106/266
京一・家族をこよなく愛する男。
2019/05/09に投稿した『超〇可動シリーズをこよなく愛する男。』を編集して再投稿しました。
日野京一――
昭和末期生まれの自称ナイスガイ。
妻と二人の子とペットの飼い犬モンジロウと、次点でご近所のペット、コモドドラゴンのゴーリキをこよなく愛する男。
この男、今でこそ家族思いのただの痛いオタクだが……
ガキの頃は悪かった。
痛い大人の自称『昔は悪かった』というレベルでは無く、シャレにならないぐらい本当に悪かった。
乗っ取ったパトカーと破壊したパトカーは合わせて二台。
爆音が五月蠅いと喧嘩をふっかけて壊滅させた暴走族のグループは実に二桁近かった。
『狂犬』程度の二つ名は可愛らしく、『引き金の緩いロケットランチャー』『信管に包まれた爆弾』更には『弾薬庫で焼き肉をする狂人』何て奇天烈な二つ名まで欲しいままにした男である。
そう、これは……
北海道の片田舎に生まれた、とある男の物語である……
地味に人気なお父さんこと京一を主人公にした物語です。
サイドストーリーですが、地味に長く続きますので、覚悟を持ってお付き合いください(笑)






