第四話 最短レビュー本文の書き方戦術は「自分の型」を持つこと、「あらすじ」の言い換え
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『レビュータイトル』を簡単に決める方法として
① レビュータイトルの基本は『作品タイトルの重要ワードを流用する』方法
② 感想にフォーカスした『~~が~~だと思った』形式で書く方法
以上の2つを紹介しました。
<< 今回の内容 >>
あらすじ・本文・感想欄にある文章を引用することで、レビュー本文を書く時間を短縮する方法を解説します。
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【 最短レビュー本文の書き方戦術について 】
小説家になろうにおいてレビュー本文は
空白・改行含まない150文字以上、
空白・改行含む400文字以内で入力
という下限・上限が設定されています。
この制限を満たす文章を書きづらいことがレビュー投稿数が少ない理由となっているのではないかと私は考えています。
そこで今回は、あくまでも『150字以上400字以内に収めるレビュー本文の書き方』について検討していきたいと思います。
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最短でレビュー本文を書くために重要となるのが『自分の型を持つこと』です。
『自分の型』をあらかじめしっかりと持っておくことで、レビュー本文を書くことを『作業化』することが可能となり、それは試行錯誤を減らし、レビュー本文を”スラッ”と書き上げることを可能とします。
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【 型を持つことの利点 = 型がある方が書きやすい! 】
『型を持つこと』の利点を『絵を書くこと』に例えてみたいと思います。
例えば絵を書くときに『白紙の状態』から始めるのは自由度が高い反面、難易度も高くなります。
なんでも出来るというのは逆に言えば『何をしたらいいか分からない』という悩ましい状態になることにも繋がります。
一方、あらかじめ線が引いてある紙であれば、そこに絵を書いていくのは遥かに簡単になります。
それは絵を書くというより、もはや『ぬり絵』という『作業』であり、ゼロからの状態で始めるよりも、圧倒的な速さで仕上げまで持っていくことができるのは間違いないです。
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この『型』をあらじめ持っておくというのは、要するにレビュー本文をテンプレート化しておくということです。
書きやすいテンプレートは人それぞれあると思いますので、残念ながら『これが一番良いです!』という例を示すことは出来ませんが、
ここでは私が行っているレビュー本文の『型』を2つ紹介したいと思います。
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【 ① あらすじ・序盤の本文 + 感想欄の言い換え型 】
この型の場合、レビュー本文は
『作品のあらすじ』+『作品の特徴・良さ・価値』
という構成となります。
そしてこの構成の利点としては『あらすじ』『序盤の本文』『感想欄』の文章を参考にして書くことができるため、ゼロから何かを考える必要がないという点になります。
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レビュータイトルの決め方で扱った様に、あらかじめ存在する物を流用することは圧倒的な時間短縮に繋がります。
考えてみれば、レビューの目的は『作品紹介』であり、『あらすじの文章』は本来そのままでもレビュー本文として機能するものであるはずなのです。
ただ、それをそのままコピーアンドペーストすることは流石にマナー違反と言えるので、少し工夫は必要です。
その工夫とは『言い換え』です。
あらすじの内容を若干言い換えることによって最低限のオリジナリティを付与すれば、それはコピペ文章ではなく、あくまでも『レビュー』と言えるものになるのです。
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また参考にする文章が『あらすじ』だけでは不足する場合、『序盤の本文』から引用してくることも有用なテクニックになります。
後半の文章はネタバレを含むかもしれないので、あまりそれについて深く言及すると、もしかして作者さんに嫌がられるかもしれませんが、序盤であれば何の問題もありません。
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同時にレビューにおいて重要なるのは『何がその作品の良さ・特徴・価値であるのか』について書くことです。
レビューを読むほかの読者として知りたいのはあくまでもそのことであり、その事について書かなければ価値のあるレビューとは言えません。
しかしその『何かが良いのか・何が特徴なのか』といった内容も、必ずしもゼロから考える必要はありません。
なぜならそれらが既に書いてある、感想欄という便利な場所があるからです。
感想欄に書いてあるコメント、特に『作者からの返信』は、その作品の良さや特徴、つまりアピールポイントを考える上で非常に有効となりますので、それを一部流用し若干言い換えることでレビュー本文に活かすことができるのです。
<< ここまでのまとめ >>
