お試しバトル ~蛮族戦~
GM:キャラリメイクが終わったので戦闘始めるぞ。
サンプルシナリオの蛮族戦と魔法生物戦をそのまま使う。
ストーリーは割愛。戦闘以外の部分はそのまま流用。
つまり、蛮族戦では事前準備をする所から始めて、魔法生物戦ではルース一人が前に出て不意打ちを受けた所から。
本当は先制判定と魔物知識判定も省くつもりだったが、セージ取得者が変わって基準値も変わったんでそこからやる。
ちなみに地下でルースが落とし穴に掛かって生じたHPの変化とアイテム消費は行う。
剥ぎ取り判定も割愛。
ここまではいいか?
エイル:はい。
ルース:なんとか?
フィオ:戦闘以外の出来事は変わらないって事だろ?
GM:ではまず変更したステータスを改めて表記する。
【フィオ】
ソーサラーLv1 魔力4
コンジャラーLv1 魔力4
ファイターLv1
HP16 MP20 《牽制攻撃》
生命抵抗3 通常移動14 基本命中4(5) 追加ダメージ3
精神抵抗3 全力移動42 基本回避3 防御点3
【ルース】
グラップラーLv2
スカウトLv1 先制力4
レンジャーLv1 薬草回復4 薬品回復2
HP24 MP14 《武器習熟Ⅰ/格闘》《追加攻撃》《投げ攻撃》
生命抵抗5 通常移動19 基本命中6 追加ダメージ6
精神抵抗4 全力移動57 基本回避6 防御点0
【エイル】
プリーストLv2 魔力4
セージLv1 魔物知識3
レンジャーLv1 薬草回復2 薬品回復3
HP24 MP26 《かばう》
生命抵抗5 通常移動10 防御点6
精神抵抗5 全力移動30
GM:とりあえず戦闘に関係ある数字だけ並べた。
各数値は技能Lvとボーナス値、武具と戦闘特技による補正を纏めたものだ。フィオの命中の(5)は牽制攻撃を使用した場合の数値。
フィオ:あれ、俺のMP20なの? 魔法Lv下げたのに。
GM:そうです。MPは各魔法Lvを合計するから前と結果は同じなんだ。つまりフィオはあと2MP残ってたんだ。
フィオ:そうか……。まぁ、2だけじゃどっちにしろ結果は変わらないし、いいか。
ルース:フィオのHP16なの? うわぁ……。
GM:HPは冒険者Lv(=Lvが一番高い技能)由来だから。
まぁ、死なないように頑張れ(投げやり)
エイル:僕は戦闘技能取ってないから命中やら回避やらは無し、と。
やっぱりフィオが危なっかしいな……。
GM:そして戦闘は「標準戦闘」で行く。
今まで使ってた「簡易戦闘」は「自軍後方エリア」「乱戦エリア」「敵軍後方エリア」の3つに分けられ、状況に関わらず10mずつ距離がある、と言う設定だった。
「標準戦闘」では「乱戦エリア」はあるが後方エリアが明確に別れていない。
そして距離が1m刻みで移動出来る。
ルース:(*・ω・)ノ はい先生、既に分からないです。
フィオ:はえーよ。
GM:まあ、やりながらでいいか。
それともう一つ。今回は敵サイドもサイコロ振ります。
一同「へ?」
GM:これもやりながら説明しようか。
君達は遺跡の二階廊下、西側の扉の前に居る。
この扉の先に蛮族が居る訳だが、この寝室と廊下を含めた15mの直線があり、自分達と蛮族がその線上に居るとイメージしてくれ。
ルース:ふむ?
フィオ:レトロゲームを思い浮かべればいい。
ドット絵のマ○オは左右上下にしか移動しないだろ。あの方式だな。
エイル:奥行きは省くのね。
GM:そうそう。で、キャラクターは1m単位で移動して、端数は無し。
なので、mじゃなく、マスと表記しようと思う。
フィオ:マス?
GM:南側、外に面した壁から1マス目、2マス目と数えて行くんだ。
こうすると、寝室と廊下を隔てる扉は9マス目と10マス目の境目になる。
君達は先頭の一人が10マス、残り二人が11マスに居る感じかな。
フィオ:先頭はルースだな。
エイル:ルースだね。
ルース:はーい。もう開けていいの?
