ゲーマーズナビゲーターのレビューより抜粋
某ゲーム情報サイトレビュー風です。
<幻燈世界開拓史 Pioneering history of phantasmagoria>
ジャンル MMORPG
平均評価 4.2/5.0
正式サービス 月額課金制 MMORPG ファンタジー ミドルスペック
[月額課金+アイテム課金のハイブリッド、絶滅危惧種の国産MMOの希望になれるか]
正式サービスから半年、操作性の簡単さ、そこそこのスペックのマシンでもプレイ可能な環境のため、月額課金ながら一見取っつきやすい。……が、それはすべて運営の罠だ。
未だすべて解放されてなさそうなスキルアビリティー・ツリー群。
簡単に見えて奥深い生産システム。
検証組を悩ませるマスクデータたち。
そして容赦ない運営。
さくさくとしたプレイがしたいプレイヤーはそれはそれで楽しめるが、訓練されたプレイヤーこそプレイしてほしい。具体的にはやり込みゲーとか生産ゲーとか大好物なプレイヤーに。素材の山が待っているだろう。
〈このゲームの長所〉
・月額課金のせいか、それなりに民度がある(気がする)。
・操作が簡単でUIも使いやすい。
・運営が頑張ってる。RMTやBOTなどには容赦なく赤紙(垢BAN)が提示されるし、マナーの悪いプレイヤーには黄紙も飛び交っている。
・生産厨は素材破産注意というくらいに、生産が奥深い。
・死にスキル、死にアビリティーが少ない。単体で役に立たなくても、組み合わせることで何らかの役に立つことが多い。あまりに駄目なアビリティーには修正が入っているのでそれなりに何とかなる。
・スキルの組み合わせ次第ではソロでも何とかなる場所が多いので、ソロプレイヤーでもなんとかなる。
〈このゲームの短所〉
・スキル‐アビリティーシステムがややこしい。複合アビリティーが発見されてから振り直しの要求が増えているが、いまだ実装される気配がない。初心者はwikiを確認しながら、細心の注意を払うこと。
・マスクデータが多い。同じ素材を使って同じものを生産してもまったく同じものが出来ないという謎仕様。鑑定でも完全に補正値が調査出来ない罠。
・途中から育成速度が遅くなっていく。検証組の成果のおかげで、ある程度の解析が完了。詳しくはwiki参照だが、総スキル数が少ない場合、すべてのスキルレベルの合計が少ない場合、スキルレベルそのもののレベルが低い場合で補正がある。初心者ほど注意。調子にのると序盤詰む。
まあ、まだ半年なので、色々とこなれてないところも多いゲームだが、長く楽しめそうなシステムをしていると思う。まったりプレイしたい新規プレイヤーにもお勧めできる。……今のところは。
ゲーマーズナビゲーターのレビューより抜粋