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第88話『追い付いたよ』

投稿遅れたことに関しては言い訳をさせてください(ダメです

 ――ぁ、ぁ。


 体が冷たい、指先が動かない。一体何が起こった、俺はどうなった、状況はどうなっている。確か、あの白衣の大剣使いと交戦していて、急に奴が懐から取り出した氷を砕いて、それで……


 そこだ、そこから先の記憶がない。何があったのだろう、俺は何をされたんだ。


 呼吸が苦しい、息が出来ない。空気が欲しくてもがき苦しむことも、ここから逃れるために体を動かすことも出来ない。せめて周りの状況を把握するために、辛うじて動く瞼を少しずつ開いていく。

 視界は何とも奇妙な事になっていて、何やら光景が曇ってみえる……というよりは、歪んでいるのだろうか。光が屈折して、周囲の街並みが崩れて見える。


 全身の感覚が鈍い、体の芯が冷え切っていた。


 ――これ、は。


 疲れている訳ではない。頭も動いている、体は動きはしないものの、その原因が自分にある訳ではないという事は分かった。これは確実に、外的要因による硬直だ。

 物理的なもの?いや、そんなもの禁術を使えばすぐに突破出来る。ならば何だ、禁術でも突破出来ない程に強力な拘束?今、クロは確実に全力を込めて抗っている。いくら勢いを付けるスペースもないほどガチガチに拘束されているとはいえ、今のクロが禁術を全力で使えば、それこそこのアヴァロナルがまるごと消し飛びかねない程の力なのだ。それを抑え込むなど、一体どんな力を。


 ダメだ、頭が回らない、酸素が足りない。くそ、冷たい、寒い、何が、どうして――。


『……メ、……間に……!気……て、…ロ……!』


 声が聞こえた気がした。

 久しく聞いていない、何処か懐かしい様な、じんわりと胸が暖かくなる様な、そんな声が。


 ぼうっ、と、クロの胸に掛けられたペンダントがぼんやりと小さな光を灯す。それは火種、暖かな炎。かつて誰か(・・)がクロに預けたそれは、この何もかもが静止し、そして歪んだ世界の中でも尚、太陽の様に暖かく輝く。それはじわり、じわりと、魂を凍てつかせる氷を溶かして、クロの意識を少しずつ暗闇から引き上げていった。

 ピクリ、と指先が小さく動く。


 冷たい、冷たい、寒い、痛い、寒い、痛い、痛い――けれど、まだ途絶えてはいない。

 もがけ、足掻け、まだだ、止まるな、まだ何も出来ていない、まだ何一つ成せてはいない、こんな所で終わるわけにはいかない、止まる事は許されない。邪魔ならば振りほどけ、煩わしいなら捻じ伏せろ。


 足掻け、足掻け、足掻け――。


「……くら、う、そら……す……ッ!」


 瞬間、バキンッ!と音を立てて、視界に亀裂が入った。

 体を縛る何かが溶けていく、水になって霧散し、最後には魔力にまで分解されて、クロの手に収まっている白銀の細剣に吸い込まれていく。

断世王(クラウ)封龍剣(ソラス)』。真祖龍を封印し、ただそこに突き刺さっていただけで封龍剣山近辺の魔力を根こそぎ吸い上げた神器。その中に飼われた底なしの胃袋に、周囲の魔力を――魔力によって構成された氷の山を、次々と分解して放り込んでいく。

 剣を中心としてどんどんと氷は溶けていき、やがてクロを縛っていた氷の全てを喰らい尽くした。


「……っ、はッ!……はぁっ、はっ、はっ……げほっ、げほっ!」


 口に入った水に堪らず咳き込んでから、肺いっぱいに枯渇した空気を取り込む。酸素が体を巡り、絶不調だった体に活力が戻る。四肢を、頭をを動かすための燃料が、指先一本にまで漏れ無く行き渡る。