エイル:あ、待って、《フィールド・プロテクション》掛けるから。
掛けました。
エイル:フィオは? 支援魔法あるよね?
フィオ:んー、ゴブリンはそんなに強くなかったし、次のガーゴイル戦で使いそうだからMP温存する。
その代わり開幕一番で《スパーク》(範囲攻撃魔法)使おうと思う。
ルース:了解、すぐに飛び出さずにフィオの魔法待つね。
GM:一応この時点では中に蛮族が居るとは確信してないんだが、仕方ないか。
ではルースが扉を開けると中に蛮族が4体居る。
エイル、魔物知識判定を。ゴブリンから。
エイル:はい。「1」「4」 あ、低い。魔物知識3を足しても8だ。
GM:知名度は抜いたんでデータ開示。弱点値は抜けなかったので魔法によるダメージ補正は無し。
エイル:残念。次はボガードだね。「5」「3」+3で11。
GM:こちらも知名度は抜いたが弱点は無し。
ルース:次は先制判定だよね? 「3」「5」 先制力4で12。
GM:ゴブリンもボガードも先制力は11なのでルースが先制取った。
ゴブリン3体は部屋の真ん中、5マス目に固まってるとしよう。ボガートは少し奥、4マス目に居る。
フィオ:ふむ。《スパーク》は射程30mだからここから十分届くね。
5マス目を起点指定して《スパーク》「5」「2」 魔力4で11。
GM:ではゴブリンAから精神抵抗判定。「2」「5」
ゴブリンの精神抵抗の基準値は3なので10。抵抗失敗、まともに食らった。
フィオ:お。
ルース:あ、そういう。
GM:今回はこうやって敵サイドも判定します。前回の数字越えてても、こっちがいい数字だしたら結果変わるよ。
ゴブリンB「6」「4」+3=13。抵抗成功。
ゴブリンC「6」「6」 自動成功だ。
ボガード「1」「5」+4=10。抵抗失敗。
ルース:ここでゴブリンが自動成功をw
フィオ:固定値だったら11だとゴブリンには抵抗されなくて、ボガートには半減されるのに逆になったな。
じゃあ威力を「4」「5」 9は3、+4で7ダメージ。
GM:ゴブリンAとボガートは7ダメージ。
ゴブリンB、Cは半減(端数切り上げ)で4ダメージ。
エイル:へー、こうなるのね。
ルース:僕もう前に出ていいいんだよね。
ゴブリンは一つのマスに固まってるって事だけど……。
GM:この場合、同じマスに居るってのは「別にする必要がないくらい近くに居る」って解釈で。
5マス目に攻撃したら3体纏めて、ってのは近接攻撃では無し。
ルース:じゃあ僕も5マス目に移動? ゴブリン素通りしてボガードの所までいくのは?
GM:その辺ちょっとどう解釈すべきか迷ったんだよな。2~3人ならともかく5人6人が一つのマスに居るのはちょっと妙だし。
暫定として、将棋方式で行く。敵対する駒とは隣合うマスで角突き合わせてる感じで。
それと、敵対するキャラは追い越せないって事で。
ルース:分かった。じゃあ6マス目に移動? でゴブリンAを攻撃。「2」「3」5+6あ、ちょっと低い。回避6足しても11だ。
GM:「6」「4」
ゴブリンは回避も3なので13で回避成功。
ルース:あう。でも《追加攻撃》あるからもう一回攻撃できるよね?
「4」「5」 よし! +6で15だ!
GM:「6」「1」+3=10。回避失敗。
ルース:よっしゃ! 「2」「1」 ありゃ、3は……うぅ、1だけか……+6で7ダメージ。
GM;ゴブリン防御点2を引いて5のダメージ。
エイル:最後は僕だけど……今前に出てもいいか。
6マス目に移動。ルースは《かばう》は、
ルース:避けられるかどうか試したいんで、無しで。
エイル:分かった。何もせず待機。
GM:では蛮族の番だ。この時点ではどっちに攻撃するか判断材料無いのでサイコロで。
1~3がルース、4~6がエイル。
ゴブリンAの攻撃。対象「1」 ルース。
命中判定「1」「6」+3=10。
ルース:早速来た! 「4」「6」+6=16!!
