが多いか。だけども戦争なんてしてる方が悪い。魔族も人類も平等!等しく滅びを与えん事を!
ま、わたしの糧として有効活用してやんよ!
コソコソと潜伏場所を移動しつつ投石!次第に戦闘は収まり人間側は散って逃げていった。魔族だけが継戦しようとするも人間側が逃げているので戦闘は散発的だ。残っている魔族も20人いるかいないかというところなので最早壊滅といっていい被害なはずなのだけど…。生き残っている魔族のところに行って始末してくる。
魔族の最後に残った戦士の言葉。
「人間の小娘…いやッそんな生易しいものではないな…貴様いったい何者だ!!」
「わたし?わたしはヒナタ。亜人ヒナタだよ♪」




