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19 年末のテロリスト〈3〉

19


 その次の日のことです。


 その相手は、別の状況、別の面子で話しているときに、


「実は俺、昨日○○さん(※僕のこと)とケンカしちゃって。口で敵う相手じゃないって分かってたけど、つい……」


 そんなことを言い始めたから、僕は、


『なんなんだコイツは……!! またいい年齢トシこいて、弱虫風邪の同情買いでも始めようってのか?』


 などと表情も変えずに話の筋を窺っていると、


「実は、他の連中があまりにも不真面目に見えて。特にアイツとアイツ(※ここは名指し)。以前からアイツらはダメなんだよね。だからなんか腹が立ってきて、だけど前から他のグループに面倒をかけるな! って釘を刺されているから、そうなると怒られると分かっていても○○さんに方向が向いていって……」


 この時点で、僕は唖然。そして、


「でも、○○さんがあれだけ本気で怒ってくるとは思わなかった……」


 などと言ってくる始末。


 そのとき僕は敢えて言うのを止めたが、今この場を借りて言わせてもらおう。


「あ・た・り・ま・え・だ!」


 ☆☆☆


 



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