VS.魔法生物
[ラウンド1]
フィオ:不意打ちだけど、魔物判定やっていいの?
GM:そうだな、攻撃の前でも後でも展開は変わらんだろ。
フィオ:んじゃ石像から。「2」「6」 補正加えて12。
GM:判定成功。でも弱点値は抜けなかった。
フィオ:人形。「5」「6」 15だ。
GM:判定成功。弱点も抜いたぞ。
石像の方はガーゴイル。人形はオーク、弱点は炎属性ダメージ+3。
フィオ:炎! よっしゃ!
・プレイヤー
フィオHP19/19 MP12/18
ルースHP22/24 MP14/14
エイルHP25/30 MP19/27
・モンスター
ガーゴイル HP26
オークA HP23
オークB HP23
GM:まずはこっちからな。ガーゴイルの攻撃。対象はもちろんルース。
ルース:はーい。「4」「3」 12だけど……。
GM:ペナルティ-2で10だ。残念命中。
「1」「3」+4=8。防御点引いて4引いて4ダメージ。
次、オークAの攻撃。
ルース:「1」「1」 ってまた!?
GM:3回目w 「2」「6」 オークは+ダメージは無しか。4ダメージ。
更にオークBの攻撃。
ルース:もう8ダメージが。「5」「6」 13!!
GM:お、避けたか。
ルース:よ、良かった……。
エイル:さすがに回復しないと。でもこれ、ここから届く?
GM:簡易戦闘だから細かく距離取らなくてもいいぞ。単純に乱戦エリア、自軍後方エリアに分けるだけだから。
そうするとそこから魔法届くよ。
エイル:良かった。ルースに《キュア・ウーンズ》
「3」「2」 5は2と。魔力5で7回復。
ルース:ホッ。ありがと~。
フィオ:俺は通常移動で乱戦エリアに入って、そうだな、ガーゴイルに《魔力撃》。
ルース:あれ、魔法は――あ。
フィオ:《魔法誘導》ないから。
エイル:そうだったね……そうすると書斎でのやり取り全く意味無かったね……。
フィオ:俺もあの時はその事忘れてたよ、残りMPの少なさに気を取られてた。
※ガチで忘れてました。なんとかしてフィオに《フェアリー・ウィッシュ》使わせないようにしないととそればかりで(笑)
フィオ:「5」「6」 14! これは……よし! 命中!
GM:ガーゴイルの回避は12……いや13か? どっちにしろ命中。
エイル:ガーゴイルが【飛翔】(回避・命中+1)してるかどうかで変わるんだね。どうするの?
GM:そうだな、広さあるし、ラスボスなんだし難易度高くても良いだろ。【飛翔】してる。
フィオ:了解。「4」「3」 7は4。魔力5……と追加ダメージは付くのか?
GM:付くだろ。《魔力撃》は追加ダメージと魔力を入れ替えるんじゃなくて、魔力点を追加する、だから。
合計12ダメージ。ガーゴイルの防御点は3だから9ダメージだな。
フィオ:おお、結構行った!
GM:ラウンドラストはルースか。ペナルティは次の手番開始まで、だからペナルティ消えたぞ。
ルース:あ、直後だけだったんだ、良かった……。
じゃあガーゴイルに《全力攻撃》!
「5」「2」 12、ってあれ?
GM:あ、13もあるとルースでも出目良くないと当たらないのか。失敗したかな。
エイル:さっきフィオが命中したの運良かったんだな……。
[ラウンド2]
GM:魔法生物のターン。ガーゴイルの攻撃。対象は「6」エイル……って違う、エイルはまだ後方エリアだから……振り直すか。「3」ルースだ。
エイル:攻撃対象ランダムなの?
