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食いしん坊エルフ  作者: なっとうごはん
第十八章 地球
679/800

679食目 彼の地より~愛と勇気と努力を込めて~3

 誠司郎たちは、竹崎美千留によって戦場を後にする。正確には彼女の桃先輩の指示によってだ。

 着いた先はごく一般的な有料駐車場。リフトによって車が格納される形式だ。少しばかりくたびれている佇まいが、妙に哀愁を誘う。


 そこには、中年男性の管理者が気怠そうに客を待ち惚けていた。美千留は彼に軽く会釈をして、そのままリフトへと乗り込む。誠司郎たちは、そんな彼女に困惑した。


「はい、乗って乗って」

「え? ここに乗るの?」


 本来は車が乗るべき場所に、美千留は誠司郎たちを乗せる。そして、彼女たちが乗り込んだことを確認した管理者は有無を言わさずにリフトを起動、誠司郎たちを乗せたリフトが下降した後に上昇を始めた。

 暗い空間を暫し待つ、と唐突にリフトが止まる。そこは何もない、コンクリートの壁があるだけだ。だが、美千留は誠司郎の手を取って壁へと進む。


「み、美千留ちゃん!?」

「大丈夫、付いてきて」


 いよいよ、美千留が壁にぶつかりそうになる。だが、本来あるべき現象は終ぞ訪れる事はなかった。彼女は、するり、とコンクリートの壁へと入り込んでしまったのだ。

 そして、美千留に手を引かれる誠司郎もまた、壁の中へと進入を果たした。それを目撃した史俊と時雨も、彼女らに置いて行かれるのは拙い、と壁へと進む。僅かばかりの時間、灰色の空間を真っ直ぐ進む、と視界が開けた。


 そこは果たして、ビルディングの内部であろうか。いや、そんなスペースは無いはずだ、と誠司郎は推測する。正しくそこは、この世にあって、この世ではない場所であった。

 地球の科学力では到底作れないであろう奇妙な機器の数々。そこから感じ取れるのは、誠司郎たちが幾度となく経験した力。幾度となく助けられてきた力だ。


「桃力で動く機械?」

「そのとおりよ。ようこそ、桃アカデミー東京支部へ。桃使いを知る者たちよ」


 モニターに対面していた珊瑚色の長い髪を持つ女性が、回転式の椅子を回し誠司郎たちと向き合った。赤いフレームの眼鏡が良く似合う女性だ。

 彼女は少し垂れ目気味だが、彼女自体は抜き身の刃のような鋭さを持っていた。


「あなたは、桃先輩なのですか」

「そのとおりよ。竹崎美千留の専属、トウカといいます」


 すちゃっ、とでも音がしそうな仕草で眼鏡の位置を修正する。その仕草から、相当に几帳面か気難しい性格をしているのだろう、と誠司郎は判断した。それは正しいのだろう。

 竹崎美千留がビクビクしているのを目撃し、誠司郎たちは思わず苦笑した。


「初めまして、僕は宮岸誠司郎です」

「加藤史俊だ」

「皆川時雨です」

「存じております。桃アカデミー本部から送られてきた資料でね」


 トウカは誠司郎たちを来客用のソファーに就かせ対面する。そして、手にする資料を誠司郎たちに提示した。それは誠司郎たちに付いて詳しく記載されたものであった。


「間違いありませんか?」

「はい、確かに僕たちに付いて書かれたものです。これを纏めたのは、トウヤさんですね?」

「そのとおりです。この資料は、桃アカデミー本部所属のトウヤ中佐が纏めたものです」


 中佐という肩書を聞いて、誠司郎たちは驚きの表情を見せた。彼女たちはトウヤがそこまで立場が上だとは思ってもみなかったのである。


「トウヤさん、そんなに立場が上だったんだ」

「意外だったな。てっきり、下っ端かと思ってたぜ」

「エルティナさんに、振り回されっぱなしだったものね」


 トウカは誠司郎たちの言葉に、思わず苦笑してしまった。彼女にとってトウヤとは雲の上の存在に等しく、桃アカデミー本部所属のエリートにして同期であるトウカたちの出世頭だ。そんな彼が、ぼろくそに酷評されてしまっているさまを窺い知っては、こうもなろう。


