459、命の重み……とても言葉では説明できない……
作品タイトル:あの命達を忘れない。
作品URL:https://ncode.syosetu.com/n9296gs/
作者名:虹色冒険書
レビュー日時:2021年 01月20日 18時34分
レビュータイトル:命の重み……とても言葉では説明できない……
■□■□本文■□■□
犬、猫、牛、豚。
世界にはいろんな動物がおり、毎日その命を失っている。
鹿、猪、猿、鴉。
ガス室で殺される動物もいれば、駆除の対象として殺される動物もいる。
命に重いも軽いもないとして、それでも我々は自分達の都合で動物を殺している。
食うために、牛や豚を。
守るために、鹿や猪を。
身勝手だが我々が生きるためには仕方ないとも言える。
私だって鹿や猪を殺したことはある。
猿や鴉はまだない。
だが……
飽きたから。
新しいのを買うから。
引っ越し先で飼えないから。
そんな理由で殺される犬や猫に、どんな言葉をかければいいんだ!
ペットを飼っている方。
これを読んでおいてください。
決して忘れないように。
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私はもうペットを飼う気はありませんが、色んな人に読んで欲しい作品です。
感想にも書いたのですが……
『名門 多古西応援団って漫画で似たような話を読みました。
その漫画内で、檻の中からこちらをただ見つめる犬達の目が忘れられません。』
応援団の団員が駆けずりまわってやっと、ある一匹の犬の引取先を見つけたんです。
それでその犬はギリギリで助かりました。
ですが、その後のシーンです。
助からなかった無数の犬が、檻の中からこちらをただじっと見ているのです。
その視線は『無』でした。