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透明人間の君と日々  作者: クスノキ緑
3/3

ナツアキてめぇ……!!油断そして回避。

ふふふ。

ふふふふふふふ。

お姉ちゃん結構ピュアになっていくのお話w


たまにはいいでしょう!꒰*´∀`*꒱モフモフ♡

 日を改めてよく考えてみた。

 昨日、私は重大な罪を犯してしまったようだ。


 それはまさに、生き地獄といったところだろうか。


「姉ちゃん……エロ漫画知ってたよ僕…ふふッ」


 ちょっと最近まで引きこもりNEETだった弟が、生意気に鼻で笑いやがって……!!


「…ーーーーっククク、あはははは!」


「あ、そうだ。今日も夏明来るって言ってたよ」

 え⁈はぁ⁈ジョーダンだろ。

「あいつ、マンガで好きだから。マンガで描く姉ちゃんに懐いちゃったんだよ、きっと」

 懐くとか、マジ迷惑だわ!!


 ピンホーーーン♪(チャイムの音)


「あ、来たよ」

「あ。急に頭痛とめまいと吐き気が……」

「ごめん下さ〜い!」

 ん?……そういえば。


 あいつは透明人間。

 だけど、この前とはまるで違うのは、なぜだろう?

 声が穏やかで、堂々と落ち着いていて。


(そうだ、あの時…)


「こんにちは」


「初めまして!水川夏明っていいます。」


 ナツアキ……


 こんな、顔なんだ……


「あ、姉ちゃん、僕はちょっと出掛けてくるね〜」

「はぁ⁈ちょっと、あんたの友達でしょ⁈」


 …無視。あいつ、前にも増して生意気だな!

「今日は唯一じゃなくて、君に会いにきたんだ」

 ナツアキ、と名乗った(今は見えてるけど)透明人間は、私に微笑みかけてきた。

「ストーカーっつって、通報すんぞ」

「あは、困ったな」


 神さま……マイGod……

 助けてくれなきゃ一生恨むよ……

 こいつ。

 正確にいえば、こいつの笑顔。

 あれは、ダメだ。

 頭で何度も否定し、単なる錯覚だと自分自身を疑った。

「どうした?」

 しかしダメだ。

 私の顔から耳まで、熱が、熱……⁈


 心が、鳴る。「ジャスト!ストライック!!」

 ああ、もう認める他ない、

「すごく……タイプの顔過ぎて、インスピレーションが異常に…」

「タイプの顔……か」

 あれ、なんかしょげた。

「普段からそうだったら、嬉しいと思うんだけどね…。なんか、本当の俺の顔って、わかんないじゃん?」

 なんか語り出した。

「まあ言っちゃえば、これってメイクみたいなもんだろ?見えるように塗りたぐってさ。」

 だからこんなに肌スベスベなのか。

 それにしても、凄い技術だな。まるで本物の肌色……

「見た目だけは、いいらしいから……」

 顔が徐々に近づいてきて、私は思わずその吸い込まれそうな瞳に目を奪われていた。


 そして私は気付いた。


「てめえエエエエ!!!!!」

「……え…」

「今私のファーストキス奪おうとしたろオオォ!!!!!」


 こんなに簡単にラブコメ展開に引きずり込まれてたまるか!!

 大体、初対面!こいつ、初対面だよ!

 私軽い、さっきのはちょろいと思われても仕方なかったかな!

 そんなに恋愛に飢えてるウサギか!非リアか!

 まさかとは思うが、アレか⁈ビッチ目覚めたか⁈

 ーーーーーーーーナイナイナイナイ。


 ただ少し、いや、ほんのちょっとだけ、

 夏明が美しいと思ってみた、だけでーーーー。




回避いいイイィィィ!!!!!!


の回、でしたが、どうでしょう?

私自身、恋愛経験なんて脳内で完結しているようなただの単体なので、上手くこのラブコメ?らしきものを果たして書けるのだろうかとても危ういデスwwww


まあでも、面白く楽しく書いていきますので(^ ^)

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