大渋滞予選
ちゃんと時差を戻して、よく寝て録画しておいたF1イタリアGP予選を見て笑いがとまらないころーんさんの顔を見て安心したせみころーんさんです。どーもーとてとてとてとて。
なんで笑ってしまったのか、理由を説明します。
F1イタリアGP2019予選でですね、フォーミュラ1というのはですね、Q1Q2Q3とノックアウト方式をとっているのです。
Q1で落とし、Q2で落とし、Q3で最終順位を決定するという過酷なシステムでございまして、「三回も」走らされるわけです。
昔は予選で落ちたら本選出場資格停止、とかそんなのは普通にあったのですが、最近はF1ドライバーが少なすぎる上に資金がかかりすぎるというので、ほとんど出場できてしまいます。大体ピットレーンから走れ、とかそんなんです。
そしたらですねえ、
Q3にキミ・ライコネンがスリップしてクラッシュ赤旗、まずいことに赤旗が掲げられている間にも予選は進行中のままなのです。
一昔前ならここでさっさとレースは中断し、Q3の直前ラップを参照して終わり、そういう時代を知っている方もなろうの読者の方には、いるのではないでしょうか?
ところが、「全世界のテレビ局やラジオ局の放映権や放映時間のことを考えろ!」というものすごい圧力のため、2019年現在は赤旗が掲げられていても予選は進行してしまいます。
そして、、、
赤旗中断が終わったときには時間は2分しかありませんでした。
そうすると、
予選のピット大渋滞が解放されると、すぐにニコ・ヒュルケンベルクがなぜかエスケープゾーンへコースアウト!アウト時にのろのろのろのろのろのろのろのろのろのろと障害を避けて、憎たらしくもコースにインしてしまいました。
なんと!一昔前に流行ったトゥルーリ・トレイン、ならぬヒュルケンベルク・トレインの出来上がり!!
さすがのヒュルケンベルクも怒られるのが怖かったのでしょうか、ルクレール、サインツ、ベッテルにだけ道を譲り、のろのろトレインが完成しました。
結局サインツとルクレールだけセーフ、あとは全員のラストアタックなのにアウトラップのままで、ラップタイム計測のないドライバーまでいました。
これ以外に、白線の外を走っていてもセーフ、赤旗中のタイムなのにオーケー、などなどモラル低下は否めませんでした。
、、、
これ、ルールをわかっている人は笑えますが、わからない人はまったく笑えないでしょう。
F1の世界ですら、素人は全く何をやってるのかさっぱりわからなくなってしまってるんですよね。
「ピアノの世界みたいなもんでしょう?」ところーんさんは、ようやく笑いをこらえたようでした。でもかなり笑ってました。
せみころーんさんが思うに、これはメディアの悲劇であると申せましょう。
スポンサーがいなければ放映できませんし、クルマだって走らないわけです。だから、スポンサーの言うとおりに走れ!ってなことになってしまいます。
しかし人間は機械ではないので、予定通りに走れ、って言われても99%は確かにそれでうまくいきますが、1%はどうやったってアクシデントが起きる。起きた時にどうするのか、だれも何も知らなかったのですよ。
予選で絶対にクラッシュは発生しない、なんてことは予測できません。しかもスリップしたのは熟練のキミ・ライコネンなのですから。本選のフォーメーションラップで規約を違反する方、ぶつかっちゃう方だっていました。
近年のスポーツや芸能の世界はとかくデジタル化され過ぎです。
極限的にデジタル化されてしまうため、もしダメだったらどうなるのか、という選択肢が全くない。「はい」としか言えない社会なんですよね。
これはモータースポーツの世界だったからよかったものの、オリンピックの世界ではこれに近いアクシデントは頻繁に起きています。プールの水が汚い?そんなんじゃありません。ドーピングですよ。
今ころーんさんが、日本に存在する球団にちなんだ替え歌を歌いだしました。もうその替え歌いいから。いいっていっても何回でも歌うんだよなあ。せみころーんさんは、個人的にそのように揶揄されても仕方がないとは思いますが。
でも女子の声でこれを聴いてみたいって気持ちはありますね。なんとか女子の声でね。(大爆笑のころーんさん)
それはさておき、ドーピングでも、本人は絶対にセーフになると思ってやってるわけですからね。デジタル化されてドーピングがアナログ時代より流行るとは、共産主義時代の東ドイツ人は思ってなかったでしょう。
共産主義が滅びたらドーピングも滅ぶ、てことは全然なくて、共産主義化で鍛えられた生化学者が昔を凌ぐ製薬競争をやっている、なんて有様ですので。
ドーピングはいっけないんだー、ってのじゃなくて、過酷に世間がデジタル化されているために、時間の取り返しが効かなくなっているんですよ。
昔は確かにのんびりしていたのは事実です。50年前は作曲家の新作にリハーサルを7回もやって上演していました。ところが今は2回ですから。
今回の大渋滞予選もデジタル化の最たるもので、スポーツに関与していない人が勝手にルールを作ってしまう、その弊害ばかりが目に飛び込んでしまって、せみころーんさんはあまり笑えませんでした。




