*2章までの登場人物
*アルフォンス(人間・黒髪黒眼、小柄 13才)
*役職=平民→衛士(二部後半)
本作主人公の、自称【ボクは弱い】の少年。
腹黒さが見え隠れする策略家。
目的達成の為ならありとあらゆる手段を躊躇わずに選択するタイプ。
冷酷に見えて孤児の面倒を見る一面などあり。
*戦闘スタイル
現在判明しているのは、体術のみ。
*エルダリア・ファン・ラーダベルト(アールヴ・青髪碧眼 76才)
*役職=ラーダベルト大公→アルトリア王(二部後半)
ラーダベルトは古代精霊語で【盾を持ちて駆けつける者】の意。
アルトリア王国でも名家中の名家であり、王家の縁戚にあたる。
武芸精霊術に優れ、人格も良いのだが、性格が災いしてポンコツ。
そして、バドハーの為にいらぬ気苦労のたえない可哀想なひと。
アルフォンスという麒麟児を手に入れたことで、長年空席であった王位に就くことを決意する。
*使用武器・魔剣ハウゼル
希少金属ミスリル製の緩く沿った刀身を持つ剣。
その力は精霊に強制力を働かせ従える力を持つことから、アールヴ族からは魔剣と呼ばれている。
が、現在はその力の大半を失い、そこまで強大な強制力で力を振るうことは出来ない。
*戦闘スタイル
剣技精霊術ともにアルトリアでも1.2を争う使い手であり、近接戦を得意とする。また精霊術でもっとも得意とするのは水霊。ハウゼルの力を借りることで風霊を使役出来る。
*バドハー・アラウンケスト(アールヴ・白髪碧眼 1500才オーバー)
*役職=じじぃ(ラーダベルト軍一番隊騎士団隊長)→じじぃ(伝説のじじぃ)
アラウンケストは古代精霊語で【浮雲】を意味する。
伝説の大戦を生き抜いた英雄だが性格はお調子者。説教臭い一面もあるが、あまり真面目に話すと動悸息切れを起こすためほどよくボケる人生。
長命なアールヴの中でも最高齢。加齢により往年の剣技は衰えを見せているが、今現在でも馬を駆り戦場に立つ、老いて益々盛んな豪傑。
気難しいことで有名な風霊を自在に操ることが出来る。
どうやら巨乳好きらしい。老いて益々お盛んな豪傑である。
*使用武器・特になし
武器にこだわりは無く、その場その場で自分に合った武器を敵から分捕って使っている。
*愛馬・ルーディフ(サイボーグ馬)
頭が良く、雰囲気と嘶きでバドハーをたしなめることが多々ある。
*ダリア・ガリラナシス(アールヴ・赤髪赤眼 32歳)
*役職 ラーダベルト軍下級騎士→アルトリア王国下級騎士
アルトリア王国の下級騎士。幼い頃に誘拐されかけたところをエルダリアに救われたことで、忠誠以上の感情をエルダリアに抱いている。
*ダリウス・ガリラナシス(アールヴ・金髪碧眼 49歳)
*役職 上級騎士(ラーダベルト軍二番隊騎士団隊長)→アルトリア王国騎士団団長
ダリアの兄で、父が南方の蛮族との戦争で命を落としてから、家長として母と妹を守ってきた生真面目な苦労人。
*リーヴァ(アールヴ・青髪碧眼 29歳)
*役職 元宮廷魔術師→魔術騎士(二部時点)
平民の出で官僚級の家柄が多い宮仕えが合わず、ストレスから魔術を暴走させ研究所を爆破した過去を持つ。ラーダベルト家に仕えてからはそれなりに上手くやっている様子。 アルフォンスを弟のように思っているが、時折猛禽類のような瞳で接触を試みるヤバ目のショタコン。
水霊術を得意とする。
*ダンブルギムリ(ドヴェルガー・茶髪黒眼 600歳)
*役職 古代神ガードの迷宮国国王→重戦士団団長(二部時点)
かつて【竜の背骨大山脈】に存在した【古代神ガードの迷宮国】の国王。四大魔王の一角、竜王ラースタイラントに滅ぼされてからはアルトリア王国に身を寄せている。
*フィオナ(アールヴ・金髪碧眼 26歳)
*役職 ファード男爵家メイド→アサシン→ラーダベルト家メイド(予定)
ファード男爵にたった一人の身内である弟を人質に取られ、無理矢理暗殺者として使われる。アルフォンスの機転とエルダリアの恩情で生き残った二人と一緒にラーダベルト家に就職が決まった様子。
*ナッシュ・オルガン→ファフナ(アールヴ・金髪碧眼 25歳)
*役職 オルガン家第二殿下→アルトリア王国衛士(二部最終話)
オルガン公爵家の次男であるが、武闘派で豪傑な父と兄とは違い物静かで穏やかな性格。性格と見た目からも公女と間違われていることもしばしばある。
戦闘は得手では無いが、未熟ながらも戦況を見抜く目を持ち合わせている。また、民や仲間のためなら躊躇わず命を差し出す誇りも持ち合わせている。
*ジェイガン(アールヴ 享年53歳)
役職 オルガン家副将軍
士官学校時代ダリウスと同期であったが、素行の悪さから信用をされず、中央から左遷される。しかし、その武力だけは買われ、オルガン家のもとで活躍する。
アールヴには珍しく、生まれながらに俗気が強い。
バドハーの大怪我をしたふりに騙され斬り殺される。
*ルフ(アールヴ 178歳)
役職 上級騎士兼ナッシュのお目付役
平民からの叩き上げで一族共に世話になっているオルガン家には絶大なる忠誠を誓っている。
アールブの中では若手だがその実力と忠誠を買われ、オルガン家の長男と次男ナッシュのお目付役兼武術の教育係を命じられ一戦を退いた。
*アルフレッド(人間 )
弱小国家に過ぎなかった人類の王国を帝国にまで発展させた魔導王。
古の失われた魔術を復活させ、数多の技術と融合させたことで人類の生活水準を五百年は進めたと言われる。
人類にとっては神がもたらした福音であるが、他種族(とりわけアールヴ族)にとっては悪名高き存在。その名を表す二つ名は【魔導王】【魔帝】【魔導の枢機卿】【狂魔導師】等、数知れない。
前作・気が付いたらTSエルフ ――腹黒ショタが彼氏になりました――(完結)のもう一人の主人公でクッソ腹黒い一途系ヤンデレショタ。詳しい情報はそちらを参照してください(というか、むしろ読んでくださいお願いします)。
*ソフィーティア(アールヴ 故人)
本作が始まる半世紀ほど前に、王位争奪戦の内乱により死去。
アールヴの歴史で初めて原初の精霊皇を使役した人物で知られ、その理の外に出た膨大な精霊力は、未だに当時敵対した勢力に恐怖として語り継がれている。
●リタイアした敵
*ランドルフ(アールヴ 享年85歳)
ただの裏切り者。アルフォンスに喉を砕かれて死亡。
*テオドール(アールヴ 享年620歳)
元老院の筆頭であり、ラーダベルト家とは血縁関係がある。
思想はアールヴ至上主義で多種族を見下しいる。その戦闘技術はエルダリアを抑えアルトリアでも間違い無く最強であったが、アルフォンスに暗殺される。
その遺体の様は凄惨であり、腹には風穴が空き、腕はへし折られ、後頭部も粉々に打ち砕かれていた。
*オルガン公爵・オルガン家嫡男・ファード男爵
特に出番もないままリタイア。