GM:フレーバー読む感じ、戦略的に行動しなさそうだから。
ルース、回避判定。
ルース:ガーゴイルの命中は……こっちも13か。これ8以上出さないとダメなんだよね。厳しいなぁ。
「5」「4」 あ、避けれた。
フィオ:ルースはマシだぞ、こっちは10以上出さないとダメなんだから。
ルース:さっき出してた人が言っても……。
GM:オークAの攻撃。対象「3」 またルースか。
オークは命中11だ。
ルース:「1」「6」 回避したよ。
GM:まぁ、ルースだしな。オークBの攻撃。対象「1」 フィオ。
フィオ:お、来たか。「4」「3」 バックラーの回避足して11! ギリだ。バックラーあって良かった。
エイル:うう、フィオが攻撃対象になるとハラハラするなぁ。
ルース:僕も……。
フィオ:……。(言い返したいが防御薄くて回避いまいちでHPも最少なので何も言えない)
エイル:こっちの番だね。《フィールド・プロテクション》を使えたら良かったけど、説明読む感じ、乱戦エリアで使ったら敵にも効果出ちゃうよね?
GM:出るな、多分。
エイル:先制取れるかどうかってこういう所で響くんだなぁ。
フィオ:出し惜しみしなくていいよね? オークAに《ファイアボルト》 「6」「1」ええと魔力の5を足すんだっけ。
GM:オークの精神抵抗は13。精神抵抗成功。魔法ダメージは半減する。
フィオ:ガーン!
くっ、でもダメージは入るんだよね?
「3」「3」 6は3。これに魔力5と弱点3が入る訳だけど……。
GM:ちょっと待って。(ルールブックペラペラ…)
半減するのは威力+魔力だな。8の半分で4。弱点の+3はそのままだから7ダメージだな。
フィオ:むぅ、そのまま入ってれば11だったのに。
エイル:失敗してもそれだけダメージ入るって、魔法強いなぁ。
とりあえず通常移動で乱戦エリアに入ってフィオを《かばう》を宣言してオークAに通常攻撃。
フィオ:《かばう》。そういやあったね。
エイル:僕もさっき思い出した。「6」「1」
GM:オークの回避は9だから命中したぞ。
エイル:よし。「3」「4」 7は4。追加ダメージ4で8。
GM:オークの防御点は2。6ダメージだな。
エイル:オークAは残りHP10か。ルース、先にこのオーク倒しちゃおうよ。
ルース:分かった! オークAに《全力攻撃》!
「4」「1」 命中! 「5」「2」 7に追加ダメージ5と《全力攻撃》の4を足して16!
GM:防御点2引いても14ダメージか。オークAは動かなくなった。
エイル:出目そのものは低めなのにこのダメージ量。二人共すごいなぁ。
[ラウンド3]
GM:ガーゴイルの攻撃。対象「4」 ルースだ。
ルース:はい、「1」「3」 あ、これは。
GM:命中したな。「5」「1」+4で10。防御点4引いてルースに6ダメージ。
ルース:う、HP15か……。
GM:オークBの攻撃。対象「1」フィオ。なので。
エイル:僕にダメージだね。《かばう》使っておいて良かった。
GM:「3」「2」 で5。って……。
エイル:防御点6なのでノーダメージだね(にっこり)
フィオ:うわぁ……守られるのちょっと複雑だっけど、色々どうでもよくなるな。盾よろしく。
エイル:任せて♪
フィオ:こっちの番だね。リベンジでオークBに《ファイアボルト》!
「1」「1」 ここで!?
GM:はい50点w 1ゾロは魔法の発動そのものに失敗してるからノーダメージだ。ちなみにMPは消費したから。
フィオ:orz
エイル:フィオ……。
ルース:え、ええと、攻撃するね? オークBに《全力攻撃》 「5」「5」 えっ、クリティカル!?
GM:フィオの失敗を補うかのように!?
ルース:「6」「5」 また!?
GM:あ~、ダメージ10+10、追加4、全力4だからこの時点で沈黙。振り直しは要らんぞ。
フィオ:合計28!? 一度のダメージで!??
エイル:防御点引いても26……?