「……く、そ。これ、は……」


 視界に映るのは、クロを――正確にはクラウソラスを中心としてポッカリと球状に空洞が出来た、氷の大結晶……いや、もはやこの大きさになると結晶という言葉で収まっていいのかも疑問だ。このレベルの魔法など、かつてどこかで見た氷の大樹の魔法に匹敵する。もしかすると、それを遥かに上回る規模かもしれない。


 あの白衣の男は……居ない。既に退避したのか、それとも別の場所で巻き添えを食らったのか。まあ恐らくは逃げたのだろうが、正直そこに関しては助かった。

 クロでは、あの男は倒せない。物理攻撃がまるで意味を成さない敵など、これまでに類を見ない力だ。あまりにもインチキが過ぎる、あんなものをどうしろと言うのだ。


 わざわざ逃げたと言う事は、魔法なら通用したりしたのだろうか。ならば魔法の使えないクロには相性が悪いことこの上ないが、兎も角今は現状への対処が先だろう。


 “自分から何かが失われた事”すらも忘れて、クロは周囲を軽く見渡す。といっても周りは一面氷で代わり映えなく、溶けたそれによって靴底が僅かに埋もれる程度の水溜りが足元に現れているくらいのもの。この空間に存在した魔力によって構成された氷は、殆どがクラウソラスによって吸い尽くされた。


「……しかもこれ、ただの魔法の氷じゃないよな。封印術式……か何かでも織り込まれてんのか?」


 氷に手を当てると、その氷に触れた手に突如として力が入らなくなる。手を離せばすぐにでも元通りにはなるが、この分では禁術による強行突破は不可能らしい。


 ならばやる事は一つ、決まっている。


「……“絶対解放式(オベリスク)”ッ!」


 それはクロのように、魔法や技術とも違う能力――『異能』を持つ者にのみ許された能力。異能を宿す者達が、その魂の成熟と共に進むことの出来る先の領域。


 最初にこの力を知ったのは何処だったか。何処ぞかでこのオベリスクの事を知ったクロはブルアドとの訓練の最中、『収納』でもなんとかこの力を行使できないかと彼に相談したのだ。

絶対解放式(オベリスク)』とは、普段は眠っている異能の底を紐解きその力の真髄を引き出すための、いわば“能力の完全支配”を無理矢理に行う術だ。


 無論、術者が既に己の異能を完全に把握し、その力を全て引き出せるのであれば、この術は全くの無意味となる。しかしブルアド曰く、その領域に辿り着いたものなど、それこそ勇者――このアヴァロナルに眠る英雄、ジーク・スカーレッドくらいのものらしい。


 クロの持つ『収納』とはそもそも、クロ自身の脳と直結する異空間を保持し、その異空間にあのノイズのような『窓』を通してアクセスする事で、生物以外のあらゆる物質をその中に納める事が出来るというものだ。

 クロが普段用いる攻撃、そして防衛手段である、“取り出し中の物質に付与される、クロが物体に触れるまで持続する無敵性”というものは、『収納』に収められているそれらの不可侵所有権を示すもの。クロがそれを手に取り、外界に晒す事でようやく干渉可能となる。


 だがそれとは別として、『収納』が持つ特性はもう一つ。ただの便利機能の一つではあるが、そのうちの一つに“収納されている物体の一括把握”というものがある。


 クロが意識を向けるだけで、収納に仕舞われているものが一瞬のうちに脳裏でリストアップされるのだ。故に何を内部に仕舞っているかを忘れることもなく、即座に取り出す物質を探し当てる事も出来る。

