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プロローグ
新章です。
覚えているのは、降り止まない雨。
忘れられないのは、灰色の空。
消えないのは、この町への憎しみ――
ただ、それだけ。
それはこの町が嫌いだ。
この町の何もかもが、壊したくなるに憎い。
金さえあれば、何もかもが許されるディストピア――
歪んだ価値観、歪んだ正義、歪んだ愛憎、
その中で生まれ捨てられはみ出した者は、じゃあ真っ当な善なのか?
それとも、歪んだ中にさえ居座ることが出来なかった、ただの歪なんだろうか?
かつて水と呼ばれたそれは、暗い光をその眼に宿した。
みじけぇ!
そんな声が聞こえてきそうな感じですが、プロローグなんで勘弁してください。
地球○衛軍6のDLC2にうつつを抜かさないよう気をつけ更新頑張ります!






