30話
テスト前なのでこれからしばらく更新できません。詳しくは活動報告をご覧ください。
ーーうーん、よく寝た。とりあえずシャワー浴びよう。
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ーーあー、さっぱりした。そういえば今何時...あ、時計付いてた。6時か...素振りをするのは下の人の迷惑になるだろうし、せっかくシャワー浴びたんだから汗はかきたくない。そうなるとできるのは魔法の練習ぐらいか。新しい魔法でも考えようかな。
さて、どんな魔法を作ろう?正直に言うと《想像魔法》があるからどんな魔法でも創りだすこと自体は可能だ。だけど成功するかどうかは別だからちゃんと考えてやらないとね。室内だから攻撃系以外で必要なもの...自動発動する障壁とかいいかも!自動発動する魔法は普通の魔法ではないしね。
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ーーやったぁ!出来た!常に魔力を消費するようになったけど気にならないぐらいだし問題なし。強度についての実験はしてないけどある程度なら耐えれるはずだし今日にでも強度の実験をして、駄目だったら改良しよう。
あ、もう七時半だ。そろそろ下に降りてごはんでも食べようっと。
『もしもし〜。アンジュ、聞こえる?セレナだよ〜』
ーー!?、頭の中に声が!?
『驚いたみたいだね。まあまあ落ち着いて。私、セレナだよ。昨日言ってたでしょ?...あ、頭の中で伝えようとするだけでこっちに声届くからね』
『いやそんなこと言ってなかったでしょ。というかこれは何?』
『これ?これは私の《万象対話》っていうスキルだよ。ほら、《チュートリアルブック》でスキル貰えたでしょ?』
『うん。私は《想像魔法》ってスキルを貰ったよ。で、これってどんなスキルなの?』
『《想像魔法》なんて、また強そうな名前のスキルだね〜。あ、私のスキルはね、視界に入っているか、一度触れた全てのものと会話、というより念話かな?まあ、そういうことが出来るんだよ。あとね、このスキルって離れている人と話すと魔力をたくさん消費するんだよ。まあ何が言いたいのかというと、魔力もったいないから切るね!ギルドの酒場で待ってるからよろしく!』
『え!?ちょっと待って今から朝ごはん食べるから少し遅くな...切れたみたいだね...はぁ、とりあえず急いで朝ごはん食べよう」
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「おまたせ、急に呼ばれても困るんですけど?」
「いやー、ごめんごめん。ちょっと驚かせたくてね。びっくりしたでしょ?」
「まあ驚きましたけど...そんなことより、なんで呼んだんですか?」
「ああそうそう、今日一緒に依頼受けない?」
「依頼?」
「うん。この世界でどんなことをしてきたかとか、昨日話せなかったことを話しながらクエストいこうよ!」
「わかりました。それで何のクエストを?」
「実はもう受けてるんだよね〜。準備できてる?食べ物は私が持ってるから装備だけで大丈夫だよ」
「準備はできてますけど...じゃなくて!何のクエストなんですか!」
「今から行くのは《ゴブリン》の討伐だよ。...あ、ギルドカード出して。パーティー登録しなきゃ」
「何ですか?それ」
「ん?知らないの?パーティー登録したら同じクエストを出来るし、報酬の分配も簡単に出来るから冒険者登録の時に教えてもらえるはずなんだけど、聞いてない?」
「教えてもらってない...」
「えーっと...あ、もしかしてあの人から教えてもらった?ほら、あそこで座ってる人だけど」
そう言って一人の職員を指差すセレナ。
「たしかあの人だったかも...」
「あー、やっぱり?あの人ね...基本的に仕事はできるみたいなんだけどね?ところどころ抜けてるところがあるっていうか...まあ、どんまい!」
「どんまいって...もういいですよ。とりあえずパーティー登録しますか」
そう言いながらギルドカードを取り出すアンジュ。
「なんか私が悪いみたいになってない!?」
「いいからどうやるのか教えてくれません?」
「えー...」
セレナは釈然としない表情で続ける。
「ギルドカードを重ねて《パーティー登録》って言えば...ほら、できた」
「へ〜、結構簡単ですね」
「そりゃあね。面倒だったら誰もしなくなるでしょ?さあ、準備できたしクエストいこうか!」




