表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

9/19

9.友達作り

「黒川さんって頭いいんだね!」


「勉強でわからないところあった教えて~」


「黒川さんってどこの中学校出身?」


次の日の休み時間、私は順調に友達を増やしていた。


新入生代表挨拶のおかげかみんなの方から私にいい印象をもって話しかけてくれてるので友達を作りやすい。


最初は「ヒロインとの関わりが減っちゃったかも」と思ったけど新入生代表挨拶をしてよかったと初めて思えたよ……。


それによくよく考えたらこれからのイベントに比べたら新入生代表挨拶の時のイベントなんてそこまで重要でもないと思うし。


あとこのクラスにヒロインはいなかった。いたらどうしようかな~と考えてたけどいないならいないでヒロインのことを気にせずに友達作りできるから気が楽だよ。


……綾目に何か言われそうな気がするするけども、……まぁ大丈夫でしょ。


学校生活での友達って大事だし。


それに綾目がこっちに来ないってことはあっちもあっちで友達を作ってるってことだろうしね。


綾目のクラスには何人かヒロインがいた筈だから出来たら仲良くなってるといいな~。


そんな願望めいたことを思っていると急に教室のドアがバンッっと勢いよく開かれた。


皆が一斉にその音の発生源の方向を見る。


私も一体誰だろうと思い皆が見ている方向に目を向けるとそこには


「なっちゃん!!」


私の事を呼ぶ綾目と


「黒川さん!!」


ゲームで見たことのある美少女がいたのだった。


……いやいや、君たち一体何してるの?

ついに一人目のヒロイン登場!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