閑話《???》
私はいくつかの世界を観察している。やっているのは本当に観察だけ。まあ、時々面白そうなことを見つけてはその世界の管理者にバレないようにこっそり手を出したり、一緒になって参加したりしたけどね。
あるとき、私が前に観察していた、滅びた世界の一つに《なにか》が発生してるのに気づいた。
「あの世界って確か...なんかの禁忌に手を出したとかで管理者に廃棄処分されたのを、私がこっそり頂いて何かあった時に使おうと思ってたとこだっけ?生物とかは存在できないようなところなんだけどなーっと。えーっと?これは...結構沢山の人の意識の集合体...というか若干神格得てるじゃん!...ん?ああ!なるほど思い出した!この世界って人が神になるために頑張ってたとこじゃん!面白そうだから、私がちょっとだけアドバイスしたら、それに気づいた管理者に滅ぼされたんだっけ。いやー、すごいね。これはその研究をしてた人達の意識かな。それなら結構面白いことになりそうだっと。」
私はそこで生まれた存在にばれないように私と《なにか》の間にパスを繋いだ。
「よし!これである程度の意識操作が可能かな。まあしっかりと意識が確立してないしあまり聞かないだろうけど。うーん、これで意識が一つに統合されてれば小間使いぐらいにはなりそうなのになあ。まあ、こいつには私の代わりに世界でも造らせとくか。私のお気に入りの世界にあるゲームみたいな世界だったら面白そうだしそういうシステムを作るようにして放置でいっか。ここの時間の流れを早くしておけばすぐ完成するよね!というわけで頑張ってね〜」
よし、面白いものも見れたし、お気に入りの世界に行ってゲームでもするかな。その世界って、一応私の世界ってなってるから周りを気にせず遊べるんだよね。あの世界がどんな感じになるのか今から楽しみだよ。
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「そうやって放置してゲームしてたら、いつのまにかあの世界滅びかけてるんだけど...えー、やっぱりしっかりとした管理者じゃないから能力的に無理があったかな?...そうだ!そういえばあの世界の近くの世界に捨てられたけどまだ滅んでない世界があったよね。そこからエネルギーを奪えば大丈夫じゃない!じゃあそういうことで宜しく。私はゲームしてようっと」
そうやって私は寄り道をしてお気に入りの世界に戻っていった。まさかあんなことになるなんて思いもよらずに...
「あれ?時空の揺らぎ?私の世界に手を出して来るやつなんていないと思ってたんだけど...!?
はあ!?なんであの世界の神もどき、私の世界から奪ってんの?バグった?というか失敗しかけてるし!
やばいやばい!このままじゃどっちの世界も滅ぶって!向こうはまだしもこっちの世界にはまだやってないゲームがあるのに!」
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「ふー、なんとか調整出来た。けど失敗したなぁ。ある程度抑えたけど反動でしばらくお気に入りの世界がゲームどころじゃなくなったよ...
これはもうあの世界に責任取ってもらうしかないね!えーっと、とりあえず向こうに送られる人達に説明しに行きますか。そのあとは送られた人達がどうなるかの観察でもしようかな。




