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第87話『太陽を蝕み、喰らうもの』

「……なに、これ」


 古倉庫の扉を開けてとその光景を目撃したナイアは、ただそうして呆然と呟くしかなかった。


 彼女の後ろに続く少女――八重樫(やえがし)紅葉(くれは)も、そして同様にナイアの案内を受けこのアヴァロナルに辿り着いたクラスメイト達も、その異様な光景に愕然とする。

 ナイアが――正確にいうなら、クロ、エマ、ナイア、そしてレコーアの四人がメイリアの案内を受け、魔界首都『トーキョー』を訪れる寸前では、この古倉庫の近辺は校舎裏という事もあり、殆ど人影は無いといっても良い程だった。


 それが今は、逆に人で溢れている。それもただ人が集まっているだけでなく、その様子が尋常ならざるものであったのだ。


「……何か、大きな災害でもあったの?」


「……分かんない。少なくとも、私たちがここからトーキョーに行く前はこんなのじゃなかった」


 紅葉の疑問げな声にナイアが小さくそう答えて、周囲一帯を軽く見渡す。


 そこに集まった人々は、どう見たって全員がメルセデスの生徒とは到底思えなかった。何故なら明らかに一般人らしき人達も数多く――というより殆どが一般人に見える上、人種も老若男女問わない。彼ら彼女らは広い敷地いっぱいに広がって無数のテントを広げ、怯えた様子で座り込んでいる。

 まれにメルセデスの教員らしき人物が辺りを回って、人々にブランケットや非常食を配給して回っている。その様子は紛れもなく、紅葉の言う通り何か大きな災害でも発生したかのようだった。


「……『四点結界』!」


 パン!と手を合わせて、予めこのアヴァロナルを訪れる直前に張った結界――とは少し違うかもしれないが、一つの核を中心に広がるフィールドを四つ重ねた、鋭敏に状況を感知する多重探査領域にアクセスする。

 魔法としては簡単な部類に入るものだが、その難度の低さに反してかなり利便性は高い。結界を通してアヴァロナルの状況を見渡せば、すぐに現状が把握できた。


 見たところ、一般人は全てこのメルセデス魔法学院に逃げ込んでいるらしい。強力な魔力反応が幾つか街に点在しているが、他の生命反応は見当たらない……少なくとも“生きている”一般人はの話になるが。

 クロの居場所はすぐに特定出来た。一つ慣れ親しんだ、そして巨大な魔力反応が膨れ上がっていたからだ、一先ず彼が無事である事にホッと胸を撫で下ろす。


 ――が、何か様子がおかしい。


「……クロ?」


 魔力反応がどんどんと膨れ上がっていく。彼の居る場所は街中だ、普段の彼ですらレベルの補正によるとんでもないステータスを発揮しているというのに、これ程までに力を使ってしまえば、街への被害も無事では済まない。

 よくよく伺えば、クロの付近に微弱ながら生命反応がある。だが奇妙な事に、その生命からは魔力を感じない。あらゆる生物はその身に微弱でも魔力を宿しているものだ、魔力を持たない生物などほぼ存在しないと言ってもいい程に。


 たった一つの例外を――とある特殊な種族を除けば、の話だが。


 エマは特殊体質だ。彼女の体は異常なまでの魔力吸収量を持ち、周囲に満ちる魔力をその膨大な魔力容量内に吸い上げる、恐らくは世界的に見てもごく稀……いや、クロの“収納”と同じように、彼女固有の“異能”である可能性もある。

 だが彼女という特例を除き、この魔力を一切その身に宿さない特殊体質種族が、たった一つだけ存在する。本来あらゆる生命がその命の維持に必須とする魔力がなくても生存が可能であり、代わりに一切の魔力を感知する事の出来ない種族。


 ――名を、ナタリス。


「――!」


 もう、居るのか。彼が。

 確かにあれからかなりの時間が経過している、ナイアが眠っていた間にも彼は移動をしていたのだから当然といえば当然とも言えるが、しかしそれにしても速すぎる。“わたし”が眠ってから相当な年月が経ったが、その間に彼も強くなったという事なのだろうか。


 そんな事を考えながらも、一度クロの膨れ上がる魔力の方に注意を戻す。相変わらず魔力は異常な濃度にまで高められていって、わざわざ結界越しに感知をせずとも、今ナイアの居るメルセデスからでも直接魔力が感じられる程だ。――というか。


 ……いくらなんでも魔力を高め過ぎでは、ないのか?






