2話
気がついたら知らない部屋に横たわっていた。
ーーここは…どこだ?
さっきまでのは夢だったのか?
とりあえずここがどこか確認しようと思い、周りを見渡そうとして気づいた。
ーー体が…動かない!?
それに声も出ないぞ!?
声を出そうとしても、あーとかうーといった声しか出すことができなかった。
ーー 俺は本当に転生してしまったのか?
そうやってしばらく戸惑っていると、扉の向こうから人が入ってきた。
ーー金髪の男と青い髪の女性…青い髪!?
元の世界にはそんな髪の人なんて髪を染めている人ぐらいだった。しかし、その人は髪を染めているようには見えない。
そうして考えていると、金髪の二十代前半ぐらいの男が口を開いた。
「おお!アンジュが起きておる。
見ろ、ソフィア!さすがは私とお前の子だ。
とても可愛い顔をしておる!」
「それはそうですよ。なんたってジークと私の子ですもの。可愛くないわけがないでしょう?
でも、まだ眠そうね。うるさくしたら可愛そうだわ。部屋から出ましょう、ジーク」
「それもそうだなソフィア。仕事の続きもしなきゃならんしな」
そう言って二人は部屋から出て行った。
ーーなんだ?子って俺のことか?というかアンジュってどういうことだ?俺は男だぞ?いや、今はそういう問題じゃない。これは本当に転生したと考えていいのか?
そういえばあの声は「ステータス」の「チュートリアルブック」を見ろと言ってたよな?
そうして頭の中で「ステータス」と呟いたら、ステータス画面というべきものが頭の中に浮かんできた
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Name アンジュ・ブレイズフォード Lv1
種族 human 性別 女
HP 8/8
MP 10/10
STR 1
VIT 1
AGI 1
DEX 1
INT 8
MND 6
《スキル》
《チュートリアルブック》
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《称号》
《転生者》《魔法帝の娘》《剣聖の娘》
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