「そもそもが、規格外の桃使いに対応できている時点で凄いのですよ。私は見習いの美千留ですら手に余しているのですから」

「うぐぐ、何も言えない」


 トウカの隣に座る美千留は、なんとも言えない表情を浮かべた。そのことから、彼女がパートナーであるトウカに負担を強いていることは手に取るように分かるだろう。

 しかし、彼女とエルティナとを比較すること自体が間違いなのである。アレはもう桃使いっぽい何かだ、と判断するべきであろう。

 呼吸をするがごとく、無差別に〈桃光付武〉を撒き散らす桃使いなど、古今東西探してもヤツしかいないのだから。


「それで、僕たちをここに連れてきた理由は、どのようなものでしょうか」

「はい、まずは事態の収拾。そして、あなたたちの保護です」

「あ~、結構派手にやっちまったもんなぁ」


 史俊は気まずそうに、ぼりぼりと頭を掻いた。誠司郎と時雨も同様の表情だ。史俊はまだなんとか説明が効くが、誠司郎は若干苦しい。

 時雨に至っては完全にアウトだ。呪文の詠唱、そして発動。混乱の最中にあって、彼女の詠唱は凛として朗々と読み上げられた。逃げ出している者達も、その声に何事かと反応して確認する者多数。ばっちり、超常現象を目撃している。


「桃使いは認識を阻害する装備を持っているので問題ありませんが、あなた方は完全に認識されていることでしょう。逃げ出す者たちの中には、逃げながら動画を撮影していた者もいるようです」


 トウカはノートパソコンを誠司郎たちに提示、サイト内の動画を再生させる。


「うわぁ、もうアップされてるんだ」

「仕事が早過ぎるだろ、こいつら」

「顔までバッチリって……どこで撮影していたのよ、こいつ」


 インターネット上に掲載されている動画は、誠司郎たちの活躍を鮮明に映していた。素人の仕事ではない事は確認するまでもない。それほどまでに、しっかりとした撮影であったからだ。


「しかしまぁ、なんだこのコメント。俺の事が殆ど書かれていないじゃねぇか」

「重要なのは、そこじゃないでしょ」

「そのとおりです。この、リアル魔法少女キター、美少女ガンナー、が問題です」


 史俊の発言は時雨とトウカに咎められる。トウカの言うとおり、時雨と誠司郎には早くも二つ名が与えられ、インターネット上で議論が交わされていた。

 彼女たちは天から遣わされた天使だの、天才科学者が作り出した人工生命体だの、果ては異世界からやって来た人間だ、との話も上がっている。

 合っているようで合っていない指摘に、彼女たちはやはり苦笑する。


「ここまで、鮮明に顔が映っている、と情報操作も難しいですね」

「というか、顔を映したらダメだろ。訴訟もんだぞ」

「投稿者は、それも狙っているでしょうね。本人に会えたら、尚、儲けものだと」

「くそっ」


 史俊の憤慨はトウカによって宥められ、一応の鎮静化に至る。史俊のように憤慨していない誠司郎と時雨であったが心中は穏やかではない。これから、どのように行動するべきか思い悩んでいた。

