ギルドブルクの町並み!
イタい&メタな発言・微エロ・がっつりハンティング等色々やります!
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ちなみにパラレルワールドなので時代がごちゃごちゃです。
オーバーキルにも程がある ~狩猟戦隊シノビレンジャー~
籔田 すいみん
せつめいしよう! シノビレンジャーとは、イタ~い やぼうを かかえた 5にんの せんしが、ひょんなことから けっせいする せいぎの ヒーローだ! イタすぎて、めもあてられないぜ?
ギルドブルク。全世界で最も規模の大きいモンスター迎撃施設と共に、やはり最大規模のギルド本部を備えた軍事国家。具体的には、海の地平線を正面にギルドブルク城下町、山奥に国王ら貴族の住む居住区、そのちょうど間にギルド本部を含むギルドブルク城がそれぞれ約500ha程の規模で団子状に連なっている。
キリノ・ダイゴは、「島国ヤマトの代表」として一人、ここギルドブルクに降り立った。
そして導かれるギルドブルク城の中心、千年の間誰も抜き放てていないとされる「太陽の大剣」、別名『アステラスブレイド』をなんと、いともあっさりと抜いてしまったッ!
キリノ・ダイゴは、ギルド本部からの申請で日本支部から「最強の刺客」として応援に駆け付けている最中。
「運鳥」、別名『アイドラ』と呼ばれる巨大な草食動物の背に乗り、長い長い空の旅。翼を広げると片翼約2mにもなるこの鳥は、古くから家畜としてヒトと共生し、その肉は食用に、羽はペンとして利用される。体は大きいが攻撃性はなくむしろ臆病で、道中、運賃として重さや距離に合ったエサを与えれば海を越えて手紙やヒトを運んでくれる。余談だが、日本を開国に導いたのは船ではなくこの運鳥の群れである。威圧感を出すために、「ペリー」という者が、元々茶色であるこの家畜を黒に塗って、何百という大群で押し寄せた。当然、大砲などという兵器は無力で、上からダイレクトに着陸された武士や大老たちは大変腰を抜かしたという。
ダイゴの一張羅である全身メッシュの忍装束のコスプレに、トレードマークの赤いマフラーを一文字になびかせていた。目指すはギルドブルク大陸、ギルド本部である。ダイゴは遠くがよく見えるという風に額に手を当てる。
「おお! 見えてきたぜー! アレがギルド本部のあるっつーギルドブルクだな! くくーッ、テンション上がってきたー!」
ダイゴはいつものイタい口癖と同時に、歓喜のあまり両拳を空に向かってグッと突き上げた。が、ついアツくなって手綱を放してしまい、危うく海にドボンするところだった。バランスを整えると共に、腰の愛刀「ホムラ」を、頼りにしてるぜとばかりにギュッと握りしめた。
「桐野大吾参上、っと! うっほほーっ、絶景、絶景!!」
さて到着したギルドブルク城下町は流石最新鋭といった風情で、背中に海の地平線をたたえながら、どこまでもレンガ舗装された大通りの周りに、雨よけの布をぴんと張った屋台がギルドブルク城に向かってずらりと並んでいる。その周りを囲うのはオレンジ色の屋根の、やはりレンガの家々である。それらの間を狭そうに、銀の鎧と槍を持った兵士たちや、町民が行き来している。向こうに見えるのは灰色にそびえるギルドブルク城と晴れ渡った空ばかりである。一言で言えば人工のスペクタクル。ダイゴはしばらくその暖かな往来を眺めていた。
そして案内役の兵士たちが来た。兵士たちは、日本にはない大げさな挨拶で、歓迎の意を表した。
アイドラ……運鳥。鳥類。
ヒトと共生する数少ない草食モンスター。「ガソリンゴ」が主食。
総重量・飛距離に合ったエサを与えると、手紙やヒトを運んでくれる。