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13.連絡先

とりあえずよくわからないけど二人が仲良くなったってことだけは分かった


「「全然違う!」」


……はずだったのだが何故か二人には否定されてしまった。


え?違うの?

喧嘩するほど仲がいいってやつなのかなぁ?


そんな見当はずれな考えをしていると名取さんが口を開く。


「そんなどうでもいいことより、少しお願いがありまして」


どうでもいいて、雑じゃない?

ゲームでも性格こんなだったっけ?


まぁ一旦この話は置いといて


「お願い?」


「はい。その~、連絡先とか交換したいなぁ~って思ってて」


少し顔を赤くしながら言ってくる名取さん。

まだ春だからそんなに暑くないと思うけどどうしたんだろ?


「ちょっと顔赤くない?体調大丈夫?」


「ぜ、ぜんぜん大丈夫ですっ!私少し暑がりで」


「大丈夫ならそれでいいんだけど、それで連絡先だっけ?」


「はい!」


「別にそのくらいなら全然いいよ。っていうかお願いされなくてもこっちからお願いしてたし」


「本当ですか!ありがとうございます!」


こっちとしても名取さんと綾目の仲がどれくらい進展したか確認したいし。


「……チッ、後でこっそり連絡先消してやるからな(小声)」


「綾目何か言った?」


「ううん!別に何でもないよ!」


たまに綾目が何か言ってるように聞こえるんだよね。

でも本人は否定してるし違うか。

空耳かな?


そんな感じで昼休みの時間も終わりそうなので二人とは別れて教室に戻ったのだった。


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