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幼なじみと不審者

なんかサブタイトルセンスないね…

相変わらず短めです…少しずつ長くなってきてると思うんだけどなぁ〜

文章量ないけど暖かい目で見守ってください!!

「……はっ!?」

目が覚めて慌てたようにバサッ!と起きる。

胸の球体を確認する。ついでに下も…


「ホントになってるし…」


「まぁ…ラミアさんから聞いてたし今更、か。そんなことよりお腹空いた…」


独り言を言ってる間にお腹がなった。部屋には1人しかいないのになぜか恥ずかしい…時計を見るともうすぐ7時。

一人暮らしなのもあってかご飯は自分で作れる。こういう時、安上がりでいいよね。

そんなことを考えつつもシュガートーストとバナナかなんかでいいや。


「いただきまーす」


むっ、なにこれ…数口食べるけど全然減らない。体が縮んだから口も小さくなってるのね…


プルルルルルッ、


パンと睨めっこしてると突然携帯がなり、急いで飲み込んで電話に出る。


「もしもしひいらーーー」


「ーーあ、汐ちゃん?ラミアだよーそっちでの戸籍なんだけど、ちゃんと用意してあるから安心してね〜こっちでは白樺志乃って名前になってて1週間後から元いたクラスにあくまで転校って形で復帰するから、いい忘れててごめんね〜あと、御両親にはこちらの不都合ということで連絡しておいたから〜♪」


ーーープツッ


通話が切れた。

あの神…早々と要件帰って行きやがった…質問もしたかったのに…!!しかも連絡ってなんだよ!ビジネスですか?!

そんなこと考えながら食べ終わり、スマホの通話履歴を見る、神様との履歴は無かった…


ガチャッ


「へっ…ガチャっ……???」


…変な声が出てしまった……。親など仕事関係で外国に行ってるし帰って来るのなんて……


…….まさか!


「汐〜いる〜??っていないわけないかっ♪」


幼なじみの神谷茅野かみやちのだ。年少の時から同じでクラスはほとんど違かったけど週に1、2回はこうして家に来るのだ。黒髪のショートカットで顔かなり整っていて胸もそれなりにあるのに運動も勉強もできて結構モテてたはずだ。

今日は運悪くその日だったみたいだ。


「「あ、茅野〜(汐〜)」」


自分の部屋を開けて笑顔で入ってきた茅野が周りを見渡して後ろに数歩後ずさる。


「あんた誰…汐はどこ…」


さっきの笑顔はどこに行ったのだろうか、いきなり血走った目になった。


「え、ここに…」


「信じるわけないでしょ…?」


怖い。本当に怖い。いつもの茅野は…?


「だから僕はーーーー」


「ーーふざけないでよ…あんたみたい不審者…こうよっ!」


茅野が近くにあった皿さっき僕が使っていた皿を割るとありえないほど鋭利な凶器ができた。


ーーーそして

数秒僕を先ほどの血走った目で見ると…突進と共に突きを放ってくる。それをギリギリで避けると避けた先にある毛布を相手に被せる。そして自分の部屋から出るが…いった!何コレ!!ドアに足ぶつけた!


「あっ…いった!」


ドタっと勢いよく転ぶと急いで茅野の方を見るともう既に僕の目の前にいた。


「っ!!」


茅野が皿の破片を振り下ろしてくる。咄嗟に右手を盾にぎゅっと目をつぶり頭部を守ろうとする。


ーーーーあれ、何もこない。直後パリン!と音がする茅野が皿の破片を落とした音だ。


「ほんとに…汐なの…?」


手で口を抑えながら涙目で言う。


「え、うん…どうして…」


僕はぽかんとなりながら質問する。


「それ…その傷…」


片方の手で縦にしていた右腕を指す。リストカットの跡がある。転んだ拍子に袖がめくれたらしい。あれ?傷って普通新しい体になったら治るもんじゃないの?


「うっ、」


「うっ?」


「うわぁぁぁん!汐ごめんなさぃぃ!!」


突然泣き崩れた。


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