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食いしん坊エルフ  作者: なっとうごはん
第十八章 地球
683/800

683食目 彼の地より~愛と勇気と努力をこめて~7

 東京都渋谷に激震走る。それは唐突にやって来た。果たして、彼の者は敵か味方か。はたまたは、ただの阿呆か。


 キュイン、ズムン。キュイン、ズムン。キュイン、ズムン。


 渋谷の町を練り歩くメタリックボディの人物。それは果たして人であっただろうか。おおよそ人が出しはしない駆動音を撒き散らしながら、堂々と道のど真ん中を歩く存在は紛う事なき変態。誰しもが彼を避け遠巻きに見守る。

 そこに勇敢な警察官が駆け付け、その者に職務質問をおこなった。


「きみはいったい何者だ。職業は?」

「私の名はロボコッ……マイク。正義の味方だ」

「は?」

「麻薬に手を出すな」


 キュイン、ズムン。キュイン、ズムン。キュイン、ズムン。


 そう言い残し、悠然と立ち去る奇妙な存在。彼の者は、合成音で声を加工し、全身をチタニウム合金製の特殊スーツで覆ったマイクであった。誠司郎が巻き込まれている事件を独自に調査し始めていたのだ。


 だが、その正体を隠す手段として講じた変装は、完全に裏目に出てしまっている。

 モチーフは彼がこよなく愛する機械仕掛けの警察官であるが、そのような姿で町を歩こうものなら、あっという間に通報されるであろう。秋葉原辺りなら、まだギリギリでセーフかもしれないが。


「ま、まてまて! 職務質問は終わっていないぞ!」

「アイルビーバック」

「頼むから、会話してくれ!」

「But, I won't do that」

「に、日本語でお願いします」


 しかし、ロボマイクは、がくりと膝を突く警察官を置き去りにして悠然と立ち去った。情け無い警察官を目の当たりにした市民たちは、日本の未来を憂いたとかなんとか。






 やがて、ロボマイクは事件現場の一つに辿り着いた。誠司郎がマイクの元に転がり込んできた後も猟奇事件は続いている。

 犠牲者は日に日に増えており、警察も本腰を入れて調査せざるを得ない状況に追い込まれていた。


「待て! ここから先は関係者以外立ち入り禁止だ!」

「というか、なんだ、おまえはっ!? 気は確かかっ!?」


 散々な言われようだが、ロボマイクは気を悪くした様子も見せずに、ある物を警察官に提示した。それを目の当たりにした警察官は姿勢を正し、ロボマイクに敬礼しつつ道を譲る。


 キュイン、ズムン。キュイン、ズムン。キュイン、ズムン。


 その異様な駆動音に何事か、と事件現場を調査していた刑事たちが振り返る。そして、一様に驚愕の表情を浮かべた。当然であろう。


「な、なんだ! おまえはっ!?」

「警視庁特殊事件捜索課、ロボマイク警部だ」


 キュイン、ガシャン、ガシャガシャ、ウィィィィィン。


 ロボマイクの胸部装甲が開き、その内部から警察手帳が姿を現す。それを手にした刑事が手帳を確かめる。そして、驚きの表情を浮かべることになった。


「ほ、本物だ」

「当然だろう。一般部署は、我々の存在を知らされてはいない」


 この警察手帳は、刑事の言うとおり本物である。かつて、マイクは桃使いとして、日本で鬼と戦っていた際に、一時期、警察に所属していた経緯があった。

 現在も特殊事件捜索課は警視庁に残されているが活動自体は無い。それは、人員がおらず既に形骸化しているからである。

 しかし、それでも解散できないわけは、桃アカデミーが深く関係しているからであった。


 マイクは被害者を確認すべく掛けられていた布を取り払う。そこには肉片になった、かつての人間の姿があった。


「(やはり、陰の力を感じる。だが、これは小物のものだな)」


 その時、悲鳴が起った。警官が人型の何かに襲われている。それは人間のような恰好をしているが人間ではなかった。その奇怪な顔を見れば一目瞭然。本来あるべき場所にあるべき物が無いのである。