『――AAAAAaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaッッ!!!!!』





「……っ!?」


「な、なにっ!?」


 突如として、何の補助も無しに街中に響く程の暴力的な叫びが上がる。あまりにも荒々しく、そして悍ましい叫びにナイアも一瞬竦み、クラスメイト達の中でも怯えに似た声が上がった。

 それは当然ながらこの場に避難してきている人々も例外ではなく、ただでさえ怖がった様子だった彼らにとって、追い討ちのようなこの咆哮は、その追い詰められた精神に更に負荷を掛けるものとなった。


「……な、なんなのよ……っ!なんで急に、こんな……!どうして……っ!?」


「だ、大丈夫だ!きっとメイリア様がなんとかしてくれる……それに、いざとなったら、きっと勇者様が……!」


「おとうさん……こわいよぉ……」


 少しずつ重く、苦しくなっていく空気に、ナイアが小さく歯噛みする。驕っているかもしれない、思い上がっているのかもしれない。けれど、自分がもう少し早ければ……クロやエマに助けを求めることは許されないにしても、せめて可能な限り足止めが出来ていれば、こんな事にならなかったかもしれないと――その可能性があったというだけで、ナイアの胸に鋭い痛みが走る。

 この襲撃を予め知っていた自分が居れば、こんなにまで人々に苦痛を強いる事にならなかったのではないかと、そう思ってしまって止まらなくなる。


 けれど、仮定論で足を止めても仕方がない。せめて今、自分に出来ることをするしかないのだ。


「……!モルドレッドさん!」


「……?あぁ、ナイア殿!戻っていたんですね、それは僥倖だ……!」


 学園の長を務めるその人物――モルドレッドの姿を見つけたナイアは、周囲の避難民の人々とぶつからないように気を払いながらも、駆け足で彼の元へと向かう。状況をイマイチ把握しきれていないクラスメイト達も後に続いて、その中に数名含まれる魔法の使い手達は、使い魔と思わしき小さな魔物を学院の外に向けて放っていた。


「魔王軍の襲撃――だよね?いや、でもそれにしては数が少な過ぎるような……」


「既に状況は把握済みなのですね?……はい、魔王軍が突如としてこの街に侵攻を掛けてきました。まだ軍隊そのものはこの街に到達してはいません、今この街に居るのは、軍隊に先駆けて攻撃を仕掛けてきた幹部級2名によるもの――と報告が上がっています。現在、師匠がその内の一名と交戦中。もう一人に関しては、魔力反応が上手く辿れず……ですが様子を見るに、クロ殿と思わしき反応と交戦中と思われます」


「だよね、一応わたしも結界を通して街の様子を見たんだけど、それっぽい生体反応がクロの近くにいた。……けど、さっきの叫び声はなんなの?」


「不明です。恐らくその叫び声の発生源と思わしき付近に、結界を通じて遠見の魔術を開こうとはしましたが……魔力が乱れて、上手く窓が開かず……」


「……ってことは、クロの近くだよね」


「ええ、クロ殿の魔力反応が確認された近辺です」


 遠見の魔術は非常に便利な遠隔視覚通信魔法ではあるが、欠点として、見る場所の近辺の魔力が荒れていると上手く接続を繋げられないという点にある。これは術者の力量によってある程度改善は可能ではあるが、今クロの周囲に吹き荒れる尋常ではない魔力の嵐の中ではもはやそんなものが介入する余地もないだろう。

 いわば、家屋一つを数秒と掛からず薙ぎ倒す暴風雨の中で凧を飛ばすようなもの。一瞬で吹き飛ばされ、何も出来ずに地に落ちるのがオチだ。技術でどうにかなる問題ではない。


 となれば、直接出向いて確認する他ない。


「……わかった。ここの警備は足りてるんだよね?なら――」


「ナイアちゃん」


 ――?


 後ろから突然名前を呼ばれて振り返れば、声の主はクラスメイト達の一人――名前は金谷(かなや)祭里(まつり)と聞いた――だった。

 彼女はその両手で眼前に広げた魔法陣を細かく調整しながら、その眼鏡の下で薄ぼんやりと金色に光る眼で空を見上げている。聞いた話では、彼女を含む数名の魔法使いたちは使い魔と視界を共有できるらしい。使い魔を持たない――まあそもそもナイアは人間ではなく竜種である為、使い魔を使役することはできないのだが――ナイアには出来ない手段だ。


「……二人じゃない、三人居る。完全に魔力と気配を殺してるけど、もう一人。場所は……ヤバッ、近いよ!まだ学校の結界の外だけど、もう距離200メートルも無い!ここからちょうど北方向!」


「うそっ!?」


 咄嗟にナイアがその背に銀翼を広げて、思い切り羽ばたき飛翔する。マツリの警告に従って北の方角、その約200メートル地点近辺に向けて、視覚の強化魔法を込めて眼を凝らす。

 だが、それらしき人影は見当たらない。方角は間違っていないはずだ、距離も大雑把な目測ではあるが、建物の密集する学園付近で、マツリ達がついさっき放った使い魔ですぐに見つけられるような場所は限られている。一体、どこに?


