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小学校編
小学校編 〜初日〜
9月に幼稚園時代の親友2人に「ずっと友達だよ。いつか遊びに行くね」と言われ見送られ、楓は未知の世界であるアメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスへ旅立った。
アメリカに到着した翌日から学校に通った。
初日はとにかく楓にとって困ることばかりだった。
自分の名前を英語で書けないし、「9−23−20XX」 というアメリカンスタイルの日付の書き方もわからず休み時間もお昼の時間もわからなかった。
トイレもなぜか怖くて行けず1週間ほど学校でトイレには行かなかった。
見かねた先生が初日の最後の方でジェシカというクラスメイトを私に紹介してくれて常にその子が私のフォローをしてくれる事になった。