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オタクにも色々あるってこと。  作者: さくら
第1章 平和な日々の終わり
1/8

始まり 『向かった先には』

 ジリジリと鳴り響く目覚まし時計のアラーム。

 薄暗い部屋に耳障りな音が鳴り響いている。


――――うるさいなぁ、今何時だよ、

 

「やばっ! 遅刻する!」


 布団から飛び上がるように起き、てきぱきと着替えをすませた。

 今日は待ちに待った新刊ライトノベル小説の発売日。

しかも、先着100名様、限定フィギアがもれなくゲットできる。超レア。


「この日をどんだけ待ったことか。待ってろよ!」


「やっぱり、3次元より2次元だよな」


 彼は、『あの人』から貰った、とある小説を読んだ時から2次元に夢中。

 

 新刊ライトノベル小説、彼が溺愛するアニメ、『銀髪少女と異世界召喚』

の原作小説。3か月に1巻ずつ連載していたが、原作者の体調不良という理由から

連載が止まっていた。

 

「ファンとしては、連載の再開の知らせを聞いたときは、興奮しっぱなしだった」


「おっと! 早くいかないと!」


 

 

 

 彼――――スズミヤ・ハルは、玄関のドアを勢いよく開け、書店へ向かった。


 


 


 

 

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