 これだけ顔が鮮明であったのなら、この動画を見た者であれば、すぐに【あの二人だ】と判別できるであろう。そうなると日常生活にも支障をきたすかもしれない。


 目まぐるしく増えてゆくサイトのコメント欄。その殆どが、誠司郎と時雨を指摘するものであった。

 美少女、巨乳、ぺたん娘、尻美人、等はまだ許せるが、押し倒したい、滅茶苦茶にしたい、だのというコメントには流石の二人も眉を顰める。

 中にはストレートに、レイプしたい、という馬鹿げたコメントを書き込む者もいた。


「顔が見えないからって、やりたい放題だな、こいつら」

「人とはそういうものです。その悪意が巡り巡って、やがて己に帰ってくることを知らないのです」


 トウカのいうとおり、吐きだした悪意は本人に必ず戻ってくる。それは今生では戻ってこないこともあるが、死後は必ず戻ってくる。それは閻魔の裁判の際に必ずだ。

 したがって、悪意を吐きだすことは確実に己を追い込む事に他ならない。知らなかったから仕方がない、は一切あの世の裁判には通用しないのである。


「少し相手の事を思いやれば、こんな事はないのにな」

「そのとおりですね」


 史俊はコメント欄に興味を失い、トウカに向き直った。誠司郎と時雨も、おぞましいとすら感じるコメント欄から視線を外し、トウカに向き直る。

 既に動画を見せる必要もない、と判断したトウカはノートパソコンを閉じてテーブルの端へと寄せた。


「史俊さんはまず、問題はないと思います。時雨さんはグレーかと。しかし、誠司郎さん、あなたは確実にアウトですね」

「でしょうね、銃を発砲しちゃってますから」

「状況が状況でしたから、何かしらの酌量の余地はあると思います。ですが、今、外を出歩くのは止めておくべきです」

「僕もそう思います。でも、それだと家に帰れなくなりますよね」

「暫くは、ここに留まって様子を窺うべきでしょうね」


 トウカの提案を受けざるを得ない、と判断した誠司郎は、これ以上の論議を控えた。その沈黙を承諾と受け取ったトウカは次なる行動に移る。


「美千留、あなたは引き続き鬼の捜索を続けなさい」

「了解しました……ということは、あれ以外にも鬼がいるんですよね?」

「いないとは言い難いわ。ここ暫く、鬼の活動がなかったというのに、ここにきて活発化しているだなんて……嫌な予感しかしないわね」

「ひえっ、怖い事を言わないで下さいよ」

「桃使いでしょうに、もっとシャンとしなさい」

「は、はひぃ」


 トウカに叱咤された美千留は、誠司郎たちに肩を竦める素振りを見せて、バタバタと部屋を後にした。そんな彼女の姿を見て、恩人の桃使いも、このような時期があったのだろうか、と想像する。きっと、騒がしい新人時代を過ごしていたに違い、という想像に至りくつくつと笑った。


「さて、史俊さんと時雨さんをどうしましょうかね」

「暗くなってから、こっそり帰るのはどうだ?」

「家に連絡さえ取れれば、一泊くらいは大丈夫だと思うのだけど」

「僕も、お父さんとお母さんに連絡を入れたいな」


 話し合いの末、三人は家に連絡を入れて、ここに一泊することを選択した。幸いにも、この秘密の部屋は通信機器が充実しており、いかなる通信もジャックすることが可能であった。

 また、会話を盗聴されないようにジャミングすることも可能とあり、三人はこの部屋の通信機器を使用して各々の家へと連絡を入れる。

 当然、事実は隠した。真実を告げればいいものではない事を、彼女たちは知っているのだ。


「不審に思われているようですが、なんとか両親を説得できました」

「こっちもよ」

「くっそ、んだよ……暫く帰ってくるなって」


 若干名、酷い対応を受けていたようだが、三人は両親の承諾を得ることに成功した。


「これで暫しの安全を確保できるわ。問題はこの後だけどね」


 トウカは正面スクリーンのスイッチを入れた。すると、誠司郎たちが鬼と戦った場所と思わしき場所が映し出された。そこには多くの警察関係者と報道関係者でごった返しており、それを上回る野次馬たちが現場を埋め尽くしている。

 どうやら、スクリーンに映っているのは報道番組のようだ。画面の左上には【日中の渋谷で猟奇殺人か】との文字が表示されている。


 鬼気迫る表情のレポーターは昨日、誠司郎が自宅のテレビで見た者と同一人物であろう。あってはならない事件、その現場の雰囲気に感化されているのか、極度の興奮状態に陥っているように窺える。

 そのレポーターが野次馬たちにインタビューを試みる。返ってくるコメントは荒唐無稽なものばかりだ。中には、あたかもそこにいたような臨場感あふれるコメントを返す者がいたが、本当にそこにいた者であれば、そのコメントが虚偽であることを見抜けるであろう。


「こりゃあ、酷いな」

「ここまで酷いと、逆に笑えるわね」


 史俊と時雨は、野次馬たちに呆れの表情を見せている。そんな中、誠司郎は野次馬の中に彼女の姿を認めた。


「香里……!」

「えっ?」

「香里がいる! ここ!」


 誠司郎は慌てて野次馬たちの中に紛れている、中里香里を指差した。しかし、既に画面は別の場所を映し出し、中里香里の姿を再び映すことはなかった。


「確かにいたんだ、香里が」

「誠司郎が嘘をついているとは思わないけど、見間違いの線は無いの?」

「ない、と思う。見間違えようがないよ」

「そう……よね」


 時雨は目を伏せ腕を抱きかかえた。時雨にとっても、中里香里は親しい友人であった。それが例え、オンラインゲームの中だけの関係であってもだ。

 誠司郎、史俊とて同じことである。彼らはゲームの中で繋がりを持ち、友としての関係を築き上げた。現実となんら変わることのない時間を消費して、香里との友情を育んだのだ。