 そしてクロの『絶対解放式(オベリスク)』は、その機能の更なる拡張――つまりは、収納内の物質に対する更なる特権の獲得。



 “収納した物質の完全解析と、その機能の完全行使権の獲得”というもの。



 例えば、選ばれし勇者にしか扱えない伝説の剣があるとしよう。それは剣に選定された者以外には扱えず、資格なき者が触れればたちまち燃え尽きてしまう、そんな剣。

 しかしクロがその剣を一度『収納』に取り込めば、それは即座にクロにも行使可能になる。正当なる“所有者”としての権利を、無理矢理に獲得する事が出来るのだ。


 そして今回、クロがそれを行使したのは、これまでに幾度となくクロの窮地を叩き潰してきた、白銀の巨剣。しかし“今はただの細剣と同程度にまで縮んだ”それを構えて、頭上を埋める氷の天井へ向けて突き刺した。



 ……永きに渡る年月、龍を山に繋ぎ止め続けたその巨剣は――否、この世界に於いて『神器』にカテゴライズされるモノの大半は、触れたものから無尽蔵に魔力を吸い上げる性質を持つ。

 クロの知る限り神器にはそれぞれ固有の能力が存在し、クロがその右腕に纏う『殲滅鎧(イージス)』は“その構造の分解

 と、望む形への再構成”。キルアナが携えていた『創世神話(グン)撃滅槍(グニル)』は、投擲の際の対象への自動追尾能力。ジライヤの持つ『天叢(あめのむらく)雲剣(ものつるぎ)』は、その刀身を水の具現とし、相手の防御をすり抜ける不可侵の斬撃など、その効果は多岐に渡る。


 この巨剣にも、無論それは存在する。

銀の腕(アガートラム)』に振るわれる事で、使い手に勝利を約束する……ああ、確かにそれもあるだろう。だがクロはその『銀の腕』を持たない。それを持つのは、あのナタリスの集落近辺――魔界の果てたる、あの地のみ。


 だが、それとは別に一つ。この巨剣の真価、その本当の力は。



「……“権威拡大”!威光を晒せ、『断世王(クラウ)封龍剣(ソラス)』ッ!!」



 “そのあまりに巨大な剣のサイズ(・・・)を、思うがままに操作できる”というものだ。










 ――再び、ソラが割れる。












 ◇ ◆ ◇














「……な、んだよ、コレっ」


 あの奇妙な女性と別れて、人もすっかり見ないようになった裏路地を駆け下りていた所だった。

 急激に大通りから人混みが消えたのを不思議に思って表に出てみれば、周囲一帯は地獄絵図のような光景が広がっている。坂道にはまるで真っ赤なペンキを大量に撒き散らしたように、血溜まりの海が重力に従って少しずつ流れ落ちていく。その下る先――メルセデスの中層部から下層部に掛けて続く道を見下ろせば、何やらこちらに向けて走ってくる二つの人影が見えた。


 その二人分の人影には見覚えがある。何度も見た顔だ、忘れる訳もない。あれは――


「レリアっ!!リールさんっ!!」


「……っ!?アクストっ!」


 二人を呼ぶ声はどうやら届いたらしく、走る速度を上げたレリアはアクストの元へ駆け寄ると、息を切らしてその胸に額を預けた。その震える腕が彼の肩に縋るように置かれて、その両足もガタガタと震えている。

 後から続いてやってきたリールも一見気丈にこそ振舞っているが、その目からは抑えきれない不安と恐怖が滲み出ている。


「良かった、二人とも無事なんだな……っ!?何があったんだよ、これ……っ!」


 アクストが問うたのは、無論この坂道に出来た――目測でもおよそ数百メートル……ひょっとすると、1キロにも及ぶ程に続くであろう、この血と肉片で出来たおぞましい道の事だ。

 辺り一帯からは、噎せ返るような血の臭いが漂ってくる。これが本物であるのは明らかであるし、いくつかはまだ人の原型を残した死体も残っている。一体何があったのかは想像も付かないが、これらがこれまでこの街で共に暮らしてきた、アヴァロナルの住人達であるのは明らかだ。


 堪え切れない吐き気が、今更ながらにアクストを襲ってくる。しかし今は、レリアに弱い所を見せる訳にはいかない。今の状況で一番怖いのは、吐きたくなっているのは、きっと彼女に他ならない。