レビュー本文は『あらかじめ型を持っておくこと』が大事。
『作品のあらすじ』+『作品の特徴・良さ・価値』
という構成の場合、作品のコンテンツから文章を引っ張ってきてそれを少し言い換えることでレビュー本文を簡単に書くことが出来るので圧倒的な時間短縮が可能となります。
つまり、レビューを書くいう作業をゼロから何かを作る作業ではなく、すでにある様々な素材を生かしうまく調理し、新しい料理を作るという作業にしてしまうのです。
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【 ② 作品の背景から説明するタイプ 】
もう一つの型としては、作品自体の内容からではなく、作品の『背景』の内容から書く書き方があります。
『作品の背景』+『その作品自体の内容』
これは具体的に言うと、
『一般的に~~は~~と言われているが、この作品では~~』
という、作品の内容そのものではなく『ほかとの比較』や『その作品の立ち位置』に言及する所から書き始めるレビュー本文スタイルとなります。
このスタイルの良い点としては『最初の説明の時点で簡単に150字を超えることができる』ということが挙げられます。
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またこのスタイルの場合は、多くの作品に適用が可能です。
最初に挙げた『作品のあらすじ』+『作品の特徴・良さ・価値』型は、どちらかというと『長編・中編』向きであり、短編やエッセイには向いていません。
しかし、この背景説明型はどの様な作品にでも適用が可能となるため非常に便利な型てあると言えます。
<< ここまでのまとめ >>
レビュー本文はあらかじめ『自分の型』を持っておくと非常に書きやすくなる。
『作品のあらすじ』+『作品の特徴・良さ・価値』型は、作品のコンテンツからの引用と言い換えでレビュー本文が書けるので便利。
『作品の背景説明』型は簡単に150字を超えることができ、また多くの作品に適用が可能なので便利と言える。
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【 文字数増量テクニック! 『~~だから~~である』形式の活用術 】
いざ「レビュー投稿をしよう!」となった時にハードルになるのが『150字以上400字以内』という文字数の制限です。
この下限については、レビュー内容の書き方を少し工夫し『~~だから~~である』という説明風な形式を活用することで簡単に文字数を増量することができます。
この『他人に説明をする』という形式は文字数を稼ぐことだけでなく、レビューに客観性を付与し、それを読む他人にも分かりやすくなるという効果もあります。
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【 『感想』と『レビュー』の違い 】
よく言われる『感想』と『レビュー』の違いについてですが、なろうにおいて『レビューはこう書かなければならない』という決まりは無いため、実際の所、各個人の判断に任されています。
よって以降の文章はわたしの個人的な考え方です。
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”『感想』と『レビュー』の違いは『客観性』の程度”だとわたしは考えています。
『感想』はその作品を読んだ人が、ただ単に感じたことを書けば良いものであり、まさに『感想』と表現すべきものであります。
一方で『レビュー』は、明らかに『誰かに読んでもらうことを意図した文章』となります。
この2つの違いとして注目したいのは『客観性』です。
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個人的な感想と異なり『レビュー』には『それを読んだ多くの人が理解できる様な説明』が必要であり、それが客観性となります。
例えば、
単に『面白い』
とだけ書かれているものであれば、他人に『何が面白いのか』を具体的に伝えることはできておらず、レビューとしては不十分な記載と言えます。
一方で『序盤から主人公が凄い速度で成長していき、周りが唖然とする描写が面白い』という風に説明風な記載であれば、”面白い”という部分自体は個人の感じ方であるものの、それを説明するための部分は客観的なものであるため、それを読む読者にもより伝わりやすい記載であると言えます。
この様な『~~だから~~だと思う』という『説明風な書き方』は、文字数が稼げる、かつ読んでいる方にも分かりやすいという利点があるため、ぜひ最短レビュー投稿の際にも活用していきたいところです。
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<< 今回のまとめ >>
レビュー本文はあらかじめ『自分の型』を持っておくことがなによりも重要!!
ゼロから始めるのではなく、何かあるところから始めたほうが絶対に書きやすいこと確実!!
『作品のあらすじ』+『作品の特徴・良さ・価値』型は、作品のコンテンツからの引用と言い換えでレビュー本文が書けるので便利!!
『作品の背景説明』型は簡単に150字を超えることができ、また多くの作品に適用が可能なので便利と言える!!
『~~だから~~だと思う』という『説明風な書き方』は、文字数が稼げる、かつ読んでいる方にも分かりやすいという利点がある!!
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