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テイク2 ~蛮族戦~

GM:さて、再び二階廊下から開始するが、その前に今回のビルド提示を。


【フィオ】

コンジャラーLv2 魔力5

セージLv1    魔物知識4

レンジャーLv1  薬草回復3 薬品回復4


HP19/19 MP20/20 《魔法拡大/数》

生命抵抗力4 通常移動14

精神抵抗力4 全力移動42


防具:ソフトレザー 防御点3


【ルース】

フェンサーLv3 追加ダメージ6

スカウトLv1  先制力4


HP27/27 MP14/14 《両手利き》(命中-2)

生命抵抗力6 通常移動19 命中力6

精神抵抗力5 全力移動57 回避力6


武器:サーベル×2

防具:ソフトレザー 防御点3


【エイル】

プリーストLv1 魔力3

マギテックLv1 魔力3

シューターLv1


HP21/21 MP26/26 《かばう》

生命抵抗力4 通常移動10 命中力2

精神抵抗力4 全力移動30


武器:サーペンタインガン

防具:スプリントアーマー 防御点5

   ラウンドシールド  防御点1




フィオ:ガンはちょっとややこしいな。物理攻撃かと思いきや魔法攻撃カテゴリで、追加ダメージ=魔力か。


エイル:それでいて命中はシューター技能で精神抵抗は無し。

 魔法と物理を組み合わせたビルドで面白いけど、武器攻撃、魔法攻撃に慣れた後だとかえって混乱しそう。


ルース:……ガンナーちょっとカッコいいかも、って思ったけど、大人しく物理で殴ります。


GM:素直に自身の特性活かすのは良い事だぞ。フィオのはただの無鉄砲だ。

 で、今回の戦闘処理だが、まず直線があり、その上に1m置きに点があるのをイメージしてくれ。この点を座標と呼ぶ。

 部屋と廊下を足して15m。その中に14個の点があり、南側から数えて座標9に部屋と廊下を繋ぐ扉がある。


フィオ:将棋から囲碁になった。


GM:そんな感じだ。

 細かい位置の差を全てこの座標に纏める。例えば、背中を壁にくっつけるようにしていたらその目の前にある座標、座標1もしくは座標14に居るものとして処理する。

 点と点の間で戦闘になったらより近い方の点に双方が存在してるとする。異論、というか、「こうしたい」って要望があれば主張してくれ。

 OK?


フィオ:OK。てか、これなら乱戦エリアの中心点もずれないし、最初からこっちで良かったんじゃ。


GM:いや、始めた当初はこのイメージが出て来なくてな。どうも別ゲームの感覚に引っ張られたっぽい。

 それこそ囲碁を思い浮かべてようやくルールブックの説明にピンときたんだ。


エイル:なるほど。ルースは大丈夫?


ルース:えっと、僕は敵の所まで行って戦えばいいんだよね?


エイル:あっ、うん。


GM:(笑) まあ、やりながら覚えよう。

 では君達は二階廊下の西側の扉の前に居る。扉はまだ閉まってるんで座標10だな。

 十中八九蛮族が居るという事でこの時点で戦闘の準備をしてたが、どうする?


エイル:もちろん《フィールド・プロテクション》かけます。


フィオ:今回ルースの防御点下がったし、一応 《プロテクション》掛けようか。

 《ファナティシズム》は居る? 命中上げて回避下がる魔法だけど。


ルース:一応貰っておこうかな。回避さがっても、その分決着は早まるだろうし。


GM:最初みたいにダラダラ長引くと嫌だもんな……。


エイル:僕も両方お願い。回避下がるのは僕には大したデメリットじゃないし、防御点上がればその分回復しなくて済むし。


フィオ:はいよ《プロテクション》×2

 《ファナテイシズム》×2

 やっぱ支援するなら《魔法拡大/数》は必須だな。これ無かったらここだけで40秒(4ラウンド)使ってるトコだ。


エイル:今回は魔法攻撃はどうする? この時点で大分MP使ったけど。


フィオ:やる。魔法使いたい。


エイル:そ、そう。えーと、準備は整ったね?

 じゃあ扉を開けよう。ルースが先頭でいいね?


ルース:オッケーです!


GM:じゃあ開始時、ルースが座標9でフィオとエイルは座標10か。

 蛮族はボガードが座標3、ゴブリン3匹は座標4だ。


フィオ:魔物知識判定はやる?


