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第四話 終と始 其の二

滝沢は自室で、天野とのやり取りを思い返していた。契約とは何なのか、頭の中で疑問が渦巻いていた。天野は教室ではあんなに落ち着いていて、厨二病なんて想像しがたい。あのノートも、もしかしたら自分の勘違いかもしれない...


僕はその天野の普段の振る舞いを思い出した。教室ではおしとやかで、男子たちの憧れの的。そんな彼女が、あの放課後、まるで別人のように...


そんな時、スマホに通知が届いた。

画面を覗くとそこには天野からの連絡だった。


「明日、放課後一緒に帰らない?体育館裏で待ってる」


僕は驚き、胸の高鳴りを抑えられなかった。「もしかしたらワンチャン...!」甘酸っぱい期待が天野と僕が二人っきりだったときの出来事を覆い隠すかのように膨らんだ。


次の日、滝沢は授業中もそわそわしいた。天野を観察すると、彼女はいつも通り、男子たちの視線を一身に受けていた。一昨日と昨日の放課後の姿は、まるで幻のようだ。


放課後、滝沢は期待と不安を抱えながら、体育館裏へと足を運んだ。そこには、天野が待っていた。

「忙しいのによくきてくれたね。ありがとう」

「全然大丈夫だよ。」

天野は上目遣いで滝沢の手を取り、甘えた口調で言った。「契約っていうのはね、私と一緒にこの世界を救うパートナーになってほしいってことなの...」滝沢は戸惑いながらも、天野の美しさに惹かれ、妄想が膨らむ。

「さっそくだけどこの本を完成させるために手伝って」

僕は、ああやっぱこいつ厨二病だったわ..と我に返る。

「なんで僕なんだ?僕はそういうのはもうそういうのはやらないって決めたんだ。」

「何を言っているのかわからないが、契約した以上、君は私に従って」天野は不敵に微笑んだ。

僕は疑問を抱きながらも、自分の厨二病だった過去を思い出した。もしかして、天野は僕の妄想を現実にしようとしているのか..?そうならこいつ相当重症だ。

「なぜ本を完成させないといけない?」滝沢は問いかけた。

「この本には、陰の世界の魔神ディアボロスを封印する方法が記されている。今、ディアボロスが陽の世界を襲おうとしている。私たちで本を完成させ、ディアボロスを封じなければならない」天野は使命感に満ちた表情で語った。

僕は戸惑いながらも好奇心が勝った。

切り悪くてごめんなさい。

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