さっと回避!
エイル:16。わぁ……。
フィオ:出目に恵まれたにしろすげぇ。
GM:おお。ゴブリンBの攻撃。対象「5」エイル。
命中判定「3」「3」+3=9。
エイルも一応振って。平目(能力や装備の補正無しの事)でも可能性あるから。
エイル:そう? 「1」「2」 3でしたw
フィオ:平目じゃなくても当たって……あ、ルースだったらこの数字でも回避してる?
GM:ホントだ……やっぱ基準値でかいな。
「1」「2」+2でエイルに5ダメージ、だけど……。
エイル:防御点7なので無傷ですね(にっこり)
GM:次だ。ゴブリンCの攻撃。対象「2」ルース。
命中判定「3」「2」+3=8。
ルース:8って1ゾロ出さなきゃ、避けれるよ。
「3」「6」
フィオ:平目でも回避出来るって言うね(笑)
GM:ここまでノーダメージか。ラストボガート、対象「2」ルース。
命中判定「1」「4」ボガートは4で9。
ルース:はい、「4」「2」+6=12。避けました~。
フィオ:GMの出目がよっぽど良くて、ルースの出目が悪くないとルースには当てられんな……。
GM:出目次第とはいえ全く危なげないな。
[ラウンド2]
フィオ:よし、じゃあ前に出るよ。
通常移動で6マス目に移動して、ゴブリンAに《牽制攻撃》「2」「2」+5=9
GM:「4」「4」+3=11。かわしたよ。
フィオ:な、これだけ命中上げたのに!?
ルース:今のは出目が悪かったね……。
あとHP4だし、僕もゴブリンAに攻撃。「5」「3」+6=14
GM:11以上出すしかないとか。
「2」「4」+3=9 はい命中。
ルース:「4」「3」7は3、+6=9
GM:防御点2で7ダメージ。ゴブリンAは倒れた。
ルース:まず一匹!
エイル:ルースは安心感あるなぁ。フィオに《かばう》を宣言して終了。
ううん、こうなると攻撃手段無いのがもどかしいな。
GM:ヒーラーってそんなもんだが。
ゴブリンB、フィオに攻撃。
フィオ:お?
エイル:はい、僕が受けるよ。
GM:「4」「6」なかなかいい数字だけどエイルじゃなぁ。
+2で12ダメージ。
エイル:防御点7で5ダメージ。
GM:半分も通らんし。ゴブリンC、フィオに攻撃。
フィオ:また俺?
GM:うん。ほら、ルースは素早くて攻撃しても当たらんし、エイルは当たっても効いてないじゃん?
ゴブリンの性質的に、この二人には喧嘩売らないかと。その点フィオの攻撃は遅いし防具もショボいし。
フィオ:俺なめられてる!?
エイル:あああ、しまった、《かばう》は1ラウンド一回までなのに!!
ルース:こんな弊害が……!! フィオ逃げて! 超逃げて!!
GM:ふっ、遅い。「1」「1」 ってああ!??
フィオ:コントかよ。回避判定いらんよな?
エイル:ほっ。じゃない! 次が!!
GM:不要です……。ラストボガード、こいつもフィオに攻撃だ! 弱い者いじめ好きそうだから!!
フィオ:弱い者……! くっ、否定出来ない……(#`皿´)
ルース:フィオのリアクションって分からない……。
GM:「3」「4」+4=11
フィオ:くっ、そこそこいい出目を。
「4」「2」+3=9 あー(諦め顔)
ルース&エイル「フィオ!?」
GM:「1」「3」 ありゃいまいち。あ、でもボガードは+5だから9ダメージだ。
フィオ:うを、防御点3引いても6ダメージ。残りHP10。
GM:ホント脆いなお前。《連続攻撃》発動で更にフィオに攻撃。「3」「3」+4=10。
ルース:えっ、嘘!?
フィオ:そうだった! さすがにヤバいサイコロさん頼む……「6」「5」
よっしゃあぁぁぁっ!!
GM:避けられたか(危ねー、下手すっとフィオ死んでたぞマジで。悪ノリすんじゃなかったかなー、次からどうしよ)
[ラウンド3]
エイル:そっち終わったね? 早速回復! 「3」「4」7は3か。魔力4で7回復!!
