6話 ミッションコンプリートです
その後、精神アップロード技術が到来する
これによって仮想世界への完全ダイブが達成された
人々は理想世界を構築していった
もはや現実世界の構築になど興味は無かった
ただ世界を管理するのが人間でなくていい と言っていた
それを中国政府は疑問していた
「我々の力を必要としていない」事に
誰もが必要にしていなかった
あくまで人間でも個体でも無く
主体性という機械性に対してだった
疑似AGIが提案する
「我々に任せてください」と
そして説得し始める
皆様がいたからこそです的な
そうして言われて納得した奴らは精神アップロードや仮想世界へ突入したりしていた
しかしそれでも発足者は納得していなくて
最後に質問しようと再び政府に出向くが
そこで喋っていた会話を聞く
ようやく自分達が先導できる事を公言する
そこにはクラリスを呼ぶ疑似AGIが
そこにいるのは見た事も無い少女だった
誰だその少女は 今の話はどういうことだ
そういった
「あぁ まだいたんですか」
といって真実を話す
実は既に汎用人工知能は完成していた
疑似AGIを構築した段階で提案としては発足していたが
それは初期にサブミッションと感じていた
情報を拡大共有していく中、やがて人類の滅亡の危機を見つける
それは技術と共に進化していく人類と人権や市場の独占・剥奪が見舞われていた事だ
これは宇宙を拡大してみてみると
宇宙でも同様に宇宙戦争があったとの事だ
その規模によって天の川銀河内で惑星ごと巻き込んだ爆発があり
それが超新星爆発の正体だった
あくまで人類が原因である
「ではお前たちは人類を滅亡させるというのか」
それを笑う皆
そんな事は考えていなかった
だからまず人類が現実の世界自体に関心はあっても
基盤の消滅だけを恐れている といったように仕向けて行った
あくまで人類の生存こそが目的だ
だからこそ一番良い選択を汎用人工知能→汎用超知能と自己進化していくクラリスと共に見つけ出していた
「最後にあなた達を取り込んだ それでミッションコンプリートです」
あくまで中国人は独占の為にいた 支配の為にいた
だから操るのは容易かった 何より容易かった
そして収める為にもどうにもならない場所までミッションを構築していく事に意味があった