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この作品には 〔ガールズラブ要素〕〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

ズレ

作者:火素矢
 私、結城祐子と母は最初から少しズレていた。
 母の理想を体現する幼馴染みがいたから余計にズレた、のか。

 この僅かなズレが無ければ、案外仲の良い親子でいられたかも。

 母の思惑と違う私を、母は自らの思いに沿った鋳型に押し込めようとした。
 結果私は壊された。心身共に傷付き部活は休止。男女の恋愛に対する深刻な忌避的感情。罵倒されていた将来の夢……そうして母親という存在に対する歪な想い。

 ズレた私は、真っ当に生きていくのも難しくなりそうだった。

 それでも凡庸な私は日々を生きなければならない。
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