第五話 契約の刻印・動き出す使命
前回のあらすじ
滝沢は、謎の女性・天野から「世界を救うための契約」を持ちかけられる。天野は、陰の世界の魔神ディアボロスを封印する方法が記された本を完成させるため、滝沢をパートナーに選んだと説明。彼女の熱意は、滝沢の過去の厨二病時代を思い出させ、戸惑いを覚える。天野は、滝沢が既に契約したと主張し、彼に協力を迫る。滝沢は、天野の話に好奇心を抱きながらも、現実的な疑問を感じる。
同時に彼は現実的な疑問を抱いた。
「でも、この本に何を書けばいいの?もう魔神ディアボロスの封印方法が書かれてるなら、もう完成じゃないの?」
天野は冷静に答えた。
「たしかに、この本はもう八割完成している。封印の呪文も記したし、余獣の討伐方法も調べた。しかし、影の世界の入り方がまだわからないんだ」
滝沢は首を傾げた。
「でも、この世界中から探し出すとか無理すぎるよ。さすがに」
天野は自信たっぷりに言う。
「だから君と契約したんだ。場所も複数だが絞ってある」
「そうか、なら安心だな。どのくらいに絞ってあるんだ?」
天野の答えに、滝沢は思わず息を呑んだ。
「50くらいには絞ったぞ」
「ん??それ絞ったっていうの?」
天野はあっさりと答えた。
「ああ、世界中からだからな」
滝沢は絶句した。
「え、嘘……海外なんて俺絶対行かないよ?遠出したくないし」
天野は肩をすくめた。
「しょうがないじゃないか。まあ、絞った結果、この町にあるのは確定だな」
滝沢は安堵の息をついた。
「そうなのか。よかった~」
しかし、天野の次の言葉に、彼は再び緊張した。
「早速今週の土曜日行くからな」
滝沢は思い出したように言った。
「ああ……ごめん土曜は友達との勉強会があって」
天野はあっさりと答えた。
「ああ、確か私もそうだ。だから大丈夫だ」
「いや、僕予定あるんですよ。てかあなたも行くんだ。」
天野は彼の予定をすでに把握していたかのように言った。
「1時から6時までだろ。なら夜は空いてるな」
「え……」
おいおい嘘だろ。俺のハッピーナイトライフが..
「ちなみに、探しに行く場所は?」
天野は不気味な笑みを浮かべた。
「赤錆公園だ」
赤錆公園――それは、凄く古い公園で、今はほとんど使われておらず、薄暗く不気味な場所だった。
「ええ……あんなとこ行くの」
滝沢は怖気づた。天野はそんな彼を煽るように言った。
「そうだ。お前、もしかして怖いのか?まあ、闇の力を恐れる者には、真の力など手に入れられぬ」
彼女の厨二病全開の言葉に、滝沢は思わず苦笑いを浮かべた。しかし、同時に、彼の心には小さな炎が灯り始めていた。もしかしたら、この冒険は、彼の退屈な日常に彩りを加えてくれるのかもしれない。
「……わかったよ。行くよ、赤錆公園」
滝沢は覚悟を決めて言った。
「良きパートナーよ、共に闇に立ち向かおう」
こうして、滝沢と天野の奇妙な契約は、不気味な赤錆公園へと彼らを導いていくのだった。
文章書くのってむずかしいね。
次回!!多分ドキドキ実質合コン勉強会!!!!!!!!!!!!!!!!!!!天野と滝沢のふだんの姿?が!!!!!!




