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夏の日の感情を映す、精神安定剤  作者: あのにます
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◆◇ため息で世界が滅亡するとして◇◆

はぁ。

世界の滅亡を案じていました。

私のため息で世界が二酸化炭素に包まれると思ったからです。


考えていくうちに、滅亡は必然で仕方のないことだと諦観しました。

そして、ため息が世界を埋め尽くすとき最期に何をしようかと目論みます。



好きな友達とずっと遊ぶ。

好きだった人に会いに行く。



一通り作戦を立てた後、私は絶望しました。



もし、世界が滅亡するとして、

友達も、私ではない友達と過ごしたいのでは。

好きだった人は、私ではない好きな人と過ごしたいのでは。




「はぁ」




ーーまた世界滅亡に一歩近づいてしまいました。

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