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11:30 P.M.

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〜〜   〜〜     〜〜    〜〜     ~~     ~~     〜〜


   〜〜    〜〜  〜〜〜   〜   ~~      ~~


伝わるか分からないが、こんな感じだった。


暗い海の上に星が点々としている。

波が穏やかに砂浜を濡らしていた。


一定のリズムで繰り返されるその音に耳を傾けながら海岸沿いの歩道を歩いた。

桜の実家の旅館とは逆方向の道を進む。


さっき桜と電話で話してた通り、あの旅館には日の出くらいの時間になったら向かうから今は行かない。


周囲に人の気配はない。

一定の感覚で設置されている街灯が心強い。

こいつらがいなければ本当に真っ暗だ。


しかしここまで人がいないとなんだか大胆になれる。

僕はスキップしてみた。


昼間であれば道ゆく人から変な目で見られてしまうため出来ないが、今は誰もいないから堂々と出来る。


ふんふふーん。


鼻歌まじりにしばらくスキップしていると、正面から人が近づいてきていることに気がついた。

僕はスキップをやめて普通に歩きに戻った。


やがて正面の人がランニングをしているということが分かった。

一定のテンポで足音が聞こえてくる。


こんな時間に感心だなと思いながら目前まで迫ったその人の顔を見て驚いた。

向こうも驚いている。

知り合いだ。

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