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とある世界の物語  作者: 不思猫
2章 旅立ち
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閑話《???》

転生者達を送り出してから数年が経った。送り出す直前にある程度の人数ごとに間を空けることに成功したから、転生者が元いた世界が元に戻るまでは退屈せずにすみそうかな。


観察してたら面白いことに気づいた。それは、私が関わったことのある人が結構いるってこと。面倒臭くて調べてないけどやっぱりバグったのかな、あの神もどき。まあ、ああいうのは壊れかけか、いっそ完全に壊れてる方が面白いしほっとこう。果物も腐りかけが一番美味しいっていうしね。それよりも観察の方が大事だよ。


さーて、もう今産まれてる人達は全員チュートリアルブック読み終わってるかな?

...ん?何人か読んでない人がいるな...なんで読んでないんだろ。とりあえず向こうにバレないようにこっそり《チュートリアルブック》開いてっと。

ふむふむ、混乱しててそのまま忘れてる人が数人...これから転生する人には忘れないようにしてあげよう。そして......ハハハ!何こいつ《チュートリアルブック》には頼らず生きてやるって正気じゃないな!自分を殺した相手には頼らないってことか。一応殺したのは私じゃないんだけどなー。...まあいいやこいつもしばらく眺めとこ。


しばらく見てたら転生者の中にも強くなる人とそんなに強くならない人がいる事がわかった。魔法とかは特に使える人と使えない人に分かれてるみたい。

前世で俗に言う超常現象に関わった人ほど高い傾向にあって、私と関わってた人も高いっぽい。

少しでも関わってたりすると効果があるみたいだから、彼らが元いた世界にあるラノベみたいに、ゲームばかりしてた奴が転生したら魔法の才能がある......みたいな事が本当に起こってる。まあどうでもいいけど。

それよりも問題は、なかなか面白い事をしてくれる人がいないってこと。前に見つけた《チュートリアルブック》に頼らず生きていくって言ってた奴は七歳ぐらいで町に攻めてきた魔物に殺されちゃったし、他にも面白そうな奴のほとんどは、何か馬鹿なことをやって死ぬか、何か事件に巻き込まれて死ぬかのどっちかなんだよね。それでも何かやってくれる奴はいたよ。世界の果てに行って《天水魔法》で水を操って世界を下からくぐったり(成功した後もう一回やって魔力切れになって落ちていった)、宇宙に出てやる!とか言って飛んでいったり(そもそもこの世界に宇宙は設定されてないから出れずに落ちた)とかどうでもいい事に対して一生懸命努力してたのは面白かった。


でももう転生していないのは30人ぐらいか...最初は200人ぐらいいたのに早いもんだね。最初の方同時期に50人ぐらい入れてたの失敗だったかな...まあ二百年ぐらい暇つぶせたから満足だよ。予定通り残りもまとめて転生させちゃおう。

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