忘れずに《かばう》宣言して手番終了!!
ふぅ……。
フィオ:一発で全回復した。エイルがすごいのか俺のHPがショボすぎるのか。
GM:後者だろ。
ルース:ええと、攻撃するよ? まず数を減らすべきだよね? ゴブリンBに攻撃。「4」「4」+6=14。
GM:だから14て。「3」「4」+3=10 はい命中(諦め顔)
ルース:「5」「3」8→4+6=10
GM:防御点引いて8ダメージ。グラップラーって攻撃弱めのはずなんだけどなぁ。
ルース:《追加攻撃》「4」「2」+6=12
GM:それでも目標値9か。「3」「2」 はい、命中したよ。
ルース:「6」「5」 あ、クリティカル。
GM:またお前か! しかもその一回で十分HP削り切ってるから二回目いらんぞ。
エイル:うわ、あっという間……。
フィオ:前回も同じ事なかった?
ゴブリンCに《牽制攻撃》「4」「1」+5=10
どうだ……?
GM:「4」「5」+3=12
フィオ:くっそおおおおお!!
エイル:フィオ……。
ルース:あんなに命中上げたのに……。
エイル:ちょ、ルース!
ルース:?
フィオ:どした?
エイル:……いや、気にならないなら良いんだ……。
GM:地味に良いトリオな君達。
ゴブリンC、雑魚確定のフィオに攻撃。
フィオ:ぐぬぬ。
エイル:ううん、僕ここで出ざるを得ないんだよね?
GM:『対象が狙われた時、自動で発揮される』だから。
「2」「4」+2=8
エイル:-7で1ダメージ。
はぁ、こんなあっさり対処されるとは。
フィオ:次ボガードか。また俺が標的?
GM:(ここまで来たら――)勿論狙わせていただきます。
「1」「3」+4=8 おっと低い。
フィオ:よっしゃワンチャン! 「5」「5」!
回避!!
エイル:はあぁぁぁ、良かった……。
ルース:ハラハラするなぁ……。
[ラウンド4]
ルース:さっさと数減らそう。ゴブリンCに攻撃。
「4」「5」+6=15
GM:6ゾロ出すしかないやん。「5」「2」 悪くない出目なんだけどなぁ。命中。
ルース:「5」「6」 あ、またクリティカル。
GM:だから何そのクリティカル率!?
エイル:技能や特技の補正無しでこれ……。
ルース:「6」「6」 へ?
GM:ここで6ゾロwww もう草生やすしかないwww
フィオ:つうかルースのクリティカル率マジ何なの……?
エイル:実際にサイコロ振ってるのは一人なのに、ルースの手番の時ばかり……謎だ。
※ホント何なんですかねこの現象。
フィオ:ともかくラスト一体!
ボガードに《牽制攻撃》! 今度こそ!
「4」「2」+5=11
GM:めげないなぁ。「4」「1」+4=9
おや命中。
フィオ:!?? っしゃ来た!!!
「5」「4」 おお良い出目! 9+3=12ダメージだ!
GM:おめでとうw 防御点3引いて9ダメージだよ。
てか大ダメージじゃん。メイスすげぇ。
エイル:あとちょっとだね。これでフィオへの攻撃も防げるし。
《かばう》を宣言して終了。
ルース:HP残り5か。次ボガードに攻撃当たれは倒せるね。
GM:(油断大敵だぞー)ではボガード、フィオに攻撃。
エイル:はい受けます。
GM:「4」「6」+5=15
エイル:うっ、重い。7引いて8ダメージ。うわHPが10に……。
GM:《連続攻撃》発動。もう一度エイルに攻撃。
エイル:!!? そうだった忘れてた!!
フィオ:やらかした……! ついさっきの事なのに……!!
ルース:エ、エイル……!!
GM:「4」「6」+4=14
回避判定どうぞ。
エイル:6ゾロ出す以外無いじゃん!!
「2」「4」 あああぁぁぁぁ……。
GM:(まぁ、こいつの防御なら耐えてくれるだろ)
「1」「5」+5=11 (ほっ)
エイル:-7で4ダメージ……残りHP6……!!