GM:また一撃……1ターンじゃなくて一撃……うわぁ……。
エイル:(放心)ハッ、次僕だね、ルースに《キュア・ウーンズ》
「6」「3」 お、良い出目。ルースに10回復。
GM:お、全快したな。
ルース:やった!! ガンガン行くよ!!
[ラウンド4]
GM:あっという間にガーゴイル一人になったなぁ。でも回避力的にこっからが長そう……。
ガーゴイルの攻撃。対象「6」エイル。
エイル:あ、良かった。さっきうっかり《かばう》宣言し忘れてちゃったから……「3」「6」
はい、当たります。
GM:今度はガーゴイルだからダメージ入る、はず!
「4」「6」 よしっ。+4で14ダメージ。
エイル:防御点6引いても8ダメージか。結構痛いな。
フィオ:余裕……。俺は……うん、MP使い切って《ファイアボルト》
エイル:えっ? いいの?
フィオ:俺の命中だと当たる確率低いし、飛んでるから《スネア》は意味無いし。それにガーゴイルの精神抵抗は11。オークより低いんだよ。
ルース:えっ? あ、本当だ。
フィオ:戦闘はこれで最後みたいだし、いいかと。
エイル:ああ、GMがラスボス宣言してたしね。
GM:あ、しまった。
フィオ:って訳でガーゴイルに《ファイアボルト》
「1」「4」 ――orz
GM:サイコロに嫌われたか?
フィオ:くっ、せめて少しでもダメージを……!
「4」「3」 8の半分で4ダメージか……。
ルース:次は僕が行くね。《全力攻撃》! 当たりますように!! 「4」「2」
……ごめん二人共…………。
フィオ:謝らなくていいよ、俺も失敗してるんだから。
エイル:僕も当てる自信無いしね。
フィオに《かばう》を宣言して自分に《キュア・ウーンズ》 「3」「4」 8回復。
[ラウンド5]
GM:ガーゴイル残りHP13か。そこだけ見れば後少しだけど――。
ガーゴイルの攻撃。「1」フィオ。
回避無いしこのままダメージ出すな。
「6」「5」+4=15
エイル:防御点6引いて9ダメージ。《かばう》使って良かった。
フィオ:残りMPは? 回復大丈夫?
エイル:後3回だな。――今回は回復しないで攻撃してみるよ。可能性はあるし。
GM:まぁ、ひたすら殴れば何回は当たるだろうけど。
フィオ:とりあえず攻撃しよう。
《魔力撃》!「5」「3」 避けられた。チッ。
ルース:次僕? 《全力攻撃》「4」「4」
13だけど……。
GM:残念、同値だと受動側優先だ。回避。
エイル:うわぁ、ルースでもこれだからなぁ。
《かばう》を宣言して通常攻撃。「2」「4」 はい、外しました。
GM:一撃も入れられないままラウンド終了とか……知ってた。
[ラウンド6]
GMガーゴイルの攻撃。「5」 エイル。
エイル:うわ来た。「6」「2」 当たりました……。
GM:「3」「4」 13。防御6引いて7ダメージ
エイル:うわ10切った、さすがに回復します。
《キュア・ウーンズ》「3」「6」 やった、10回復。
あ、《かばう》宣言します。
フィオ:エイル、もう一回回復しとけば?
《魔力撃》「5」「5」 ってああおしいっ!
GM:その出目がルースで出ればなぁ、
ルース:あぅ、プレッシャーが。《全力攻撃》「1」「1」
(;゜д゜)
GM:すげぇな、一人だけ経験点200稼いだぞ(もはや草生えない)
[ラウンド7]
GM:ガーゴイルの攻撃。「3」 ルース。
ルース:こっちか。「5」「6」 よし回避!
エイル:ほっ。良かった、そろそろ回復キツかったから……。
フィオ:いい加減当たれ! 《魔力撃》!
「4」「6」 ~~っ!!
