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かくれんぼ

作者: まえとら

私が仕事帰りの公園のベンチで缶コーヒーを飲みながらひとり黄昏ていると。

みんな帽子を被った子供達に、かくれんぼしようよと誘われた。私は何だか嬉しかった。

「もういいかい?」

「まあだだよ」


子供の頃、逢魔が時を過ぎたら、かくれんぼしてはいけないよと教わった。神隠し。誘拐。人身売買に売り飛ばされるから暗くなったら帰っておいでと。

「きみ達もう日が暮れるから帰ろうね。お父さんお母さんも心配するよ」

「もう一回だけしようよ。ね。」

私はもう一回だけ鬼をすることになった。


「もういいかい?」

「まあだだよ」

「もういいかい?」

するとかわいらしい声が返ってきた。

「もういいかい?」


私は思わず返事してしまった。

「もういいよ」



足元に小石。

「ここは?」

「ここは賽の河原だ!」

地獄の奥底から聞こえてくるような低い声。頭に角の生えた鬼が金棒を持っている。あれが三途の川ということか・・・


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