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朝日が昇るその場所で  作者: 須東さう
1章 少女は夢の中
5/8

朝食はサンドイッチ

深緋志麻(みあけしま) プロフィール

身長 175cm

体重 65kg

好きなもの 和菓子

備考

幼馴染とは良く一緒にいるが、親友とは寮室も一緒で幼馴染が別の誰かと居るときは親友と一緒にいる。

葦森学園の学園寮の隣に二階建ての一軒家の寮があった。

涼山優衣(すずやまゆい)はその寮を一人で使うことになった。

食材等は、深緋志麻(みあけしま)の手配により冷蔵庫に入っていたので、昨夜はそれを食べ、お風呂に入った。

戻っているかもしれないとベットに潜り込んだ。

朝、目が覚めた。期待していたが、そこは自分の部屋ではなかった。

朝ご飯を作っていると、玄関のチャイムがなった。

出ると、赤いネクタイをした黒髪の青年と短い紺の髪を一つに結っている青年がいた。

紺の髪の青年の方が袋を持っていた。

「起きていたみたいだね。僕は、夜闇(よやみ)セレス。君のお世話役に会長から任命されたよ。よろしくね。」

儚く、ミステリアスな雰囲気がある彼は微笑み、自己紹介した。

そして、優衣を見て微笑んだまま紺色の青年を肘で小突いた。

「あっ!俺は、淡河真樹(あわかわなおき)!会長にお世話役に任命されました!よろしくお願いします!えへへ、初めて会う人だと緊張しちゃうんだよね。」

思い出したというように元気に自己紹介をし、忘れていたことが気恥しかったのか照れたように笑った。

「私は、涼山優衣です。よろしくお願いします。私、学園は見てまわったのですが能力とか何がなんだか…。」

自分が置かれている状況が良く分からないことを二人に伝えると、学園のことを詳しく説明してくれる様子で寮の中にいれ、リビングに案内した。リビングは長テーブル一つに椅子が四つあった。

優衣は長テーブルの右側に、自分のためにと用意した白いお皿にのったサンドイッチを一つと紅茶の入ったティーカップを一カップ置いた。反対側に、同じように2つ置いた。

「朝ごはん食べちゃいませんか?」

長い話になりそうな気がしたのか、優衣は少しはにかんでそう言った。

「うわぁ!美味しそう~!いっただっきまーす!」

お腹が空いていたのか、淡河は目を輝かせながらサンドイッチをほうばった。

その姿に夜闇はため息を吐いた。そして、淡河に呆れた様子で遠慮がちに優衣の方を見て、

「彼がごめんね?そうだね、長話になってしまうから先に食べてしまおうか。」

と言った。夜闇と優衣もサンドイッチを食べ始めた。

淡河は幸せそうな雰囲気を醸し出してサンドイッチを食べている。

5分くらいで食べ終え、朝食タイムは終わった。

夜闇セレスは口を開いた。

「さて、何から話そうか?」

それに対して淡河が言った。

「ん~、先ずは能力についてがいいんじゃない?ほら、学園とかそれ知らないと説明に出てきたとき分かんないし。」

「そうだね。じゃあ、能力について説明するよ。能力はそれぞれ属性が別れてるんだ。特殊なモノもあるけど稀なんだ。一般的には、月・太陽・火・水・草だよ。特殊だと、音・未来・支援・癒しがあるね。僕は、月で淡河は火と音なんだ。君は、会長から聞いた能力だと支援・癒しにあたるよ。能力の説明はこれぐらいかな…。分かったかな?」

夜闇は少し不安そうに優衣に(たず)ねる。

「はい!良く分かりました!使い方とかってありますか?」

優衣がそう質問すると、待ってましたとでも言うように淡河が話始めた。

「あるよ!人それぞれなんですけどね!大事なのは、強く望むことですよ!俺は、音で火を出したいって強く望んだら出ました!」

笑顔で元気良くそう言った。


丸井東(まるいあずま) プロフィール

身長 180cm

体重 71kg

好きなもの 煮込みハンバーグ

備考

戦闘スタイルが独特で、大体彼の周りには味方はいない。進んで能力を暴走させていくスタイル。

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