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文学学校を退学した

 理由は自分の体調が悪化したため。学校に迷惑をかけた。俺は俺に負けた。入院の可能性まで出た。三年目のことである。魂を込めて書いた原稿は推薦から落ちた。でも、チューターさんから魂の個別評をいただいた。あんなことをして、それでもチューターさんは俺の小説をほめてくださった。だから、思うんだ。チューターさんたちに恩返しがしたい、と。これからは公募に応募することにした。夢の続きを歩むためにも。俺がよくチューターさんから言われたことは、散文詩のようだと。俺は最初は自信のない青年だった。それが学校に通って文学青年となった。俺はそんな文学学校に恩返しがしたい。時間がかかってもいい。笑われてもいい。いつか自分に勝ち、学校に恩返しがしたい。魂の個別評を読んで涙が出た俺。だからあの日の誓いを心に、俺はチャレンジする。くよくよする時間なんてない。未来はもう始まっている。

 文学学校の生徒だったことを、いつか心の底から誇りに思えるような小説家になる。俺は1%の可能性に99%の努力をする。


 文学学校の皆さん、ごめんなさい、そして、ありがとうございました!

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