「ナイアちゃんっ!!後ろに――」


「もう遅いよ」


 すぅっ、と。

 鈍色の輝きが、ナイアの背をするりと撫でる。


「――っあ……っ!?」


 クレハの悲鳴に近い叫び声に、急ぎ背後に視線を向けようとする。しかしその一瞬先に背中へと強烈な激痛が走って、あまりの痛みに声すら上がらない。翼はその力を失って羽ばたくことも出来ず、ナイアの体が重力に従って落ちていく。

 痛い、痛い、痛い、痛い――。

 いつの間に?メルセデスに張られている筈の結界は?何をされた?色んな思考がぐるぐると脳裏を回って、軽いパニックを引き起こす。魔力を練って反撃をしなければ、と頭では分かっていても、痛みと恐怖で上手く集中出来ない。


「……っ、う、ぅぅぅぅ……っ!!」


「ごめんよ、仕事なんだ」


 せめて、と瞬間移動で一旦逃げようと画策するが、もう遅い。転移先を指定する間もなく既に眼前には銀の剣尖が迫っており、到底異能の発動も間に合わない。


 ――なら、諦める?


「……冗談、言わないで……っ!!」


 銀鱗に包まれた尾を振るって、風を掻く。その反動でグルンと宙返りをしたナイアの鼻先を一瞬遅れて剣が掠め、その柄を握る腕を掴み、思い切り回転してから、遠心力に任せ結界の外に向け投げ飛ばす。

 間髪入れずに可能な限り息を吸い込んで、肺に溜めた空気を体内の火溜まり袋と合わせて、吹き出す。吐き出された吐息は膨大な熱量に膨れ上がって、熱線となって顔も知らぬその人物へと襲い掛かった。『真祖龍』のものを吸収し、蓄えたものは既に尽きた。故にこれは、ナイアが生来持つ、“白神竜(ヴァストス)”が得意とする、村一つ程度瞬く間に灰燼に返すとされる超高熱量のブレス。それを更に圧縮した、一点特化の超高圧版。


 それでも尚威力は、『真祖龍』が乱雑に放った、それも永い眠りから目覚めた直後の大幅に弱体化したそれの足元にも及ばない。それ程までにあの黒龍は常識外れで、別次元で、圧倒的なのだ。


 ――弱いね。そんなのじゃ倒せるわけないじゃん、手を貸してあげよっか?


 うるさい、余計なお世話。


 確かに『真祖龍』のそれと比べれば屈強な大男と赤子ほどの力の差があるだろう。力不足であるのは事実、このブレスだってきっと目眩し程度にしかならない。

 だが、それでもいい。劣ったって構わない。わたしにはわたしの戦い方がある。


 あなたとは違う、守り方がある。


 ――ふーん、どっちでもいいけど。まぁ、“わたし”が外に出るその時を楽しみにしてるわ。


「大丈夫。そんな時、来ないから」


 覚悟を宿した声音で、脳裏に響く声を捩じ伏せる。

 吐き切った息の代わりとなる空気を思い切り吸い込んで、肺の中に息を取り込む。周囲の熱された空気をその大きな銀翼で散らして、ナイアの視界を阻む陽炎を抜ける。

 背中からは未だにズキズキと強烈な痛みが伝わってくる。どうやらかなり深く斬られたらしい、一先ず治療魔法で出血は塞いだが、傷の完治にはしばらく時間が掛かるだろう。


 苦悶の表情を浮かべながらも、気をしっかりと保って眼下の光景を見下ろす。ナイアが放った熱線は家屋を避けて、大通りに敷かれたレンガ造りの道を焼き焦がしていた。未だいくつかの場所は超高温の熱により赤熱化して、しゅうしゅうと音を立てている。


 だが、敵は居ない。避けられたか。


「……流石、一筋縄では行かないね」


 黒いローブを纏った、小柄な男だった。その手には二本の短刀が握られており、その一本には赤い血が付着していた。先程の激痛はあの短刀に背中を斬られたことによるものなのだろう。

