俺が見下神⁉
----見下神 代理の人物を召喚。確認しました。天界へ移動します----
あ、あれ?ここはどこだ? 確かもろくんとduoコンペをしてたら急に変な光に襲われて、気が付けば此処にたどり着いていた。本当にここはどこだ?辺りを見渡すと大きな神殿のような建物や、たくさんの石像が並んでいた。足元がやけにふわふわすると思い足元を見ると、え??く、雲?もしかして雲の上にいるのか。なんだよ、天国....かよwだとしたらこんなのあんまりだ!俺が死ぬ?この日本VALORANT界を背負っていくこのPRIME ふぁんたが?あんな変な光に襲われて?マジでころすよー?ってwこんなことをまだ言えるくらいに感情は意外にも落ち着いている。
さて、これからどうしよう。俺は多分死んだわけで天国で何をして過ごせばいいんだよ。とりあえず天国って所をクリアリングしにでも行くか。まず目に留まったのは嫌でも目に留まるあのバカでかい神殿だ。ちょっくら行ってみるか。
~~~~神殿~~~~
それにしても天国って俺以外に人はいないのか?このまま誰もいないのは少し寂しいな。もし誰もいなかったらどうしよう、、かんかん達が早くも恋しくなってきた。雲の上を歩いて神殿につくと「で、でっけ~」と思わず口に出てしまうほどにやはり大きい。地上だったらワールドクラスじゃんと思いながら中に入っていく。す、すげえ.....神殿は中もワールドクラスでヨーロッパなんかのお城みたいだった。
「お~~~~い、誰かいませんか~~?」 .............................びっくりするぐらい静かだ。こんな大声久々に出したなwなんて思っていたら奥に何やら玉座の様な物があるのが見えた。男心というかなんていうか....... 実は憧れてたんだよな~。よし、玉座に座りに行こう。誰もいないみたいだし座っても問題ないだろう。
~~~~~玉座の部屋~~~~~
玉座のある部屋に着くとなんていうか寒気みたいなのを感じた。でもこの感覚前にも......? あ!!! りくとに吹きかけられた時もこんな感じがした気がする。りくとかぁ、りくとや家族のみんなにもう会えないと思うと悲しくなってくる。はあ....これが天国..か。りくと、また見下してくんないかなぁなんてふと視線を上に向けてみる。すると................!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!!?!?!??!!??!?!?!!?!?!?!??!?!?!⁈?!?!?!?!?!?!?!?!?!
「は、、、、、、は、、、、、、、は、、、、、は、、は、は、、、、、、、は?り、く、と?」
なんと玉座のある部屋の天井にはりくとの壁画が描かれていた。う、嘘?だろ?天国の神殿の玉座の部屋にりくとの壁画。ま、まさかここって...............天...界なのか?てことはこの玉座はりくとのいる場所⁉でも俺なんかが何で、、、死んだんじゃなかったのか?そう戸惑っていると目の前にここに来た時、俺を襲った光と同じような光が見え、まぶしくて目をつむる。目を開けるとそこには、女神のような金髪でいかにも女神らしい格好をした女の人が現れた。「あ、あの貴方は?ここはどこなんですか?」と聞いてみる。
すると女神らしき人が口を開き「私は見下神りくと様の眷属女神ラリコです。りくと様の兄上であられるふぁんた様、あなたは見下神様が下界で御用を済まされるまで見下神代理としてこの天界へお呼びしたのです。」 え、えーっと、、?つまり俺はまだ死んでなくて、見下神代理をするためにここに飛ばされた訳だ。ここはさすがの俺、このあり得ない状況を瞬時に理解する。でも「見下神代理ってなにをすればいいんです?」と女神さんに聞いてみる。「見下神を侮辱したものへの制裁。明日から行われる神々の序列争い GOD legends へ参加し、無論一位、を取ってもらいます」ふっw おもしれえじゃんw りくとがいない間俺が見下神か。よーし................やりますかぁ!!!
この時、まだふぁんたは見下神代理の危険さ、辛さ、見下神の名前の重さを甘く見ていたのであった。。