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ヘイローブレイカー  作者: 飛鳥
1/5

1話

初めまして。読んでくれたらすごく嬉しいです。

応援よろしくお願いします。拙い文章で申し訳ないです。

読んでくれると!!!作者が!!!!泣いて!!!よろこびますので!!!!

私の目の前には、凄まじい、としか形容のできないような戦いが繰り広げられていた。

自分には何もすることができず、地面に手を付けてその場に座り込んでいる。

どうして私がこんな目にあってるのよ―――!?

叫びたくなるのをぐっと抑えて、私はただ、その戦いを見つめていた。





???????。

今、私の頭ははてなマークでいっぱいである。

正式名称ははてなマークじゃなくてクエスチョンマークだよ、なんて細かい話はどうでもよいのだ。


なぜなら、「いつ・どこで・だれが・何を・どうした」のうちの一つも、説明することができないほどに、私の記憶は混濁しており、困っているからだ。


数刻前までなんて、小さな市場?のような人通りの多い場所で立ち尽くしていた。


通り過ぎていく人達に、何やってんだこいつ―――みたいな目でじろじろ見られていたので、ひとまず人通りの少ない路地まで逃げ込んだのである。




これはいわば、記憶喪失というやつなのだろうか?もしもそうなら、医者でも、親でも、私に説明しに来る義理があるというものだろう。


しかしながら、そんな優しく私に説明をくれるような人物はいない。このままでは空腹で死ぬのがオチだろう。あれ?私って、意外と不味い状況にあるかも―?そう考えた私は、今わかる状況を、整理することから始めた。




名前は――わからない。 

年齢も―――わからない。が、身長や身体の状態から見て、17~19歳といったところだろう。

性別は女。......さっき確認した。


衣服は着ている。黒を基調としたパーカーに、短パン。ただし、へそ出しの丈の短いタイプのパーカーであるからして、肌の露出が多く、奇抜。そして極めつけは、首にかけているバカでかいゴーグルだ。

何に使うのか見当もつかないが、鉄鋼業でもしていたのだろうか?記憶がなくなる前の私...?の仕事内容が気になるところだ。趣味、の可能性も捨てきれないのだが。


そして、一番良くわからないのが、「なぜ自分が今ここにいるか」という点である。


市場のような場所にいたのだから、「今日の夕飯の食材を買いに~」くらい覚えておいて欲しかったのだが、まぁ、昨日の夕飯はなんだったかとか、帰る場所が存在するのかとか、家族はいるのかとか、そんな初歩的なことでさえわかっていないのだから、もう文句を言っても仕方がない。




私の今の立場は、いわば「18歳くらいの体の状態で、今産み落とされました!」という感じだった。

勿論自分でも何をバカなこと言っているのかよくわからない。でも、本当にそんな感じなのだ。

母親らしき人物なんて周りに存在しないので、そんな可能性はゼロなのだが。




唯一覚えていて助かった、と思えるのは、言語だろう。


先程、人通りの多い場所にいたといったが、その時に聞こえてきた人々の会話は、すんなりと聞き取り意味を理解することができたのだ。話すこともできた。


これで、言語もわすれちゃってました!てへぺろ!とかだったら、本当に野垂死んで終わりだったかもしれない。


交渉は可能、ということである。


「生後一時間お姉さん」の完成だな―― なんて考えながら、ご飯のひとつでも、頼めばくれる親切な人は居るだろうと思い、路地を抜けようと私は歩き出した。






――――――運命とは、人が生まれ落ちたその瞬間、決まるものなのだろうか。

もし歩き出すのが、あと10分遅ければ。あるいは、あと10分早ければ、彼女がこの事態に巻き込まれることは無かったかもしれない。

しかし、今この瞬間、確かに”ソレ”は動き出した。

偶然にみせかけた必然が、彼女を襲う。

彼女の旅路は、今始まったばかりである。

一話あたりの文字数が少なすぎるかも?

読んでくださりありがとうございます。

次話もすぐ書く予定です。

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