「な、なんだ! 止めろ! 離れなさい!」

「かるあぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

「に、人間じゃない!? 化け物だっ!」


 たった一匹、それも下級の鬼に大パニックに陥る警察。それを見たロボマイクは、ため息を吐くより他になかった。


「下がれ」

「え、しかし!」


 ロボマイクは、右太ももの装甲を展開。そこから【M93R】というハンドガンを引き抜き、鬼の頭部に狙いを定め引き金を引いた。

 発砲音、そして弾け飛ぶ音。下級の鬼の頭部は呆気なく弾け飛び、その身を桃色の粒子へと解してゆく。

 ありとあらゆる通常攻撃を無効化する鬼であっても、天敵である桃力を纏わせた弾丸には敵わなかった。


「ひっ!? け、警部! 射殺してしまっては……!」

「下級のこいつらに知性は無い。尋問するなら、もっと上の連中を縛り上げろ」


 そして、M93Rをガンスピンさせながら右太もものガンホルスターへと収納、装甲を閉める。

 そのあまりのクールさに、警察官たちはロボマイクの存在を疑う事をしなくなった。この一件で、ロボマイクは刑事や警察官達から絶大な信頼を勝ち取ったのである。


「(ドクターもクールなパワードスーツを用意してくれたもんだZE)」






 マイクは当初、単独での調査をおこなっていた。そんな彼が渋谷に赴いた時に遭遇したのがドクター・モモである。


「ふぇっふぇっふぇ、久しぶりじゃのう。黒いの」

「相変わらず、その言い方かYO。チンチクリン」

「おまえさんじゃて変わっとらんじゃろうが」


 町の外れ、とはいえ白衣姿の老人は目立つものだ。彼はマイクを路地裏に引っ張りとある物を手渡した。それは【マジックカード】だ。その中にこそ、現在マイクが着ている特殊スーツが仕込まれていたのである。


 マイクは片足を失っており、現在は義足を付けて生活を送っている。そんな彼が万が一、鬼に襲われれば苦戦は必至。最悪、命を落とすことになるだろう。


「遅かれ早かれ、この時が来ることは分かっておった」

「知ったように言いやがって」

「知っていたさ。わしが知るマイクという男は、そんなに情けなくはない、とのう?」

「チェッ、言ってらぁ。んで……要件はなんだい? ドクター」

「簡単なことじゃよ。この事件の裏で手を引く男の処理じゃ」

「簡単って、よく言うYO。めっちゃ大変な依頼じゃねぇか」


 ドクター・モモは軽快に笑う、とこうも言った。男の始末はできればでいい、と。彼の本命は別にあるのだ。そして、その依頼を聞いたマイクは青ざめた。


「桃アカデミー東京支部のトウカが鬼に拉致された」

「ワッツ!? なんだって!」


 信じられない情報に彼はドクター・モモが冗談を言っているのではないかと疑うも、彼はこういうことに関しては冗談を言わない男であることを、誰よりも知るのは自信であった。だから、彼はドクター・モモの次の言葉を待つ。


「これは事実じゃ。おまえさんの元を訊ねて数日後、彼女の担当する桃使いを庇って負傷、そのまま拉致されてしまったようじゃ。不幸中の幸いで、桃使いの方は救助が間に合ったがの」

「拉致されてから何日だ? 相手側からの要求は?」

「拉致されて一週間じゃ。要求は今のところない。恐らくはもう……」

「ファック! トウカっ……! 他の桃使いはなにやってんだ!?」

「鬼討伐の大規模作戦のために駆り出されていたところを狙われたんじゃ。残っておるのは新人桃使いばかりじゃて」


 マイクは会話の途中で切り上げてトウカを捜索しようとするも、ドクター・モモに止められた。激情に駆られるマイクを年の功で宥めることに成功する、と彼に共同戦線を張る事を提案した。


「よいか、事はいよいよ複雑に絡んできておる。おまえさんのところに転がり込んでいる誠司郎、そして治癒の精霊。死んだはずの中里香里の暗躍。これは決して偶然ではない。全てが仕組まれたことなのじゃ」

「なんだって?」

「そして、その背後にいる人物こそが、全ての事件の黒幕……」






「ドクター……あんたを信じていいんだよな?」


 キュイン、ズムン。キュイン、ズムン。キュイン、ズムン。


 鋼鉄の男は事件現場を任せて立ち去る。糸口さえ掴んでしまえば捜索はお手の物。マイクは僅かな陰の気配を辿り、澱んだ気配の町を行く。

 流れる風に腐臭を感じ取った時、マイクは拉致犯の根城と思わしき場所に辿り着いた。そこは立体駐車場。即ち、桃アカデミー東京支部が存在する場所であった。


「ひ、ひひ、お客さん、おひとりですか?」


 管理人と思わしき男がマイクに近寄ってくるも挙動がおかしい。マイクはこの男が既に死んでいるのを見破った。即座に右太ももからM93Rを引き抜き発砲。しかし、男は俊敏に弾丸を回避する。


