「その頃、忘れられた人々は」
最近忙しくて、なかなか話が書けないです…(泣)
ラストの〆をどんな風にしようか迷っています。
既に最初の設定をかけ離れて、シェイリア王女が暴走してしまったので…。
さて、どうしよう?
・±・
「…静かですねー。」
「そうですね。あ、鷹が飛んでるわ。」
そう言いながら、私は遥か上空を弧をかきながら飛ぶ鷹を指差した。
王子が古城に入ってから早四時間が経過した。
「大丈夫かしら、王子。」
自分から
“王子なら大丈夫でしょう。”
と言っておきながらも、ついつい心配になって私は古城へと視線を戻す。
一度、古城の側に倒れている護衛団員Aをチラリと見てから、また古城へと視線を写した。
と、その時だった。
古城を覆っていた蔓が、突如煙のように消えたのだ。
「ラ、ランソワさん!蔓が消えていきますよ!!」
「そうですね。きっと、王女共々無事でしょう。」
見ていれば誰でも分かっているのだけれど、思わず声に出している護衛団員の声を聞きながら私は返事を返した。
しばらくして、古城の中から王子と王女の姿が現る。
少し顔色が悪い気がするけれど、とても楽しそうな顔をしている王子。
その隣では、とても満足したような顔をしている王女。
何があったかは分からないけれど、無事に救出できたようだった。
二人は地面に倒れている護衛団員Aをチラッと見てから、何も無かったかのように、視線をこちらに向けて手を振ってきた。
さあ、後はカシリス王国の城へ戻れば全て良し!
そう思いながら、私は王子の乗っていた馬を引き連れて王子と王女のもとへ馬を走らせるのだった。




