14話「この世界は色々とテンプレとは違うみたいです。」
ホモーク達が去ってから後ろから冒険者らしき人に話しかけられた。
「坊主すげぇな!あのオーク達を話し合いで解決するなんて聴いた事ないぞ!」
うわぁ凄い体格・・・筋肉が凄い跳ねてるぞ...
「偶々ですよ偶々、こっちに交渉材料があったに過ぎません(知らんけど)」
何か凄い驚かれてるけどこの人なんて人だろう
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名前【デロン・アドムスフィア】
種族【人間】
CLASS【冒険者(Ⅷ)】【裁縫師(Ⅹ)】【料理人(Ⅹ)】
年齢【19歳】
Lv【174】
HP【4582/4582】
MP【2820/2820】
SP【100/100】(MAX)
STR【98】
DEX【73】
VIT【76】
INT【78】
MND【48】
LUK【10】(MAX)
適正【・火・水・強化】
スキル【・言語理解Lv.10・剣術Lv.8・体術Lv.10・回復魔術適正.Lv.10・炎魔術適正Lv.10・氷魔術適正Lv.10・裁縫Lv.10・料理の腕Lv.10】
固有スキル【・強化付属】
称号【オトメン】
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うわぁこの人ある意味凄い
「?どうした俺の顔なんか見て・・・」
やべぇ
「すいません凄い風格ある人だなって見てました。もしかして名のある冒険者なのでは?」
「ん?坊主知らないのか?俺より強い奴は冒険者ギルドに行けばかなり多いぞ。」
大体の冒険者ってガラが悪かったりやたら絡んでくるって記憶にあるんだが...
「そうなのですか?・・・すいません俺達森に住んでた物で外の知識に疎いんです。」
「そっかぁ・・・坊主苦労してるんだなぁ。それなら帝国本土にある冒険者ギルドか王都本土の冒険者ギルドに行けば【冒険者ライセンス】を発行して貰えるぞ。」
ライセンス!異世界っぽい感じするぞ!
ミィティアと旅してから数日しか経ってないが、異世界のテンプレ道理なら主人公は帰れるか帰れないかに二つの筈。ならミィティアが安心して暮らせる場所を探そう。
―こうして俺は、ちょっとした勘違いをしたまま王都本土冒険者ギルドに行くことになる。