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ひつじ彼女

作者:白河律
桜の舞い散る春――
僕は可愛らしい転校生『美浜ひつじ』と出会った。

しかし――彼女は僕だけには羊の姿に見えていて。

羊に見える彼女は何者なのか?
不思議を秘めた彼女は、僕はこう言う。

「……私が羊に見えるって事は時雨さんは、きっとドコカが壊れていると思います。もう、コワレテしまった私と同じように。そういう事らしいです」

そう、僕は秘密を持っている。誰にも言えなかった秘密を。
これは青春の光の裏側にある影と、傷の物語。
2021/01/10 21:46
2021/01/10 22:09
2021/01/10 22:14
2021/01/10 22:17
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