「わ、わかんない……っ!急に、アルテなんとかって人が……一気に、ここにいっぱい居たひと達を……みんな……っ!」


「……っ!わ、分かった、もういいっ、何も思い出すなレリア!」


 パニックに陥る彼女の背を軽く叩いて、落ち着かせるようにその髪を撫でる。最後にレリアへこんな事をしたのは、一体何十年も昔のことだろうか。昔の彼女ならばまだしも、気丈に育った今のレリアがここまで弱ったところなど、この数十年間一度も見てはいない。


 今の彼女をこれ以上刺激するのは酷だろうと判断して、隣のリールに視線を向ける。彼女もすぐにその視線の意味を察したようでコクリと頷き、事の顛末を語り始めた。


 急に、ドス黒い魔力を纏って暴れる人が各所に現れだしたこと。そしてそれは人為的に仕組まれた、明らかに意図的な災害であるということ。その原因は恐らく、ピクトラットに仕込まれた特殊な術式であるということ。

 そして最後に、避難する自分達を、この通り上部を行く人々を皆殺しにしつつ突如として襲撃した『魔王軍』の幹部、アルテミリアス・ギリシュ・オリオーンのこと。


 それら全てがこれまでのアヴァロナルの平穏と照らし合わせれば冗談だと一蹴する所ではあるが、生憎とアクストもこの街の異常はある程度把握している。この街に向かってくる軍勢の存在も、学園長から聞いたが、しかしそれがまさか――


「なんで、魔王様がこの街を攻撃するんだよ……っ!」


「わかんないっ、わかんないよ……!い、今エマさんがそのアルテなんとかって人と戦ってて……っ!?」


 パニックを起こしたまま矢継ぎ早に話すレリアの話を聞いていると、突如として凄まじい暴風が三人を襲う。あまりの風圧に小さく呻いて堪えながらも、風が襲ってきた方角――二人が逃げてきた方向を見れば、遥か上空で凄まじい魔力のぶつかり合いが発生していた。


 天変地異にも等しい、魔法と魔法の衝突。しかしその内片方の魔力は、アクスト達メルセデスの生徒は非常に良く見知ったものだ。


「これ……メイリア様の魔力?」


「……もう、到着していらっしゃったんですね……!良かった……レリアちゃん、アクスト君、とりあえずここを離れましょう。ここも安全じゃないわ、すぐに学院内に避難を……!」


 リールがそう言って二人を急かし、二人もまたその指示に従って学院に向かおうとする。レリアの無事は確認出来た、ならばもうこんな危険な場所に居る意味はない。

 一先ず、己にとって最悪中の最悪の事態は回避できたことに一先ず安心する。だが息を吐くにはまだ早い、メルセデスに避難しなければ無事で済んだとは到底言えないのだから。


「……?」


 ふと、何か懐で何かが疼いた。


 何かと思って探ってみれば、手に収まったのは先ほどの女性がアクストに渡した、魔法を組み込まれた氷の結晶。それが何やらぼんやりと光を放って、急激に冷気を放ちつつある。

 その現象は確か昔に学院の授業で習った覚えがあった。魔法によって造られた物質は、その製作者本人の魔力を多量に浴びると強い反応を見せるというもの。


 ――魔力共鳴現象、だがなぜ?


 それが発生するためには、何か強力な魔力が近くに発生している必要がある。しかし近場に発生している魔力はメイリアと、二人の言葉を聞くに『アルテミリアス』なる魔王軍の存在によるものだろう。

 そしてこの結晶に込められた魔力は、その二つの魔力とは完全に別種のものだ。魔術師としてはまだ未熟なアクストにも、それはハッキリと分かる。


 では、その反応するための魔力は何処から――


「……まさか……っ!」


 違う、反応する魔力が存在していないのではない。これはただ、認識出来ていなかっただけ。

 暗闇の部屋の中で、一部だけが光っていれば“そこが発光している”と即座に見抜けるだろう。魔力の探知も似たようなもので、大気に満ちるマナの中に混じる別種の魔力を感じ取ることで、遠方の魔力を察知する。

 だが、“一部分が光っているのではなく、部屋全体が発光している”のならば、その光源を見つけようがないように。


 この一帯の空間全てを、その異質な魔力のみで満たしていたならば?









