第一話 我、学び舎ニ堕ツ
あらすじにて 天白美月✕ 天野美月〇すみませんでした。
中学3年間、僕は神から選ばれしものを演じていた。
黒いマントに包帯、黒騎士団を召喚する謎の呪文を唱え、僕しか知らない暗闇の世界の崩壊を防ぐ使命を背負っていた。これからも背負っていくつもりだった...
だが僕は高校入学を機に決めた。
普通の青春を送る。あまずっぱいレモンソーダのような青春を。
そう僕は使命を放棄したのだ。
そう決めて入学から一週間。
僕滝沢小太郎は、平凡な男子高校生として、何の変哲もない日常を過ごしていた。 授業、昼休み、部活見学。特に事件もなく、特別な出会いもなく。 これでいいんだ。これがいいんだ。そう思っていた。
ーーある日の放課後。
忘れた教科書をとりに教室に戻った僕は、静かな異変に出会った。
教室の隅、ロッカーの隅でしゃがみ込む女子生徒。
天野美月。
特別目立つわけではないが、どこか整った顔立ちをしていて、クラスでは“静かな美人”と呼ばれていた。
彼女はロッカーの扉を開けた拍子に、教科書とノートを床にぶちまけてしまった。
僕は反射的に駆け寄り、彼女のノートを拾い上げた。
その瞬間——
胸の奥がざわめいた。 懐かしい。けれど、初めて触れるはずのノートに、なぜか“既視感”が走る。表紙には、見覚えのない記号。 好奇心にかられ僕はそのノートのページをめくる。
「あ、、ちょっまって!」
「黒騎士団召喚魔術。魔神ディアボロス封印したり。」
「み、見ちゃったよね....」
天野は恥ずかしそうに下を向いた。
「もしかして、天野....」
つたない文章かもしれませんが優しい目で見てくれたら嬉しいです!