「本当に生きてるのかよ、香里は」


 史俊は後頭部を抱えて天を仰ぎ、大きなため息を吐いた。眉間には皺が寄っており、香里が生きていることを素直に喜べない自分に嫌悪している様子が窺える。


「中里香里。報告では死亡が確認されており、親族によって葬儀、埋葬がなされている、とされているわ」

「そんな……じゃあ、あの香里はいったい何者なんですか?」


 誠司郎は悲痛な表情を浮かべた。今にも泣き出しそうな彼女の顔を見て、時雨は誠司郎を抱き寄せる。誠司郎は時雨の優しさに対し、素直に甘えることを選んだ。


「現状では情報が少な過ぎるわね。いずれにしても、調べなくてはならない案件だけど」


 トウカは一旦、話し合いを中断することを提案した。三人の表情を見て、これ以上の負担を掛けるべきではない、と判断したためだ。

 一方の誠司郎たちも、困惑の連続で疲弊していた。彼女の提案を好意的に受け取り、休憩を挟む意向を示す。


「そろそろ、夕食でもいかがかしら? 出前を取るわよ」


 トウカはそう言ってメニュー表を誠司郎たちに提示した。内容は、これでもか、というくらいにラーメンだ。しかも、こってり系で異様にボリューム満点とくる。

 時雨は自分の二の腕のぷにぷに感を思い出し戦慄した。


「ふ、太るっ! これはっ! 確実にっ……太るっ!」


 時雨はラーメンを拒否、夕食を抜くことを決断した。対して誠司郎は塩ラーメンを選択、食べれない分は史俊に食べてもらおう、という作戦だ。彼女は賢かった。


 史俊は迷うことなく【メガトンチャーシュー増し増しスペシャル伝説編】を選択。このわけの分からないラーメンの内容は、極厚のチャーシューがラーメンを覆い尽くし山を形成している、というチャーシューがメインなのか、ラーメンがメインなのか判断に困る一品である。


 そして、トウカはそれを三杯食べるようだ。まさかの注文に三人は戦慄を覚えた。


「も、桃使いって……」

「いや、時雨。エルティナさんも、これくらいは余裕だろ」

「いやいや、エルティナさんは十杯はいけるよ、史俊」


 その時、地球より遥か離れた、異世界カーンテヒルにいる白エルフの聖女エルティナに電流走る。


「ふきゅん、今日はラーメンだな……!」


 この日、ラングステン王国フィリミシアに【ラーメンショック】が勃発。一人の少女の暴走により、ラーメンは絶滅の危機にまで追い込まれることになった。

 尚、とどめは獅子の獣人の少年が刺したもよう。これは酷い。






 暫くしてやってきたラーメンに、史俊は後悔することになった。それは、あまりにも大きく異様で、おおよそ人間の食べる量ではなかったからだ。


「まさか……このラーメンって、桃使い専用の出前ですか?」

「そうよ。桃使い専門の出前ラーメン店【珍珍軒】。ボリュームがあって安い上に美味しいの。さぁさぁ、麺が伸びてしまわない内にいただきましょう」


 トウカは、いそいそとラーメンを配り、手を合わせて「いただきます」と感謝を込めた後に、猛然とラーメンという名の何かを攻略し始めた。

 その様子に触発されて、史俊も持ち前のガッツをいかんなく発揮し、ラーメンだか、チャーシューだか、分からない強大な料理の攻略に乗り出す。


「時雨、少しくらい食べなよ。僕のあげるからさ」

「うぅ……誠司郎は優しいなぁ」


 時雨は誠司郎の優しさに感涙、少しばかりラーメンをすする、すする、すする……いやいや、すすり過ぎである。というか、半分近くラーメンが消滅、時雨の胃袋に納まっているではないか。


「し、時雨?」

「……はっ!? な、なんてこと!」


 後悔後先起たず、ぽっこりと膨れた腹を見て、時雨は再び地獄の亡者も竦み上がる唸り声を上げ始めた。そんな彼女を見て誠司郎は苦笑する以外にない。

 何はともあれ、誠司郎も腹が空いているので、半分以上消滅してしまった塩ラーメンをいただくことにした。


「あ、これ、美味しいや」


 なるほど、時雨が無我夢中で食べてしまうわけだ、と誠司郎は冷静に分析する。

 あっさりしている割にはコクがあり、絶妙な塩加減の中に複雑な雑味が混じっている。この雑味がこのラーメンに不思議な魅力を与えているに違いなかった。


 普通、雑味と聞くとマイナスイメージが付き物であるが、事、料理に至ってはそうではない。ただ単純に雑味を取り除けば料理が美味くなるものではないのだ。この雑味との折り合いの付け方こそが、料理の美味い不味いを決定付ける。

 何故ならば、雑味も旨味であるからだ。人間の舌とは単純なものではない証拠であろう。


「ぜぇぜぇ……完食したぞっ!」


 史俊が雄叫びを上げた。普通の人間では食べきれないであろう量のラーメン? を一人で食べきったのだ。彼の腹は膨れに膨れ、限界を迎える寸前である。


「あ、史俊、食べ終わったんだ。じゃあ、僕のもよろしく」

「え? 慈悲は無いんですか?」


 天使の微笑を向けてくる誠司郎の願いを断ることもできず、史俊は男を見せんとした。結果、彼は討ち死にを果たす。あぁ、無常。

 尚、トウカはぺろりと三杯を平らげ、デザートのバケツプリンを堪能していたという。

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