ナツアキてめぇ……!!油断そして回避。
ふふふ。
ふふふふふふふ。
お姉ちゃん結構ピュアになっていくのお話w
たまにはいいでしょう!꒰*´∀`*꒱モフモフ♡
日を改めてよく考えてみた。
昨日、私は重大な罪を犯してしまったようだ。
それはまさに、生き地獄といったところだろうか。
「姉ちゃん……エロ漫画知ってたよ僕…ふふッ」
ちょっと最近まで引きこもりNEETだった弟が、生意気に鼻で笑いやがって……!!
「…ーーーーっククク、あはははは!」
「あ、そうだ。今日も夏明来るって言ってたよ」
え⁈はぁ⁈ジョーダンだろ。
「あいつ、マンガで好きだから。マンガで描く姉ちゃんに懐いちゃったんだよ、きっと」
懐くとか、マジ迷惑だわ!!
ピンホーーーン♪(チャイムの音)
「あ、来たよ」
「あ。急に頭痛とめまいと吐き気が……」
「ごめん下さ〜い!」
ん?……そういえば。
あいつは透明人間。
だけど、この前とはまるで違うのは、なぜだろう?
声が穏やかで、堂々と落ち着いていて。
(そうだ、あの時…)
「こんにちは」
「初めまして!水川夏明っていいます。」
ナツアキ……
こんな、顔なんだ……
「あ、姉ちゃん、僕はちょっと出掛けてくるね〜」
「はぁ⁈ちょっと、あんたの友達でしょ⁈」
…無視。あいつ、前にも増して生意気だな!
「今日は唯一じゃなくて、君に会いにきたんだ」
ナツアキ、と名乗った(今は見えてるけど)透明人間は、私に微笑みかけてきた。
「ストーカーっつって、通報すんぞ」
「あは、困ったな」
神さま……マイGod……
助けてくれなきゃ一生恨むよ……
こいつ。
正確にいえば、こいつの笑顔。
あれは、ダメだ。
頭で何度も否定し、単なる錯覚だと自分自身を疑った。
「どうした?」
しかしダメだ。
私の顔から耳まで、熱が、熱……⁈
心が、鳴る。「ジャスト!ストライック!!」
ああ、もう認める他ない、
「すごく……タイプの顔過ぎて、インスピレーションが異常に…」
「タイプの顔……か」
あれ、なんかしょげた。
「普段からそうだったら、嬉しいと思うんだけどね…。なんか、本当の俺の顔って、わかんないじゃん?」
なんか語り出した。
「まあ言っちゃえば、これってメイクみたいなもんだろ?見えるように塗りたぐってさ。」
だからこんなに肌スベスベなのか。
それにしても、凄い技術だな。まるで本物の肌色……
「見た目だけは、いいらしいから……」
顔が徐々に近づいてきて、私は思わずその吸い込まれそうな瞳に目を奪われていた。
そして私は気付いた。
「てめえエエエエ!!!!!」
「……え…」
「今私のファーストキス奪おうとしたろオオォ!!!!!」
こんなに簡単にラブコメ展開に引きずり込まれてたまるか!!
大体、初対面!こいつ、初対面だよ!
私軽い、さっきのはちょろいと思われても仕方なかったかな!
そんなに恋愛に飢えてるウサギか!非リアか!
まさかとは思うが、アレか⁈ビッチ目覚めたか⁈
ーーーーーーーーナイナイナイナイ。
ただ少し、いや、ほんのちょっとだけ、
夏明が美しいと思ってみた、だけでーーーー。
回避いいイイィィィ!!!!!!
の回、でしたが、どうでしょう?
私自身、恋愛経験なんて脳内で完結しているようなただの単体なので、上手くこのラブコメ?らしきものを果たして書けるのだろうかとても危ういデスwwww
まあでも、面白く楽しく書いていきますので(^ ^)