「ひ、ひひっ! 一時間、一万円になりまぁす!」

「高い。不法請求は犯罪だぞ」

「は、払えないならぁ! 命をよこしなさぁい!」


 管理人の服が、皮膚が割け、むくむくと肉が膨れ上がり、その姿を異形の者と化した。近くを通りかかっていた通行人が、その姿に悲鳴を上げて走り去ってゆく。

 やはり、中にはスマートフォンで撮影、録画をしている強者もいた。しかし、その行為は危険である。


「しぇあぁぁぁぁぁぁっ!」


 管理人がロボマイクに飛び掛かって来た。対するロボマイクは防御を選択。彼が纏う特殊合金製のスーツは防御力は高いものの、機動性、運動性に欠けた。これは、マイクが片足という事を配慮した結果だ。


 マイクが特殊合金スーツに桃力を送ると、鬼の攻撃にも耐える耐久力を獲得。鬼の激しい叩き付けを、銃を持つ方の腕で平然と受け止めた。

 だが、その衝撃は凄まじく、アスファルトにひび割れが生じる。常人であれば、それで終わっていた一撃だ。


「犯罪者には容赦はしない」


 ロボマイクは空いている拳に桃力を送り込み、思いっきり鬼の腹部を殴りつけた。メリメリという音がして鬼の顔が苦悶に歪む。ロボマイクは確かな感触に手ごたえを感じ取った。


「ぎぃっ!?」


 鬼に変じてから初めて感じる痛みに管理人は動揺を見せた。その隙は熟練の桃使い相手にとって致命的といえる。

 ロボマイクは素早くM93Rを構え、狙いを鬼の眉間に定める。そして発砲。一切の躊躇は無い。

 三連バーストによる弾丸の発射。それは容易に鬼の頭部を粉々にした。まさか発砲するとは思ってもいなかった野次馬たちは、その発砲音に驚き腰を抜かす。


「ここは危険だ、早く立ち去りなさい」


 ロボマイクは、胸部装甲から警察手帳を取り出し市民に提示する。それを目の当たりにした市民たちは、ようやく警察が本腰を入れたのだと理解し、ロボマイクの邪魔にならぬように走り去っていった。


「やれやれ、先が思いやられるZE」


 マイクは盛大なため息を吐き、リフトを起動。桃アカデミー東京支部へと繋がる道へと進入を果たす。灰色の空間を進む、とあり得ないほどの腐臭が漂ってきた。

 同時に強烈な陰の力を感じ取る。現役を退いてから、これほどの陰の力を肌で感じ取るのは久々とあってか、マイクに緊張が走る。


 キュイン、ズムン。キュイン、ズムン。キュイン、ズムン。


 己の駆動音が異様に大きく聞こえる。やがて、マイクは立ち止まった。視界はまだ、灰色で覆い尽くされている。だが、彼は理解していた。この先、一歩を踏み出せば視界が開けることに。


「ままYO」


 彼は一歩を踏み出して、それを死ぬほど後悔することになる。滅茶苦茶に破壊された機器、それを積み上げて作られた山。そこには機械の他に腐乱した死体も混じっている。その全てが体を欠損しており、目を背けたくなるような惨状であった。そこに彼女はいた。