GM:また同値回避か。回避力13ってヤバかったんだなぁ(しみじみ)
ルース:今度こそ!《全力攻撃》「6」「5」! やった命中!
ダメージ! 「4」「6」!?
フィオ:クリティカル!?
エイル:悪い出目が続くと思ったら急に!!
GM:おおついに!?
ルース:「2」「6」!
GM:10+8+4=22、防御点3引いても19ダメージ。
ガーゴイルは沈黙した。戦闘終了だ。
ルース:よっしゃあぁぁぁっ!!
フィオ:よくやった!! さすが攻撃特化!!
エイル:ああ……やっと終わった……。
GM:まさか2ラウンド連続でノーダメージとは思わんかった。命中大事だな。
フィオ:それな……。
GM:ちょっと(精神的に)疲れたな休憩しよう。
休憩しました。
GM:さて、再開だ。戦闘後処理をしよう。
ルース:剥ぎ取りだよね?
フィオ:ん、ルースがサイコロ振ってくれ。何か流れ来てるっぽいから。
ルース:了解です! じゃあガーゴイルから「3」「5」
GM:ホントに良いヤツ出した!?
「魔力を帯びた石」(250G)
ルース:おお! 次オーク。「6」「5」
GM:マジで絶好調だな……。
「魔力を帯びた木材」(250G)
ルース:もいっちょ!「6」「4」
GM:「魔力を帯びた木材」(250G)
全部良いヤツ出しやがった……(唖然)
フィオ:嫌われる時は嫌われるけど、好かれる時は好かれるんだなぁ……(遠い目)
エイル:フィオ……(肩ぽん)
ルース:回復はどうする? エイルHP19だよね?
エイル:普通なら回復する所だけど、もう戦闘無いんだよね?
GM:おう。もう終わりだし、帰りも何事も無く帰れるからどっちでもいいぞ。
エイル:じゃあいいか。
それで、この部屋でする事は全部?
フィオ:そういや最初にやった探索の結果は?
GM:あれは途中で襲撃されて中途半端に終わった。けどこの部屋は魔法生物以外仕掛けは無いし、この部屋に残ってる機材等は傷んでて金になりそうもない。
そして、最後の扉は鍵が掛かっている。魔法じゃない普通の鍵だ。解除判定、目標値8。
スカウトLv+器用な。
ルース:器用使うのか、それなら3あるからサイコロで4以上出せば大丈夫だね。
「1」「5」 よし開いた!
フィオ:知力関わらなければ頼もしいな。
ルース:(´;ω;`)
エイル:フィオ、そこは普通に褒めようよ。
フィオ:? 褒めただろう?
ルース:えっ、褒められたの? あ、ありがとう……?
エイル:(無言で頭押さえる)
GM:(こいつら……)
〈地下書斎〉
GM:9m×6mの部屋には作業机と椅子、棚がある。机や棚には様々な研究資料や実験道具がきれいに整頓されて収められている。
ルース:探索判定?
GM:いや、この部屋は特に隠してある物は無い。『魔法生物大全』も普通に見つかる。
フィオ:入るまでが大変だからな。
GM:それと、この部屋の物は状態が良く高値で売れる。全部で500Gだ。
フィオ:お、戦利品も結構いいの出たし、結構稼げたな。
エイル:全部持って行こう!!
ルース:イエス、サーw
GM:ついでに〈剣のかけら〉を一つ付けよう。普通に棚にあった。
どう使うのか分からんが、一応な。
フィオ:〈剣のかけら〉の詳細はルールブックⅡで、か。
エイル:今はただ持っとくだけだね。
GM:さて、君達は無事『魔法生物大全』を入手し、戦利品も含めてそれなりの戦果を得て遺跡を後にした。
これにて冒険終了だ。
ルース:わ~い(パチパチ)
フィオ:これで終わりかぁ。
エイル:お疲れ様でした。
女性の石像の宝石の取り忘れに気が付いたのは、投稿の為に読み返した時でした……。