 ふと、男がその右腕を振るった。瞬間何かがチラリと瞬き、背後から小さくヒュッ、という風を切る音がする。


「……っ!?」


 と、突然ナイアを囲うように出現した結界が、バチンッ!と音を立てて火花を散らす。結界の中央近辺――ちょうどナイアの首の高さである位置を滑るように火花は結界を滑り抜けて、凄まじい速度で男の方へと向かっていく。


 辛うじて見えたのは……鋼糸、だろうか。


「ナイアちゃん、大丈夫!?」


「大丈夫、ありがとクレハ!助かった!」


「どういたしましてっ!アレが件の敵さんでいいのね!?」


 ナイアを守る結界が魔力に解けて消えると同時、下から巨大な鷹の背に乗ったクレハとテルヒコ――赤城輝彦が、ナイアと同じ高度にまで飛び上がってくる。一瞬その大きな鷹に驚いたが、よくよく見ればこの鷹、ナイアが目覚めた部屋に居たような気もする。恐らくは、この鷹こそが彼女の使い魔なのだろう。


「ごめんナイアちゃん、多分私は補助に専念するくらいしか出来ないと思う。赤城君以外のみんなはあんまり戦闘向きの人居ないから、結界の補強と周囲の索敵に回ってもらってるけど、良かった?」


「大丈夫、むしろ助かる!ありがとクレハ!テルヒコ!」


「おう!俺は待機組の中じゃ近接戦は一番向いてるからな、盾役は任せとけ!……ただあんま火力出せないから、攻撃の方頼んでも?」


「分かってる、任せて!」


 全身に魔力を通して、四肢に銀の鱗を纏わせていく。額からは二本の角が伸びて、竜としての姿がナイアの身を包んでいく。それはナイアの魔力が肉体の中で最適化を進めている証、少しずつ意識が鋭敏になって、指先一ミリまで欠けることなく魔力を満たしていく。


 負けられない……いや、負けない。絶対に。


「……いやあ、上手く忍び込んだつもりだったんだけどなぁ。やっぱり油断は禁物ってやつだね」


 男はフードの下で苦笑しながらその手の中でクルクルと短刀を弄ぶと、その懐から氷の塊のようなものを取り出す。彼はひょいとそれを軽く投げると、その手の短刀で氷塊を一息に叩き割った。

 瞬間、氷の中から圧縮された魔力が拡散していく。それに呼応するようにアヴァロナルの街から二つ、同じような魔力が反響するように広がっていた。


 魔法の発動――という訳ではない、だとすればこれは合図だろう。であれば、何の?


「……でもごめんね。悪いけど、この戦いはもう僕らの勝ちなんだ」


「……?何を、言って」







 ――瞬間。






「――っ!?!?」


「う、そ……なに、あれっ!?」


 テルヒコがあまりの驚愕に目を見開き、言葉を失う。クレハはまるで悲鳴のような文句を叫んで、“ソレ”を見ていた。


 アヴァロナルの街は、巨大な丘のような地形の上に成り立っている。中央に行けば行くほど高度は高くなり、最上部に建てられたこの場所が、メルセデス魔法学院の本校舎だ。

 “ソレ”が在るのは、ここから少し道を下った中腹。坂道の途中、街の密集地のど真ん中。それを形容するとするならば、的確な言葉は――


 氷山、だろうか。




 異常なまでの巨大さを誇る氷の山が、一瞬の内に何も無かったはずの街中に出来上がっていた。山の麓は周囲数百メートルに渡って氷漬けにされて、山に飲み込まれた地点は氷の中で彫像と化している。

 それはもはや、魔法と形容することすら烏滸がましい。天変地異すら届かない、神の奇跡。


 そして、居る。その山の頂点に、雲を貫く天上の位に、この奇跡を引き起こした張本人――君の如き力を何でもないように振るう、その存在が。


 かつて世界を滅ぼす寸前にまで追い込んだ悪魔達、アルタナ神話最大の汚点、『四黒』が一角にして、最強の存在。その戦闘能力だけならば『最低最悪の魔王』、『黒妃』、『真祖龍』三体を束ねても尚及ばない、最悪の怪物。


 そして今は『魔王』と名乗り、その素性を隠し魔王軍を率いる、人智を超越した存在にまで辿り着いた、究極の人族(ノルマン)







「――『日、蝕』」








 仮面越しに覗くその翡翠の目は、ただ無感情にアヴァロナルを見下ろしていた。






書き忘れてましたが、月火水は学校とかバイトの影響で投稿が厳しそうです。更新は主に木金土日の何処かになるかなぁ……

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