 虚ろな瞳は何も映さず久しい。流していた涙は既に乾ききり、跡を残すのみ。身に纏う物は何もない、それどころか四肢すら無い有様。

 半分になってしまった手足に杭を打ち込まれ、機器の残骸で作られた山に貼り付けられている。流れ出た血液は乾ききり、どす黒く変色していた。

 否応にも視界に飛び込んでくる彼女の身体。彼女の体は落書きと汚物に塗れ、異様に腹が膨らんでいる。時々、腹が蠢いているのは気のせいではないはずだ。


「ジーザス……」

「うふふ、ようこそ。桃使いさん」


 積み上げられた機器の山頂に一人の少女が腰を下ろしていた。整った顔立ち、誰しもが思わず見とれるかのような美貌。だが、マイクはその顔に吐き気を催す。


 彼女が放つは腐乱死体よりもおぞましき腐臭、この世にあってはならない憎悪。生きとし生ける者を穢さんとする醜悪な欲望を持つ顔に、どうして見とれる事ができようか。


 彼女の後ろには虚ろな表情の男達が十名。一様に衣服を纏っておらず股間を曝け出している。それの意味するところを察し、マイクの怒りのボルテージは急速に臨界に達した。


「降伏しろ、とは言わない。速やかに、この世から消えろ」


 M93Rを少女に突き付ける。そして発砲。しかし、それは少女に命中する事はなく傍にいた男に命中し、その肉体を桃色の粒子へと変じさせた。

 この裸の男達も鬼であり、少女の下僕として生かされているだけの哀れな木偶人形であったのだ。


「(おかしい、狙いは正確だったはず)」


 素早く空になったマガジンを廃棄、予備マガジンと入れ替える。少女はニヤニヤと微笑を浮かべたままだ。

 再びロボマイクは狙いを少女へと定め、発砲。今度も外れる。


「(馬鹿な、俺の狙いはヘルメットのセンサー、そしてスーツのアシストサポートによって誤差が殆どないはず。それが外れるなど、あってはならない)」


 遂に少女はケタケタと、ゲラゲラと狂ったように笑い出した。


「きゃはははははははははははっ! 驚いてる、驚いてるぅ! その動揺、すっごく美味しいわぁ!」

「悪食め、負の感情を食いやがったか」

「あっはぁ、ご名答。それにしても、すっごい憎悪。それでよくも。桃使いでいられるわねぇ? あ、ひょっとして……これ、彼女だった?」

「そんなんじゃねぇよ」

「だよねぇ! こんな、おばさん、彼女だったら嫌よねぇ!? ごめんねぇ?」


 少女は最早、人の姿を半分留めていない彼女の頭部を蹴り上げた。それでも彼女は反応を示さない。

 半分以下になった四肢を打ち付けられているためか、彼女が床に転がり落ちる事はない。しかし、衝撃で打ち付けられた部分から出血し、壊れた機器の山を再び赤く染めてゆく。


「……」


 それでもマイクは耐えた。今、少女の行動に反応を示せば、彼女を盾に使われることは明白。マイクは己の心を抑え込む。否、怒りを蓄積させた。


「ガバガバかと思ったら、意外にも処女でさぁ! 泣き叫んで懇願したのよ! そこは、あの人のために……」

「黙れ」


 マイクは再び発砲した。少女の会話に付き合うつもりはない。だが、やはり弾道はそれて背後の男に命中する。そして、マイクは結論付けた。


「鬼力の特性か」

「うふっ! そう! 鬼力【曲】! 私の鬼力は全てを曲げる!」

「厄介だねぇ……中級以降の鬼ってのは」


 そうなると迂闊に攻撃はできない、マイクは歯噛みした。下手をすれば彼女に当たる事になる、それは避けるべきだ、とマイクは判断する。しかし、打開策はない。


「あはん、そう言えばぁ、自己紹介まだだたわね」

「必要ない」

「まぁまぁ、そう言わずにぃ。私【中里香里】っていうの。短い付き合いになると思うけどぉ……よ・ろ・し・く・ねぇ?」


 メリメリと歪む壁、空間すら捻じ曲げる陰の力は、果たして中級の鬼と言えるだろうか。


「マジかよ」


 マイクは慌てて桃仙術〈桃視顕現とうしけんげん〉を発動。目に桃力を流し込み視力を強化、陰の力の流れを読み取る。

 中里香里から伸びる複数の黒い手のような物が、ありとあらゆるものを捻じ曲げていた。香里の鬼力の正体はこれだ。


「あっはぁ! 聞かせて! あなたの、ひ・め・い!」


 黒い手がマイクに向かってきた。動きが緩慢なロボマイクに避けれるものではない。

 元来、この特殊合金スーツは受け身。攻撃を耐えての反撃がコンセプト。したがって、ロボマイクは黒い手にあっさりと捕まってしまった。


「うふっ、このおばさんの手足も、こうやって引き千切ったのよぉ? 美味しかったわぁ、彼女の負の感情。まったりとして、どろりとしてぇ。男の欲望よりも濃いの!」

「減らない口だ」


 メリメリと音を立てて変形してゆく特殊合金スーツ。香里は一気に引き千切る様子を見せない。それもそのはず。

 彼女はゆっくり引き千切る事によって、その苦しみが絶望が、より美味になる事を知っているのだ。


「でも、残念よねぇ。たった一回しか味わえないの。だから、じっくり熟成しないとね」

「……」


 絶体絶命、誰がどう見ても、そういう状況に追い込まれている。だが、彼にとっては千載一遇のチャンス。

 自ら己の特性を晒すなど、愚の骨頂。この一度きりのチャンスを生かすも殺すも己次第。


「(怒りも溜まりに溜まった。なぁ、ブラザー、こういう時は、なんて言うんだった?)」

「あっは、もうまんなぁい! いっただきまぁす!」


 香里が黒い手に力を込める。それは、ロボマイクの四肢を引き千切った。

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