[ラウンド5]
フィオ:早よ回復!!
エイル:う、うん。《キュア・ウーンズ》「5」「3」8は……4か! 魔力4足して8回復。HP14。
フィオ:まだ危ういな。このラウンドでボガードを倒せればいいけど失敗したら。
ルース:今の所調子良いけど、サイコロさん気まぐれだからなぁ。
フィオ:エイル、まだ手番終了してないよね? また《かばう》使う気ある?
エイル:え……。――うん。この攻撃、フィオが食らったらほぼ確実に死ぬ。僕のがまだ可能性ある。
《かばう》を宣言して終了。
フィオ:ん。そしたらルース、ヒーリングポーション持ってたね? それでエイルの回復お願い。
ルース:分かった! エイルにヒーリングポーション使用。
「2」「3」 ごめんいまいち。
フィオ:5は3か。薬品回復2を足して5の回復。
大丈夫、エイルの防御ならなんとかなる。
エイル:……いいの? 攻撃しなくて。
フィオ:長くかも知れんが、エイルが倒れたら詰むっての。俺は回復手段無いし。
エイル:……。
フィオ:ボガードに《牽制攻撃》。当たってくれ……!!
「6」「3」+5=14
GM:「3」「2」+4=9 おっと命中。
フィオ:っし!! 「1」「6」7は7か。+3で10。
……あれ?
GM:防御点3引いて7ダメージ。ボガードは倒れた。戦闘終了だ。
この流れで止め刺すとかw やるなフィオwww
フィオ:( ゜д゜)ポカーン
ルース:やった!! 良かったよ~、エイル死ぬかと思った……(;∀; )
フィオ:お、おう(まだびっくりしてる)
GM:いや、最後の方マンガみたいな展開だったな。膠着状態になるのを覚悟したよ。(胸撫で下ろし)
エイル:うん……。意外だったな、フィオはあの場面だったらルースに攻撃させるかと思った。一か八かで。
フィオ:自分一人ならそうしてたよ。けど、博打の結果が自分じゃなくて他人に向かうんじゃ勝手な真似出来ないし。
何より俺を庇って瀕死になったのに、放置する訳にはいかないって。
エイル:――うん、僕の頑張りを認めてくれて嬉しいよ。
でも一番最初のどう言う意味かな?
ルース:そうだよ! 一人の時こそ慎重になるべきでしょ!?
フィオ:え、だってさ、後一発でも入れば削り切れてたんだよ? 回復後回しにして止め刺したくならない?
エイル:だから……! どうしてそれがフォロー出来る仲間が居る時じゃなくて一人の時なの……!!?
フィオ:いやだから、好き勝手するのは回りの迷惑にならない時に。
ルース:えええ?
エイル:駄目だ……この人放置する訳にはいかない……。
GM:最後のだけだったらキレイに締まってたのになw
フィオ:それより回復しよう。
ルース、俺達のMPもきっちり回復させたい。これ使って。
つ魔香草×2
ルース:分かった!
エイル:そんなに減ってないけど、回復させるの?
フィオ:うん、今回は魔香草しっかり買っといたからね。
それに前回長引きはしても危なくはなかった蛮族戦でピンチになったんだ。次の魔法生物戦も警戒しないと。
エイル:そう、だね。その為のアイテムだもんね……。
ルース:判定するよー?
じゃあフィオから。「5」「2」で2。4足して6回復したよ。
フィオ:お、ちょうど使った分。
ルース:次エイルね。「6」「3」で3。+4で7回復。
フィオ:こっちもほぼ満タンか。よりMP減ってる方で良い出目出すとは。さすがルース。
GM:それな。ホント意味不明……。
ルース:じゃあ次エイルのHP回復ね。「4」「3」で3。+4で7回復。
フィオ:よし、HPも一回で満タンだな。ルースは――今回もノーダメージだったな。
ルース:単に狙われなかったせいだけとね。
フィオ:でもこの後、落とし穴に落ちてHP削るんだよな。
ルース:(-_-;)
キャラリメイク時
「フィオの防御薄い上に回避も低めになっちゃったなー。エイルにフォローして貰お」
戦闘開始
「あれこれ、簡単に《かばう》外せるな?」
やってみてから気付く事は多いです。