GM:初回と同じでもいいが……一応やるか。


フィオ:はいよ。じゃあゴブリンから「6」「5」+4=15。

 ボガード「6」「2」+4=12。


GM:初回と同じ結果になったな。ゴブリンは弱点値抜いたんで魔法ダメージ+2、ボガードはデータは見れるが弱点は無し。って事で


ゴブリンA HP16

ゴブリンB HP16

ゴブリンC HP16

ボガード HP21


 あ、あと今回は固定値な。


ルース:次は先制判定ね。「4」「4」+4=12。


GM:ゴブリンもボガードも先制値11。

 そちらの先攻だ。




[ラウンド1]

フィオ:よっし、俺から行くよ。

 《スパーク》「5」「5」 お、いい数字。+5で15。


GM:ゴブリンの精神抵抗力は10、ボガードは11なんで抵抗失敗。


フィオ:威力「5」「5」 あ、クリティカル。


GM:お?


フィオ:更に「3」「6」 最初のも二回目もダメージ5。魔力5を加えて計15ダメージ。


GM:え、待って? ゴブリンはダメージ+2だから17……魔法ダメージは防御点引かれないから……え、ゴブリン全員死んだ?


ルース:(´・ω・`)?


エイル:(; ̄Д ̄)?


フィオ:( ゜д゜)?


GM:え、嘘だろ? 残り一体? 残り後HP6?


フィオ:……いや出目に恵まれたってのは分かってるけど、魔法ってこんな強かった?


エイル:範囲魔法ってのも大きかったね。近接攻撃だとどうしても一体に限定されるから。


ルース:これ……次僕倒せるね?


エイル:ごめん、僕に先にやらせて。でないと何もしないまま戦闘終わりそう。


ルース:あ、うん、どうぞ。


エイル:このままでも届くけど……一応座標8に前進して、《ソリッド・バレット》。

 命中判定「2」「5」+4=11。


GM:ボガードの回避力は11。同値回避だ。


エイル:うん知ってた。(遠い目)


ルース:ええと、僕出るね?

 ボガードは座標……


フィオ:3な。


ルース:座標3に通常移動、ボガードに攻撃「5」「5」+6=16。


GM:命中した。


ルース:次は威力。「1」「1」 あ。


GM:そこで自動失敗(ファンブル)かいw


フィオ:まさかボガードのターン来る……?


エイル:またフラグを、と言いたいけどもう1ラウンドあってもいいかも。


ルース:あう。《両手利き》なのでもう一回攻撃「2」「6」+6=14。


GM:はい命中。


ルース:威力「5」「6」 ……クリティカルだけどこれって、


GM:11は6か。防御点3を引いてもここで9ダメージ。

 戦闘終了です。


フィオ:うわあっさり。


GM:蛮族何もしてねぇ……。


エイル:まさか防御魔法が無駄に終わるとは。


GM:ついでに言うと《ファナティシズム》も仕事してないぞ。


フィオ:ホントだ-2しても命中してる。


ルース:うーん、戦った気がしない……。




GM:あー、HPのダメージは皆無として、フィオとエイルはMP回復するか?


エイル:僕は3点だけだし、いいよ。


フィオ:僕は残り6だ。回復しないと。

 「1」「4」 5は……0かよ!? レンジャー技能の3のみ。はぁ……。


エイル:魔香草は5以下だと0点。で、6ゾロでも4点。

 ホントレンジャー技能ないと厳しいね。


フィオ:もう一回。「4」「5」 9だ、これなら……3か。+3で6……。

 15まで回復したけど……。

 エイル、ホントにMP回復しなくて平気?


エイル:うん、今回は回復の為に温存する必要も無いし。


フィオ:じゃあ魔香草使い切るね。

 「1」「5」 6は1、+3=4。MP19まで回復した。


ルース:僕がレンジャー取ってれば全回復出来たのに……フィオにはスカウト取って貰うべきだったかな?


GM:いやそれだと先制とり逃がす可能性が。


エイル:そっちのが大事だよね。先制取られるとフィオが乱戦に巻き込まれちゃうし。


ルース:そうだった。


GM:さて次。ルースが落とし穴に落ちます。戦闘関係無いのでサイコロはそのまま、防具の変更点だけ反映して12ダメージを受け生還。


フィオ:レンジャー技能持ちが変わったけど?


GM:そこだけ判定し直すか。どうぞ。


フィオ:「6」「1」7→3+3=6。

 もう一回。「5」「3」8→4+3=7。よし、二回で全快出来た。


GM:よし、じゃあ魔法生物戦始めるか。

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