 世界が遅れていく。

 足が動かなくなっていく。気温が一瞬で落ちていき、全身を凄まじい冷気が包もうとする。


 ヒトは死の直前になると、世界がその一瞬だけスローモーションで見える事があるという。恐らくはこれもそうなのだろう、指先に霜が張り付いて、やがて全身の水分が凍り付いていくような寒さが襲い掛かってくる。

 視界の中では、突如として大地から伸びるように現れた氷が、どんどんとその体積を増していく。それはその拡大の勢いのまま3人を呑み込んで、永遠の眠りへと誘わんとする。


 だめだ、だめだ、まだ、いやだ、死ねない、死ねない、まだ、死ぬ訳には。


 強く反抗する意志とは裏腹に、もう体はピクリとも動かない。氷が膨れ上がって、アクスト達を沈めていく。視界の端では、恐怖する間も無く呆然とした様子のまま氷像になっていくレリアとリールの姿が見えた。



「――だ、れ……か、れり、あ……を」



 辛うじてなんとか動く口を震わせて、言葉にもならない声を上げる。だがそれもそこまで、一秒と経たぬ内に舌も凍り付いて、アクストの命を凍結させる――






 ――直前。ふっ、と、黄金の軌跡が視界を横切った。

 突如として視界を覆い尽くしていた氷塊がヒビ割れて、溶け落ちていく。手に握られたままの氷塊が突如として反転、確かな熱を持って膨れ上がっていった。


 体が暖かい。先程まで全身を凍えさせていた冷気が、一瞬の内に遠ざかっていく。

 3人を呑み込んだ氷の山は突如として砕け散り、何かに吸い込まれるようにアクストの背後へと流れていく。それと入れ替わるように、尋常の域ではない炎の渦が三人の周囲で廻り、辺りを凍結させる冷気を瞬く間に焼却した。

 “一体何が”と振り返ると同時に、目の前で起こるそれに目を見開く。アクストが持っていたはずの氷塊、その中に封じ込められた魔法陣を起点として、爆炎の柱が立ち昇っている。


 そしてその中心に、炎を纏ったヒトの影が在った。


 長い黒髪を腰程までに伸ばして、人界にあると聞く民族衣装――確か、『キモノ』といったか。

 その片腕には異常なまでに長い刃渡りを持つ黄金の刀が握られており、地面に突き刺されたソレは、その地点を中心として、周囲の氷を分解した魔力を根こそぎ吸い上げていく。

 その顔には見覚えがあった。しかし、先程見た彼女より幾分か顔付きが幼いように見える。しかしその翡翠の瞳に宿された意志の輝きは眩く、アクストよりも小柄な筈のその少女に、その雰囲気だけで気圧された。


 人形のように美しいその少女は、纏う炎を黄金の刀に移すと、小さく目を瞑る。しかし彼女は数秒で何かを理解したかのように小さく頷くと、決意に満ちた声音で、ただ一言呟いた。






「――やっと、追い付いたよ」








 その少女の名は、姫路(ヒメジ)(ミノリ)といった。


(※前書きの続きの言い訳タイム)

作者の管理不足により学校の課題が溜まっているため、なかなか執筆に取り組めずに居ました。このまままた失踪するのは絶対に避けたいため、遅れても更新は続けるつもりで居ます。また間が空いたら課題溜まってるんだなと思っておいていただければ……なにとぞ……なにとぞ……

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