アクティノヴォロー
あなたの愛が誰かを照らせるように
輝き疲れぬように
愛はわたしは
あなたは
結局誰も愛せないまま愛されないまま
輝きを失った星のように
わたしもいつかあの星になる
十月の痛みはわたしを産み
眩いほどの輝きに目を焼かれ
瞑ることも開くことも出来なくなっていくんだろう
あなたの輝きに身を委ねてしまう
わたしは誰かを照らせただろうか
輝きを失い焼かれた星をみた
あなたは誰に照らされていたの
わたしはあなたに照らされていたのに
行き場を無くした愛は憎しみに変わる
黒く輝くくらいなら輝かずにいたかった
夜空はわたしの心みたい
輝く星より埋め尽くす闇が大きいのは
それだけ輝いていたから、裏切られて黒く輝いているから
朝を待とう
太陽が星を消してくれるのを
輝きが気にならなくなるのを
ああ、ああ、わたしの愚かさを
ああ、ああ、宇宙の偉大さを
わたしもあなたも、いつかあの星になる
その星が誰かを照らせるように
輝き疲れて黒く濁らぬように
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